国際データスペース協会(IDSA)は、データの所有者がデータのアクセス権や使用条件を制御できるセキュアなデータスペース(データ共有スペース)の概念を提唱しているが、今回は、その全体の歴史をおさえておく。NTTデータのサーベイがかなりよいので、そちらを要約すると以下のようなイメージになる。
*Gaia-Xについては、2019年にドイツ・フランスの両政府を中心に発表され、現在では欧州を中心とした世界25カ国へと広がっている。ベルギーの国際法にもとづく「非営利組織」。現在、300以上の企業・組織が参加し、90以上の事例が生まれている。
以上がデータスペースの簡単な流れである。