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金銭欲、名誉欲、承認欲求…に振り回されずに創作に集中する『『仙人』』になる


仙人みたいな人にあった。

ほとんど人に会わず、日々のルーティンをこなしながら静かに暮らしている。

そのルーティーンというのが、毎朝10㎞のランニング、マインドフルネス、勉強、自炊、写経などなど。

9時に寝て、4時に起きる。

頭が良い人だし、若い頃には相当お金を稼いだりした時もあったみたいだし、今も現役バリバリで稼いでるんだけど。

お金を使う方向には行かず、毎日変わらぬ質素な暮らしに満足している様子だった。

なんか、体力も知力もそこら辺の若者よりずっとあるし、エネルギッシュだし、でもギトギトしてなくて、穏やかで、つるっとしてて、ほんと仙人みたいな人だった。

仙人の身の上話を聞いたのだが、勿論もとから仙人だったわけではない。

というか、若い時はかなり「こじらせ」てたのではないか? と、失礼ながら思ってしまった。(というか「いまだなおSNSを見て他人を羨ましく思うこともある」と言ってた。まじかよ)

仙人は現在60代の独身男性なのだが、若い時に良い大学に行ったようで、その時の学友は、現在では大企業の役員や官僚になっている。子供どころか、孫もいる。

若い頃から海外に飛び出し、ITビジネスに関わっていた仙人は、官僚なんかより自由だし、生涯年収だって余程高いと思うけど、それでも

「世間的に立派な勤めをしていない」
「家庭を築いていない」

ということにコンプレックスを感じていたみたい。

40代のころは、「年越しは寂しいから毎年山に登ってた」とか言ってた。どんだけこじらせてるんだよ。

ギャンブルにはまったこともあると言っていた。

一通り苦しい経験をした果ての仙人なんだなあ……と思った。

私は35歳の女性だが、独身なところ、学歴があるところ等、仙人と似たポイントもある。

でも、「昔の仙人に比べて、私はだいぶ穏やかに過ごせてるなあ」「私けっこうえらいじゃん!」と思った。

(勿論、仙人の時代のほうが同調圧力が強く、組織や家庭に属さず生きるのが難しかったというのはあるけどね!)

・同僚に嫉妬してしまう→無い

・SNSを見て嫉妬する→ほぼ無い

・そもそもSNSのことを、承認欲求を満たしたり、マウントを取るための道具だと思ってない。お洒落スポット自慢もしないし、友達多い自慢もしない。(「お洒落であること」「お金があること」「友だちが多いこと」が自慢だとはマジで思ってない。なので、誰かにマウントや自慢をされても気づかない。

・既存のオーソドックスな幸せの形(社会的地位、肩書、お金、持ち家、結婚、子供、などなど)を持っていないが、全く焦っていない(私より貯金が多くても焦ってる人、私より若いのに婚期焦る人ってメチャクチャ沢山いる。それを知ってもなおのんびりしてる)

・名誉欲、承認欲求、金銭欲…のために危ない橋を渡ることが無い。(仙人に聞いたのだが、登山界では「この山を登った」というマウントのために命を賭してしまう(そして時折命を落としてしまう)登山家が一定数いるらしい。「私の名誉欲はたかが知れてる…全然命のほうが大事…」と思った。)

私は現在35歳。

仙人ほどでないにせよ、他の35歳に比べ大分のほほんと生きられているように思う。その理由ひとつ思い当たった。

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「個人が、能力、欲望、想像力をのびのび発揮し、やりたいことを好きにやることが尊重される世界」「創造(特に芸術の創作)をすることが当たり前で、やればやるほど『いいぞ!もっとやれ!』『そのことによりあなたは更にあなたらしくなるし、人生全体にもっと良いフィードバックがある!』と推奨されてる社会」これが私の理想(レヴェリー)で、これに寄せてく文章を大量投稿します。なるべくリアタイで読んでほしいので、定期購読が圧倒的にお得な値段設定。「👆こういう世界、いいな~」と思った人は是非おさいせん(333円)を。

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