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R日記 ~26日目~テレビの影響力


マライア・キャリーといったら
『All I Want For Christmas Is You』
(恋人たちのクリスマス)を
思い出す方も多いだろう。

発売から25年越しで
やっと全米ビルボード
1位を獲得したらしい。

いまさら、と思ってしまった。

話題作りなのか、
結果がうんだ真実なのか...。

最近テレビを見るたびに
うがった見方をしてしまう
自分がいる。

父親がテレビっ子なので
日本にいるときは
テレビ関連の会話が
必然的に増えてくる。

どのチャンネルも
流行りのスイーツ特集、
グルメランキング、そして
ニュースは悲惨な
事件ばかり。

仕事上がりで
気が抜けている
夜の時間帯は
感情も無防備だ。

広告主に迎合した
番組構成。

『スタンフォードの自分を変える教室』で
有名なケリー・マクゴニガル氏の授業でも
取り上げられた「恐怖管理理論」。

いたるとことに
多用されている。

人間は、悲惨なニュースをみて
恐怖をおぼえると、条件反射的に
誘惑に負けやすくなり、購買意欲が
グンッと上がる。

心理学現象であり、
だれにでも当てはまる。

視聴者の不安を煽り、
CM商品をかわせる。

マーケティングといえば
それまでだが、知っていると
なんだかなーと思ってしまう。

自分の意志で物事を決め、
ストレスなく、毎日を過ごす。

努力が必要であり、
環境を整えるのに
かなりの時間がかかるが
長期的に見れば
幸せの度合いは
年とともに加速していく。

自分はいま
どの側面から
物事をみているか。

そして、自分は
どこの場所に立って
意見を述べているのか。

正しい正解は
存在しない。

90点を目指しながら
毎日アップデートし
昨日よりもよいものを
目指していくだけ。

さあ、ニューヨークに帰ろう。

今年はいろいろな
アップデートができたので
また種まきの時期である。

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