ポケモンスリープ 初心者目線の攻略メモ (2024年10月時点)
ソシャゲにありがちなことですが、ゲームの仕様を理解している人たちが最前線に集中しているせいで、最近始めたばかりの人にとって参考になる情報がかなり古く、現状と乖離しているという現象が発生しているため、自分なりにまとめました
初めて半年くらいなのでいい感じに初心者目線になっていると思います
1年もすれば陳腐化するでしょうがしばらくは役に立つはずです
一応前置きとして書いておくと、おてつだいホイッスルやげんきマクラが無限に使えるという前提なら以下の攻略はまったく的外れになります
主に微課金層に向けた内容となっていることをあらかじめご了承ください
序盤に覚えておいたほうがいいこと
めちゃくちゃ頼りになる攻略Wikiがある
ポケモンスリープというゲームを遊ぶつもりなら何はともあれ絶対にブクマしておいたほうがいいです
初心者の方へ - ポケモンスリープ攻略・検証 Wiki
この記事の価値の8割はこのWikiの存在を教えることによって担保されると言っても過言ではない
Googleで検索したら普通に出るんですけどBingで検索したらなぜか全然出てきませんでした なんで?
プレミアムパスなしは修羅の道
無課金を貫く場合、本当にキツい点をざっくり挙げるだけでも
・獲得スリープポイント半減
・ポケサブレに払うスリープポイントが1.5倍 (=実質買値3倍)
・1日に1匹以上のポケモンゲットが確約されなくなる
・メインスキルのたね、サブスキルのたねが入手不能
はっきり言ってゲーム性が完全に変質するレベルの待遇差がある
毎朝ポケモンの寝顔を愛でることがメインコンテンツだと言うなら別に無課金でもいいが、そうでないならパスだけは買っておこう
最序盤は食材タイプが強い
レベルが上がってくると得意きのみゲーになってくるので、世間に出回っている攻略情報ではどうしてもそちらが目立つが、最序盤はカビゴンが要求してくるきのみでパーティを埋めることなど到底不可能であるため、まずは得意きのみに左右されず安定して一定量のエナジーを獲得できる料理を作れるようになった方がいい
レベル10で解放されるサブスキルが食材確率アップのポケモンを捕まえたらとりあえずメイン枠に突っ込むくらいの気持ちでいいだろう
以下、その中でもおすすめのポケモンをいくつか書いていく
・ホゲータ
1枠目が全ての料理で単品レシピを持つとくせんリンゴ、メインスキルが天井効果でげんき0を回避しやすいげんきチャージS、食材確率も上位
申し分なしにファーストピックの種族だろう
3枠ともリンゴの個体は最前線でも重用されているらしい
・フシギダネ
序盤から終盤まで一貫してデザートに大量要求されるあまいミツを1枠目に持つ
食材確率が高く、3枠ともミツの個体は上級者も垂涎の替えが利かない人材
そもそもめったに出ないので見かけたらとりあえず捕まえておきたい
・ワニノコ
食材タイプではないが、食材を拾ってくる確率がやけに高く、おてつだい時間も短いため、けっこうな数のマメミートをくれる
シアンの砂浜でほぼ確実に起用することになるという点でも大半のリサーチャーがお世話になったであろうポケモン
2枠目はミートでもオイルでもそれなりに嬉しいので、厳選するならサブスキルのきのみの数Sやおてつだいスピードを優先したい
・ヒトカゲ
こちらは食材タイプで1枠目にマメミートを持つポケモン
あんまり出ないのでたまたま拾えたら多めにミートが取れて嬉しい
2枠目もミートだと後々もっと嬉しいことが起きる
・ゼニガメ
最高峰の食材確率で、低レベルでもそれなりの数のミルクを拾ってきてくれる
最も活躍するタイミングが少し後になるので、性格の食材下降補正なし、2枠目カカオくらいまでは厳選してから使いたい
サブスキル2枠目までに食材確率アップが入っていればなお良し
序盤最強レシピであるムラっけチョコミートサラダやはなびらのまいチョコタルトの材料になるリラックスカカオをゼニガメの2枠目以外から入手するのはかなり骨が折れる
・ウパー
1枠目であじわいキノコを持ってきてくれる唯一のポケモン
この食材はそのくせキノコのほうしカレーという序盤最強のカレーに大量消費するため、シアンの砂浜で厳選しておかないとシチュー週がつらい
ややのんびり屋な上に食材確率もそこまで高くないので、2枠目キノコ、食材下降補正なし、Lv25までに食材確率アップくらいは欲しい
また、例外として、Lv8で最終進化できるバタフリーはこの段階では破格の強さを誇る
キャタピーのアメが首尾よく120個集まったなら、おてつだいスピード重視で個体を選んで進化させればしばらく役に立ってくれるだろう
プクリンかニンフィアを育てる
後述するが、メインスキルのげんきオールSを常用できるかできないかの違いが世界を分けているため、快適に遊びたいならまず1匹目にこのスキルを持つププリン系統かニンフィアを育てることになる (ラルトス系統も同スキル持ちだが序盤での入手手段がない)
プクリンは貴重なあまいミツを拾えて、ププリンから育てた場合はメインスキルのたねの消費がニンフィアより1つ少なくなる代わりに、ニンフィアはプクリンよりおてつだい時間が少し短く、アメの消費が少し少なく済む相互互換の関係
ププリンとイーブイを積極的に捕まえて、ある程度優秀な個体がヒットしたらそれを育てるというスタンスでいいだろう
性能だけで言えば最終的にはサーナイトに取って代わられる運命なので、あまりガチガチに厳選しなくてもいい
Lv.25までにスキルレベルアップ、スキル確率アップの片方ないし両方を持ち、きのみの数Sを持たず、おてつだいスピードとメインスキル発生確率に下降補正がない性格であれば十分コストに見合う働きをしてくれる
メインスキルのたねをひとつも持っていない場合はスキルレベルアップを優先したほうがいいかもしれない
良個体を引けたら最速で進化させ、手持ちのタネすべてを注ぎ込んでスキルレベルを上げよう
ププリンは50時間、ニンフィアは150時間の睡眠が進化に必要となるので、手に入れた段階からチームに入れっぱなしにしておくといい
最序盤のチームの組み方
これも後述するが、げんきが0のポケモンをチームに入れたままにしておいた方がいい状況は通常存在しないため、げんきオールSを用意できるまではチームメンバーを取っ替えひっかえしていくことになる
当然ながら、ヒーラーを育成しない場合はずっとこの運用が続く
正直言ってこれを「通常のプレイング」と呼ぶのはかなり抵抗があるので、ヒーラー前提の設計ではあるのだろう
食材獲得量が多いポケモンや育成したいポケモンを5匹並べたチームを2つ作成し、それぞれ仮にチームA、チームBと呼ぶ
最初はチームBを運用し、げんきが0になり次第、げんきが残っている控えのポケモンと入れ替えていく
全員のげんきがなくなったらそれ以上どうしようもないのでチームAに切り替えることでメンバーを元に戻して次の朝を待つ
チームAが回復したらそのまま運用し、げんきが0になったらチームBに切り替えてげんきが残っているポケモンに入れ替え、就寝前にチームAに切り替え……と繰り返すのが最も少ない操作量で済む
睡眠スコアが100になるまで寝ても控えのげんきは5しか回復しないので、よっぽどサブレ課金しまくらない限りはジリ貧になっていくだろうが頑張ろう
かいふくのおこうやげんきマクラはこの時期くらいしかそんな頻繁には使わないのでジャンジャン吐いていい
かいふくのおこうを仕掛けて4時間ほど睡眠計測するのを1日に2度繰り返せば、10匹のげんきを満タンにすることもできる
げんきオールS Lv5以上取得後の流れ
回復役さえ用意できれば、一日中同じチームを運用していてもげんきが尽きなくなるので、「強く育てた少数のポケモンでチームを固める」という、一般的には真っ先に思いつくであろう方針がようやくまともに機能するようになる
ここまで1ヶ月強はかかっているはずだ 気の長いゲームだと思う
イベントの週はワカクサ本島、それ以外はシアンの砂浜と往復しながらポケモンを少しずつ厳選し、育てていくことになるだろう
たまにイベントでミニアメブーストという、アメを与えて得られる経験値量が倍増する激うまシステムが解禁されるので、ある程度の量が溜まるまでは温存した方がいいかもしれない
メインチームがレベル30に達するあたりまで来れば、ゲームの自由度が格段に上がるので後はどうとでもなる
いいキャンプチケットで背伸びして進化後ポケモンの寝顔を狙うもよし、上位食材を解放して大型料理に挑戦してみるもよし、好きに楽しんでほしい
以下、オタク向けのかいつまんだ補足
重要な仕様
ポケモンのげんきが0になると激烈なデバフがかかる
詳しい仕様はポケモンスリープ攻略・検証 Wikiに任せて簡潔に書く
ポケモンたちは、げんきが81以上ならフルスペックで働いてくれるが、80・60・40まで減少したタイミングでそれぞれ約13%ずつ効率が落ちていき、0になると33%も効率が落ちる
81以上の時と0の時を比較した場合、性能差は実に倍以上となり、レベルが30ほど低下したのと同じような状態になる
当然ながらサブスキルで補填できるような性能低下ではないため、げんきを80以上に保つことがこのゲームにおける最強のバフとなる
この影響で、フィールドに出ているポケモン全員のげんきを100を超える値まで回復できるげんきオールSを持つポケモンが重用される機会が非常に多い
進化前から育てたポケモンの方が強くなる
ポケモンを進化させた時、種族が変化する以外の恩恵が2つある
①メインスキルレベルが1上昇する
②最大所持数が5上昇する
このうち②は他のいかなる手段を用いても得られないボーナスであるため、進化後を直接捕まえた場合よりも進化前から育てた場合の方が最終的には必ず強くなると言える
①は実質メインスキルのたねが1つ節約できるだけなので完全な優位点とは言えないが、現実的に考えれば莫大なメリットだろう
進化後を直接捕まえた場合、初期レベルが進化前に比べて高くなるため、間に合わせの用途であれば活躍の機会は十分あることは付記しておく
ポケモンのレベルを上げてもスキル発動率には直接影響しない
特定のレベルに達した時に新たなサブスキルや食材の解放、進化の解禁が行われるのは別として、ポケモンのレベルを上げるごとに得られる恩恵は
①拾ってくるきのみの獲得エナジーが上昇する
②食材を拾ってくる確率が上がる
③おてつだいしてくれる回数が増える
の3つであり、このうち③によってスキルの発動機会が増えはするものの、発生確率自体は据え置きなので、スキルの発生回数に与える影響は誤差レベルと言って差し支えない
スキルタイプのポケモンがまともに強化されるのは、サブスキルが解放された時、進化した時、スキルのたねを与えた時だけという認識でいいだろう
食材とスキルの確率は種族ごとに異なる
特に気をつけたいのは食材のほうで、食材タイプだからといって食材を拾ってくる確率が高いとは限らない
他のタイプと比較する場合は拾ってくる個数が倍なので期待値は当然高くなるが、食材タイプ同士で比較する場合はこの点を考慮しないと痛い目を見る
そのくせマスクデータなのがたいへん不親切なところ、おてつだい時間が短ければその分だけ食材を拾ってきづらいみたいな法則性も別にない
ゲンガー、ヌオー、ダグトリオなどは食材確率アップがないと全然食材をよこしてくれないし、逆にオーダイル、スイクンなどは食材タイプでもないのに結構な数の食材をくれる
推定値はやっぱりポケモンスリープ攻略・検証 Wikiに載っているのでありがたく使おう
食材を一切拾わせずきのみだけを拾わせることは可能
ポケモンがおてつだいで拾ってきたきのみと食材の数の合計がそのポケモンの最大所持数に達した状態で、新たにおてつだいが行われた場合、「いつのまに育成」と呼ばれる特殊な状態に移行する
この状態では、そのポケモンが通常通りの間隔でおてつだいを行ってきのみだけを拾ってきたと仮定した時の獲得エナジーが、ホーム画面を開くたび即座に加算されるようになる
要するにポケモンをタップせずに放置していれば、スキルの発動ができなくなる代わりに、実質きのみだけを拾ってくるようになるということ
たいしたスキルを持たず、拾ってくる食材にも期待できないきのみタイプのポケモンならこの運用が最も強くなるということはあり得る
根幹的なシステム変更が定期的に行われる
これ自体は別に仕様ではないが、ゲームの進め方を考える上である意味もっとも重要なポイントなので立項
サービスイン以来、不具合の修正を含む大胆なバランス調整が何度も行われている
以下は特に影響の大きかったもの
ver1.0.10 おてつだいボーナスの効果が発揮されていなかった不具合を修正
ver1.0.15 スキル「ゆめのかけらゲットS」の効果値アップ
ver1.1.0 睡眠計測中、チームのポケモンのげんきが消費されない不具合を修正
ver1.2.0 無進化ポケモンの最大所持数アップ
ver1.9.0 げんき減少に伴うポケモンの能力低下を緩和、ワカクサ大豆を使うレシピの一部を大型化
ver1.10.0 ポケモンの累計睡眠時間に応じて最大所持数等にプラス補正がかかる「おやすみリボン」の導入、スキルタイプのポケモンのスキル発動が2回分までストックされるように変更
特にver1.10.0の調整はスキルタイプのポケモンの評価を根本から変えたと言ってよく、ポケモンがおてつだいするたび即座にタップするといった異常な前提を置かない限り、スキルタイプのエナジーチャージM Lv7をきのみタイプがLv50未満で超えることはかなり難しくなった
新要素の追加に伴う環境の変化に加えて、このように考察の前提を覆すような調整も定期的に入るため、育成にたいへんな時間がかかるこのゲームのスケールから言えば嵐のような速度で最適解が変化していく
育成方針を立てる時は長い目で、エラーに強い形を意識しながら考えることをおすすめする