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プライドと多様性のリアルストーリー:私たちの声 #5

プライド月間に際して、LGBTQ+のリアルな声をお届けする連載企画「プライドと多様性のリアルストーリー:私たちの声」第5弾。
本シリーズでは、Rayglintの目指すセクシャルマイノリティ支援の観点から、多様性の中で生きる人々の体験や考え方を広く知っていただければと思います。
今回は、弊社の普段LGBTQ+のご兄弟がいるりさ氏の視点から、LGBTQ+への理解や社会の変化について語っていただきます。




◼️LGBTQ+コミュニティとの関わりはありますか?


ゆえ氏: こんにちは、リサさん。
今日はお時間をいただきありがとうございます。
まず、自己紹介とLGBTQ+コミュニティとの関わりについて教えていただけますか?

リサ氏: こんにちは、リサです。こちらこそ、ありがとうございます。
私は女性で、恋愛対象は男性です。
実は、兄が同性愛者で、その影響もあってLGBTQ+コミュニティとの関わりが深いんです。
これまでにレインボーパレードには2度参加しましたし、同性婚賛同イベントにも積極的に参加しています!

ゆえ氏: パレードにも参加されているんですね!!
お兄さんの影響でコミュニティと関わるようになったんでしょうか?

リサ氏: そうですね、兄の存在はとても大きいです。LGBTQ+コミュニティのことを詳しく知るきっかけになったのも兄ですね。


◼️お兄様以外にLGBTQ+の友人はいますか?またどのような関係を築いていますか?


ゆえ氏:周りにはLGBTQ+の友人や家族が多いとお聞きしましたが、具体的にはどのような経験をお持ちですか?

リサ氏: 兄がゲイなので、自然とその友人たちとも仲良くなりました。LGBTQ+の当事者の友人が多いので、交友関係が深い人も多いです。
差別や偏見を感じることは今はほとんどなくて、理解ある人たちに囲まれているおかげでとても楽しく過ごせていると思います。

ゆえ氏:理解がある環境というのは大事ですよね!


◼️日本におけるLGBTQ+の現状についてどう思いますか?


ゆえ氏: 日本におけるLGBTQ+の現状についてどう思いますか?

リサ氏: まだまだ改善の余地があると思います。
みんなが生きやすい社会になるためには、法律を変える必要があると感じています。
特に同性婚の合法化が進めば、もっと多くの人が幸せになれるのではないかと思います。

ゆえ氏:本当にそうですよね。法律の変更がされれば、本当に多くの人の生活や心の平和が訪れますよね!

リサ氏: そうですね、LGBTQ+関連のイベントに参加したりして、現状を勉強中ですが、やはり法律の変革が必要だと感じます。


◼️LGBTQアライとしての役割についてどのように考えていますか?


ゆえ氏: これまでのお話を聞く限り、りささんはご家族や友人にLGBTQ+の当事者も多くいらっしゃって、とても理解のあるアライなのかなと思うのですが、LGBTQ+アライとしての役割について、どのように考えていますか?

リサ氏: みなさんの考えや生き方を尊重し、理解する、知ることが大切だと思います。
そして、もっと自分らしく生きやすい社会作りに賛同し、アライとして積極的に活動していきたいです。

ゆえ氏:理解と尊重、そして積極的な活動が鍵ですね。


◼️メンタルヘルスの支援はどのようなアプローチを取っていますか?


ゆえ氏: メンタルヘルスの支援についてはLGBTQ+の友人やご家族などへ、何かされていますか?

池田リサ: 話を聞くこと、そして聞く姿勢を大切にしています。
メンタルヘルスの問題はとてもデリケートなので、まずはしっかりと話を聞くことが一番重要だと思います。

ゆえ氏:話を聞くことの大切さ、本当にそうですよね。


◼️職場ではLGBTQ+に対してどのような対応がされていますか?


ゆえ氏: 職場でのLGBTQ+への対応について教えてください。

リサ氏: 弊社ではLGBTQ+関連のイベントやパレードに参加しています。
ただ、多くの職場での対応はまだまだ改善の余地があると思います。
もっとイベントやパレードに参加するなど、積極的に理解を深める取り組みが必要です。
まだまだ、どんな悩みがあるのか、日常生活の中でどんな心の不安があるのかなど知られていないと思います。

ゆえ氏: そうですね!知るための一歩としても、イベントやパレードなど具体的なものへの参加がもっと必要ですよね。


◼️近年、社会全体でのLGBTQ+に対する認識はどのように変わってきたと思いますか?
また、今後社会にどのような変化を望みますか?


ゆえ氏: LGBTQ+というワードがここ数年よく耳にするようになってきていると思うんですが、ご家族に当事者がいらっしゃる立場として、社会的な認識の変化について、どう感じていますか?

リサ氏: 少しずつ変化してきているとは思いますが、もっと社会的に法律を変えたり同性婚が認められるような幸せになる権利を平等にしてほしいと感じています。
LGBTQ+であることで、大切な人と法律的に認められた結婚ができないというのは、人としての権利はどうなっているのだろうとも思います。
誰もが当たり前に大切な人と過ごせるようになって欲しいです。

ゆえ氏: 本当にそうですね。LGBTQ+だけではなく誰もが過ごしやすい世の中になっていくことを私も期待しています!


◼️最後に


ゆえ氏: りささん、今日は貴重なお話をありがとうございました。
最後に、LGBTQ+コミュニティやその支援について、読者に伝えたいことがあればお願いします。

池田リサ: どの立場でも、私たち一人ひとりが理解し、尊重し合うことがとても大切です。
偏見や差別をなくし誰もが自分らしく生きられる社会を目指して、一緒に声を上げていきましょう。
日常の中で小さな一歩でも構いません。
例えば、LGBTQ+に関する情報を学び、周囲の人とシェアすることや、イベントに参加してみるなどハードルは高くなくすぐできることです。
その積み重ねが大きな変化を生むと信じています。
皆さんの温かい支援が、多くの人にとって希望となると思います!

ゆえ氏:本日は貴重なお話をありがとうございました。
ご家族にLGBTQ+の当事者がいらっしゃる、りさ氏のお話は多くの人にとって参考になると思います。

以上、りさ氏へのインタビューでした。

このインタビューを通じて、りさ氏のLGBTQ+コミュニティへの願いや当事者以外から見てもわかる求められる法的支援理解と支援の必要性も伺えました。
LGBTQ+の家族として、1人の人としても、知っていく姿勢、受け入れる姿勢は、とても素晴らしいと思います。
読者の皆さんも、日常生活の中でLGBTQ+コミュニティへの支援や理解を深めていくきっかけになれば幸いです。

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