6月21日夏至、日本に起こる整列と、軸の番人「りゅう座」
今年の夏至は、6月21日 23:58 です。(秒は四捨五入)
今年の夏至に起こる天体の整列について、これから書いていこうと思いますが、
この時刻を見てどんなイメージが浮かぶでしょうか。
情報の数字だけ読んでも、字面からイメージが浮かばないと、
情報はなかなか腑に落ちるということにはならないものです。
「情報」と「イメージ」が直結したとき、状況が捉えられます。
23:58は、これはほぼ真夜中0時だということであり、そのとき太陽はどの方角にあるのか、わかる方はまずイメージを浮かべていただくことから入っていけば、シンプルなことになると思います。
今年の夏至に起こる整列について、書いてみます。
正面に「銀河系中心」後ろの正面に「太陽系中心」
夏至・冬至は、太陽系の中心ー銀河系の中心 のライン上に地球が来るタイミングなのですが、
今年、太陽が「夏至点」に入るのと同時に、
夏至点ー冬至点 ラインに、日本列島を通る子午面が整列する。
ということがおこります。
これがどういうことなのかというと、
夏至を迎えるのと同時に
日本の正面に「銀河系の中心」が正中し
後ろの正面に「太陽系の中心(太陽)」が正中する
という、2大センターと日本が直線上に整列します。
こちらの記事で紹介する現象は「目に見えないこと」が多いので、
見えなければ意味が無いという方には不要なことになりますが、
なぜこの記事を書くかというと、これらの現象のタイミングが”使える”からです。
この現象を、スキーのストックのように、ターンするきっかけ、タイミングを取る道具として、意識をシフトするポイントとして使ってみてはいかがでしょうか。
意識のシフトを促す「夏至のアクシスアライメント」という企画を、今回も記事の最後にご紹介しています。
そして、
現象を「使う」には、それをただ「情報として知る」よりも感覚としてイメージで持つ方がよいと感じています。
この記事も、できるだけ現象をイメージとして掴めるよう、さらに努めて書いてみます。
お伝えする情報としては、冒頭の「2大センターの整列」ということで端的に表現していますので、ここからはさらにご興味のある方はお読みいただければと思います。
まずは、軸整列についてから書き始めてみます。
二至二分とは
イメージする取りかかりとして、二至二分から入ってみます。
地球には、
自らのスピン「自転」が作り出す軸
太陽を周回する「公転」が作り出す軸
という2つの軸があります。
そしてそれぞれ回転が作り出す「平面」があり、
自転は「赤道面」
公転は「黄道面」
です。
(この2つの平面が交わる交線を基準にして、それぞれの座標「赤道座標」「黄道座標」が表現され、それが春分秋分のラインで、特に春分を”原点”としています。)
この公転と自転が作り出す、公転上の基本ポイントが、
「春分」「夏至」「秋分」「冬至」という、
いわゆる二至二分です。
2つの軸が交わる夏至
夏至については、陽の極みである、陽から陰へ転ずるポイントである、最も太陽が高く昇る、最も日が長くなるときである、・・など様々な捉え方がありますが、
例えば、「反転する静止ポイントである」ことなどは、夏至を自身の変化点のタイミングとして使えそうな気はしませんか?
さて、今回ここでは
夏至は
2つの軸が交わる瞬間である
という見方をしてみます。
自転軸と公転軸、
この2つは互いに違う方向を向いていますが、
地球のこの2つの軸が交差するのは、
一年で「夏至」と「冬至」の"瞬間"しかありません。
「自転軸」は、よく知られているとおり、北極星のある方角を向いています。
自転軸の北の極を「天の北極」と呼んだりします。
そのすぐ近傍にある北極星が目印になり、ここを中心にして天体が回り巡って見えるので、この軸は実感を持って存在を感じることが出来ます。
では、「公転軸」はどこを向いているでしょうか?
自転軸のように、日常では実感を持って感じることができないこともあり、
公転軸についてはあまり知られていないかもしれません。
軸の番人「りゅう座」
公転軸の方向は、星座でいうと「りゅう座」を向いています。
この「りゅう座」は、見るからに「軸の番人」というような位置と姿で描かれている星座です。
これは「ヘベリウスの星座図絵」に描かれている「りゅう座」です。
他の星座図絵にはない「軸を司る者」、というような貫禄があります。
ここで・・
・・・つれづれなるままにここまで書き進めていましたが、、
ふと、「りゅう座」のご紹介をしながら夏至の軸整列のことを書いてみよう、という路線を思いつき。
そして「軸の番人」とも見える「りゅう座」について書いているうちに、沼ってきてしまいました。。
そして、この記事と同時に動画も作りはじめていたのですが、
「これこから先の話しは動画の方がいいかもしれない」
と思いました。
天文シミュレーションソフトなども使って、時間経過と夏至になる瞬間のシミュレーションやそのときの星空の様子をご紹介した方が、よりイメージが捉えやすいのではと思い・・・
記事の途中であり、たいへん恐縮ではありますが、
夏至まで時間がないこともあり、
動画の方を先行して完成いたしました。
記事と並列して作っていますので、この記事そのままの流れでご覧いただけると思います。
タイトルを "夏至に起こる整列と、軸の番人「りゅう座」" とし、Youtube に同タイトルで掲載いたしました。
現在は、このリンクからのみの限定公開になっています。
ここから先は下記動画をご覧下さい。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
夏至のアクシスアライメント
お知らせです。
動画でもご紹介していますが、この夏至のタイミングにあわせて、
「夏至のアクシスアライメント」を行います。
ご興味ありましたら、どうぞご一緒下さい。
「レイエッセンス」と「スティルネスサウンド」を活用した、光と音の振動の共鳴。
レイプロジェクト唯我とTHE FOOLの共同企画です。
アクシスアライメントは、基本的に二至二分(春分・秋分・夏至・冬至)、その他天体の整列を活用し、そのタイミングに合わせ行っています。
光と音のコラボレーションである「レイエッセンス」と「スティルネスサウンド」は、自身の”本質”/”本物の私”と触れ合うことを促します。