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20年目の1年生初登校初日

先ず昨日の入学と共に自分で決めたこと

*土日以外は毎日登校(投稿)してこの1年生を皆勤賞で過ごす。

これだけは、欠かさずやっていこうと決心した。意外に飽き性だから本当に続くか心配だけど、甥っ子も毎日少しずつ勉強しているはずだから一歩ずつ確実に進んでいきたいと思う。

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ところで、昨日4月8日(ロサンゼルス日時)は、2020年で地球に最も近い満月が見える日だった。あいにくの雨で夕方くらいから諦めていたのだけれど、深夜2時過ぎに窓の外が明るく光っていたのでカーテンを開けて空を見上げると雲の合間からなんとピンクムーンがはっきりと見えた!何という幸運なんだろう!

 国立天文台によれば、同年10月31日に見える地球から最も遠い満月に比べて、約30%明るく見えるとのこと。そして、占星術でみると今回の満月は天秤座の満月なのだそうだ。また天秤と言うくらいだからこの星座はバランスを意味する。嗚呼‼今の私に欠けているバランス!振り返っても突然のロックダウンによって今までのルーティーンが出来なくなってしまったり、仕事を突然失い無職無給になってしまったり、家に籠る毎日でストレスが募ったり、今まで当たり前だと思っていた事がどれほどありがたく感謝すべきことだったかを思い知らされた2週間だった。一時は情緒不安定で正にこのピンクムーンは救世主だったんじゃないかなと思う。

だからピンクムーンを拝めた私は先ず、月光浴をしようと思ってカーテンを全開にして、空気が入るように窓も半分開けて、床にヨガマットを敷いて、安楽座のポーズ(いわゆるあぐらと呼ばれる座り方)で心が落ち着くまでずっと深呼吸を何度も繰り返した。瞑想と呼ばれるものは、私にはまだその境地に達するには程遠くって、色々な事が脳裏に巡ってきては切り替わってしまいいつも不完全燃焼なのだけど、今回は、明日からどうやって生きていこうか、在宅でなんとか収入を得る方法を考えなければ、健康であること、日本に居る家族の事などを考えるうちに知らない間に30分も目を閉じていることが出来た。それにしてもすごく不思議な静かな30分だった。ふと気が付くとピンクムーンにはもう雲がかかってしまっていたのでその後数分手をかざして月光浴を終えた。

月光浴を終えてベットに入ると天秤座のごとく、ポジティブな事とネガティブな事は、表裏一体であるのかもしれないと思えた。女性は特に日々のバイオリズムも関係しているし、情緒が不安定になりやすいと思うんだけれど、そのどちらもが日々を形成していく上できっと大切な要素なのではないのかなと自分の中で納得出来た気がする。だから、思い切り心配して不安になった事も受け入れてあげたい。でも、ここからなんだよ。今日感じた意欲は、ピンクムーンが少しくれた勇気と言ったら言い過ぎなのかもしれないんだけど、でも少しやってみよう!と思えるきっかけをくれたから深夜に目覚めた事はあながち意味が無かったわけじゃないのかもね。

日本人の特有と言ったら御幣があるかもしれないのだけれど、同じグループやクラス、また地域や職場で人と違う感性や考え方を持つ人がいると非難されたり村八分に遭ったりすることがある。私自身がこれは日本に居た時に体験した事でもあるんだけれど、噂をたてられたり、誹謗中傷をうけた。だからアメリカに来たのかもしれないなと20年経って最近思った。でも気づけた事がある。それは、‟噂はハエのようなものでしかない”という事と、それが‟個性”であるという事。だから、落ち込んでいる人がいたらクヨクヨしないで、そんな自分を大切にしていってほしい。嫌なら辞めたらいいんだもの。英語で言うとね、Who cares? そんなの気にしないわっ。って感じで。

本題からずれてしまった!要するにポジティブでいる事って大事だよってこと。類は友を呼ぶしね。私はこの20年アメリカの音楽業界の傍らで戦々恐々とした日々を送ってきたのだけれど、戦国時代のような時間は自分の態度がそこに大きく反映してしまっていたからだ!と気付けた時にパタッと終わっていった。単なる若気の至りだったのだ。日本人でしかも女だし当時は若かったから、舐められたくなかったんだと思う。英語も全然話せなくて。きっと可愛げがなかったんだな。これは本当に反省した。今思うとただのコンプレックスの塊だったわけだ。いや、本当にお恥ずかしい!だから物事が上手くいかない時は、案外物事のベクトルが間違った方に向いてる事も多いから、一度自分に向けてみて自己診断するのが起死回生の一手になるかもしれませんよ。私は10年かかってしまいましたから。

最後に、もともとピンクムーンには幸せを運んでくるという言い伝えもあるらしい。更に今回はスーパームーンだ。なんだかとっても縁起が良さそうだから、私も皆勤賞もらえたりして!

Note1年生 第二日め 終わり

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リルケミ (Lil Alchemist)
最後まで一読ありがとうございました。