鈴木みのるナイト 前半
この夏に行った新日本プロレスのLAコロシアム興行の後半をまだ書いていないのに、突然またプロレス記事を書きたいと思います。(一応後半は下書き途中なのでまたいつか編集してアップします) 今回の試合は先週金曜にあったし、この記事だけは記憶がフレッシュなうちに書き上げておきたかったのです。
さて、先週の金曜日になんと家の近所でGCWが開催するBloodSport7という(パンクラスなどの格闘技中心)試合がありました。アメリカではPPV(ペイパービュー)で有料放送の試合です。今期に鈴木みのる選手がアメリカに単身で遠征に来た事は知っていましたが、まさか他団体にも1人で乗り込んで幾つも試合をこなしているとは夢にも思いませんでした。
鈴木選手の最近の試合で強烈に覚えているのは、新日本のダラスでの大会でランスアーチャーとのタッグでした。師弟タッグでね。いやぁ、本当に行きたかった!!ロサンゼルスの試合では、9月に入る頃、ロングビーチでの試合に鈴木選手が登録されて、行こう!と思っていた所に、今回のBloodFight7のカード発表があって、しかも会場を調べたら、開催地がめちゃくちゃ家の近所‼︎ 本当にビックリするくらい近かったので、私はこの試合を観に行くことを即決しました。
私が挙げる前回唯一の反省点と言えば、初観戦と言う事でゆるゆるシートを選んだ事。観れるだけで嬉しいし、友人夫婦と一緒に観戦だったので3人並びで選んだ席が中盤だったこと。対戦カードに日本人選手もほとんど登録されておらず、スイッチブレードでお馴染みのジェイ・ホワイトがNEVER王者のタイトルを賭けてデビット・フィンレーと戦う事と、ジュースvsヒクレオ、石井選手がムースと戦う事のみの事前発表でした。だから、まさかまさかの開催直前にエース(棚橋弘至選手)の急遽参戦や、モクスリーと戦う秘密ゲストに永田選手が来ていたり、何よりアメリカ遠征の植村君までが登場して、もっと近くで見るべきだったと何度も試合中思ったりと、私のプロレス初観戦は、惨敗だったんですね。めっちゃ楽しかったけど(笑)
だから、今回は思い切ってリングサイドを選びました。1列目は既に売り切れだったので、2列目をゲット!しかも大会の日まで席は分かりませんでした。何ちゅうシステムや!そんなドキドキ感で金曜は会場に向かいました。
チケットをチェックしてもらうと、リストバンドを貰って、荷物検査を済ませて、さて会場入りです!受付のお兄ちゃんに、「席に名前が書いてあるから探してね。」と言われて入場。LAでは、ワクチンパスポート制が敷かれ、(共産主義かよ!)11月以降室内イベントやバー・レストラン・カフェなどは、入場時にワクチン証明書を見せることになるため、私は、一応72時間前の陰性検査を受けて、陰性証明を持って会場に行ったんですが、今回はまだ10月中と言うことで、結局検査はありませんでした。最高じゃないか!私は先端恐怖症だし、自然主義者だからワクチンはまだ打たないでいます。日本に帰国するのに必要ってなったら、諦めて打つけど。私は、パンデミックが収まって、インフルエンザみたいに引いていくことを心から信じています。
全く話が脱線してしまったので、本題に戻ります。
会場内は、鈴木選手とのMeet&Greet(購入したら会える)をやっていて既にごった返していました。8時開始で私がついたのが7:45位で、会場にはすでにプロレスファンが座って待っていました。アメリカ人はスロースタートのイメージだったから、みんな着席しててビックリ!!でも、やっぱりタコスやフレンチフライやナッチョスを食い散らかしていて、ビールを飲みまくるファンも多数いました。
会場に入り何より私が驚いた事は、リングにロープが張っていない事‼︎プロレスファンの私は一体どゆこと〜?のハテナマークで、理解出来ませんでした。このまま試合やるの?ってずっと思っていました。そんな中、先ずシートを探し始めましたが、私のシートは全く見当たりませんでした。なんでだー!!私は、もうパニック!そんな中Tシャツ売り場のお兄ちゃんに「私のシートが見つかりません!(泣)」と半泣き状態でお願いするとお兄ちゃんは、「オッケー」と言って会場中のシートを探し始めてくれました。先ず、正面シートに私の席は無く、次は左側、そして裏側と探して、ようやく右側にシートを発見!ああよかった。
お兄ちゃんに「ありがとうございます!」を連呼してしまいました。
そして何と私の席は、入場口の真横で選手がリングインする1番端の席の前から2列目だったんです!!しかも私の前2人はキッズで視界良好!
もう神様仏様お天道様に大感謝!!!!
めっちゃええ席や!!!
着席して、カメラを準備して、ひと段落すると、今日試合する選手発表が始まりました。私は鈴木選手以外知らないだろうと思っていたら、クラークコナー、アレックスコーリン、トムローラー、クリスディッキンソンなど(新日アメリカリングではお馴染みの選手達)。そしてなんとなんと植村君の名前が発表されたのです!!!!
きゃーーーーー❤️おばさん嬉しい!
そして最後は、もちろん鈴木みのる選手!
ヤバい人気です!
入場と共に一気にファンのボルテージが上がって、
「SU ZU KI!!!!, SU ZU KI!!!」
鈴木コールがしばらく収まりませんでした。
私が鈴木選手を知ったのは、ライガーとの3番勝負からですが、試合以外の場所での鈴木選手のアピールの仕方や、表現豊かな表情など、あまりのエンターテイナーぶりに大感激してしまいました。だってね、まだ試合始まってないのよ。あーもうワクワクしちゃう!
そして選手退場です。
植村君が、目の前に来た時に日本語で思い切って
「植村くん頑張って〜」
って言ったら、日本語聞こえてビックリしたのかな?ニコってしてくれました!動画が載せられないのが実に悔しい。
いやぁ、ヨン様を追いかけてた主婦の気持ちが良く分かるわぁ。(古過ぎか?)
↑コレは、私の前の席のあんちゃんに退場時に肩をパンパン叩かれてお怒り💢になっていた鈴木選手です。
選手が退場して数分した後、第一試合のリングコールが始まりました。
第一試合は、スターボーイとウィラー・ユーヤだったかな?めちゃくちゃ楽しくてあっという間に試合が終わっちゃいました。リングサイドの凄い所は、打撃の音とリングに叩きつけられる爆音と衝撃が伝わって来るところ。しかもリングが無い試合だから、タップアウトかノックアウトまでガチガチにやりあう凄いルールで、大興奮してしまいました。女子も2戦組んであって、めちゃくちゃ凄かった。
ボヤボヤしていたら、クラークコナーズが入場してきて、コナーズもめっちゃいい試合してた。しかも勝ったしね。さすがLA道場生!地元だから応援も凄かった!
途中ブレイクがあり、私はTシャツ売り場に直行!どうしても気になっていた鈴木みのるUSツアーTシャツがかっこよくって、手に入れておきたかったのです。Tシャツ売り場に行くと、さっき助けてくれたお兄ちゃんがいたので、「USツアーTシャツのミディアム下さい」って言うと、棚からMを取ってくれたんだけど、「君にMは大きすぎる気がするよ。Sも見てみるかい?」と何たる素晴らしいアシストっぷりでしょうか!案の定Sでも日本のミディアムサイズより大きい感じでした。「もし着てみてMが良ければ帰りに替えてあげるよ。」といたれりつくせりのお兄ちゃんです!惚れてまうやろ!笑 早速お買い上げして席に戻って、着ていったLAコロシアム大会のMサイズの上に着ても余裕のSサイズでした。マジこのTシャツカッコいいから、帰国したら日本で着ちゃうもんね。レペゼン鈴木みのるです!
後半戦で私が待ちに待った植村くんが登場したんですが、なんとピンクのトレーナーに黒パンツ、白いリングシューズ。めっちゃ可愛いくって、おばさんのキャーキャーが止まりません!若き日の藤波辰爾選手を彷彿させるピンクのトレーナーです。でも、トレーナー脱いだ上半身の素晴らしさ!広背筋がLAコロシアムで見たときより断然大きくなっていたんです!!!!いやぁ、アメリカ遠征の結果が出てますね。たくましさがますます増して、親心すら芽生えてきます。ヤングライオンの時はひょろひょろだったのにね。男になっていくわ〜。
試合は負けてしまいましたが、試合後にLAファンが、YU-YA!YU-YA!ってユーヤコールをしていた事に感極まって何故か私は涙を流してしまいました。アメリカで一人で遠征して大変だけど、スーパースターになっていく過程を観られて本当に幸せです。しかも、鈴木選手の背中とパフォーマンスも見れるしね。めちゃくちゃ勉強になるよね。この試合を期にLAでの試合は上村くんを全試合出来る限り応援することに決めました!
あかん、書きすぎてしまった。鈴木選手の試合は、次回に書きます。