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チャネリングの基本をおさらい

前回の【9次元になる】おすすめの瞑想法が長くなりすぎたので切り出しました。


チャネリングの基本


チャネリングの基本を軽くおさらいします。

▽変換ボックス由来の変換がある

チャネリングの基本で一番大切だと感じるのは、聞き手である自分は変換ボックスだという発想です。聞こえたように感じる話は自分の変換ボックスを逐一経由することで自分がアクセスできた抽象概念を理解しようと努めています。

うまく解釈できない情報は単純に切り捨てられてしまうので、「無形の情報群」「有形の物※」に当てはめて変換してどのようにでも解釈を試みたいわけです。その時に自分が現在持つ基本理念※を経由しています。それが変換ボックスの由来です。

※有形の物 自分のこれまでの経験上にあったもの達のこと
※現在持つ基本理念 個性として特長を形作るための設定とか性格とか癖、得意不得意、自分由来の制限のある思考とかも

つまり、何が言いたいのかと言いますと、聞こえたことは翻訳後のことなので、削ぎ落されています、丸められて削り取られて成形されなおされてしまっています、と言う事があります。自分向けの好きな加工がなされています。

また、その話から理解できたことは認識している範疇にあることだけだったという事もあります。

それから、情報は様々な角度から料理して学びを引き出すものですが、変換ボックスのおかげで自分と言った単軸に設定されてしまっています

でもこれらはこれでもちろんいいんです。(←なぜかというと、自分のためのやり取りだから)

規格の合わない生のデータは読み込めないので、一度セーブしておいて、じっくり翻訳装置を通して変換した後、再度記憶のテープから再生して聞きなおして照合後に納得するかのようですね。

この事実を知っておくと何がいいのかと言いますと、話半分に肩を楽にして聞けるという事です。誰のどんな話でも話半分に聞くことができリラックスできます。自分の凝った意見でも話半分に聞く訓練ができます。意識の世界は物質じゃないのでやわらかいからです。

これを分かりやすいように説明します。
自分が他の人に解説する場面では、以下のように簡単な例え話を書きますと、

鏡が無い時代に鏡について解説した時に相手に何が伝わるのかと言いますと、例えば、水面に映った自分の顔だ、みたいなことです。
テレビが無い時代にテレビについて解説をして、受け取られることは映画とかラジオで置き換えられて解釈されるか、またはそれも無ければ紙芝居で代用して解釈されうるという事が言いたいことです。

自分が伝えようとしている内容とまったく一致していませんよね。相手の引き出しに無いものは、近い有るもので代用されてしまいます。

で、つまり真逆から見てみれば、他の人が自分に対するチャネリング(解説)では常にこれが自分に向かって起こってきます。自分の引き出しに無いものは近いものに勝手に変更されてなんとなく理解できた気になってしまいます。

▽メッセージは全部自分宛て

それと、チャネリングメッセージは全部自分宛てです。
理由は単純で、自分由来の変換ボックスを経由する時点で自分にとっての有益な部分だけを切り取っているからです。

他の人には他の人の都合で、その人の時と場所とタイミングでその時必要なメッセージをちゃんと受け取ることができますので、今回も前回も前々回も全部自分向けだと認識する方が良いと思います。なのでちゃんと受け取りましょう。(努力目標ですが。)

▽存在が上で自分が下はウソ

それと、相手が上で自分が下だという考えもナンセンスです。高次元の存在ほど、自分とそれ以外と言う発想をしていませんので、上下などありません。でも、答えてくれたのだからちゃんとお礼を言いましょう。それは自分の在り方が問われる部分ですからね。結局全部レベルの違う自分に対して行っています。

▽ゲシュタルトについて

それから、チャネリングソースは多分ほぼゲシュタルトと呼ばれている物だと思います。ここでいうゲシュタルトとはフィリップの言うゲシュタルトのことで、存在の残り香です。

ある存在が来てアクセス出来たとしても、その存在がずっとそこにいてくれるかはわかりません。そうではなくて、一度合流したら自分のコピーを置いておいて自動で答えさせるような仕組みがゲシュタルトだと思います。

だから質問を投げかけてかえってくる答えはゲシュタルトからのもので、存在からのものではないと思います。存在はすでにどこか他のところに行っていると捉えています。

こちらのこう合って欲しいと言うイメージを投影できる相手として、そのゲシュタルトが肩代わりしています。そうすることで存在は干渉を受け無くなって自由にすることができ、代わりにゲシュタルトが答えて欲しい側の理想(または理解)を反映する姿に作り変えられていくと思います。例えば語尾とか言い回しとかキャラ設定だとかです。

それがなんなの?という疑問に答えると、知っていればいいことはこちらの意図に沿った回答を受けやすいことがあります。

こちらの意図する話の展開に自ら誘導して行っているという気づきが無いまま、真実が相手の口から話されているという印象を得やすいと感じます。

聞きたいこと、聞きやすいこと、を言わせたい、言って欲しい、ですね。知っている内容を相手に言ってもらうことでお墨付きを得ようとしています。それはチャネリングじゃなくて、創作かなと思います。チャネリングをピキピキに固めなくていいと思うからしてはダメな事ではないとは思いますが、誘導からの創作になります。それはどうなんでしょうか?という意味です。

でも初歩はそれでも十分だと感じています。なんでもかんでもうまくできたら練習する意味がなくなりそうです。練習するのは単に出会うためでもあります、思いもよらないたくさんのこととか、いろいろな経験とか知識とか相手(存在)とかに、です。かわいらしいミステイクぐらいのことです。

チャネリングの大舞台はまだ始まったばかり、まだ見ぬ、まだ知らぬ世界にこれからたくさん出会って行ければそれでいいとぼくは感じます。

まとめ
〇チャネリングの基本をおさらいしとこう

・変換ボックス由来の変換をされてるよ
話半分で聞けるようにしています。

・メッセージは自分宛だよ
自分の変換ボックスで切り取る情報は主に自分向けに再設定されて出てきます。当然と言えば当然なシステムです。

・チャネリングのソースはゲシュタルトだよ
チャネリングのソースはご本人じゃなくて、ご本人から受け取った印象とか各種情報、エネルギーをこちらで取り寄せて取りまとめた、いわゆる『ゲシュタルト』だよ。自分が役割をあてがった(相手の)一側面のことです。実際には相手と直にやり取り出来てません。模造品とやり取り出来てます。それは相手への干渉を防ぐ役割でもあります。クッション。自分サイドはコピーからとは言え欲しい情報を得られ、相手サイドは過干渉を未然に防げます。

例えば相手が13次元の存在だと仮定すると、もうその時点でそういう窓からしか受け付けなくなってしまうという事があります。存在は多様で多次元的なのにですね。期待からくるそういう態度で接してしまうという事があります。

コピーに対してこちらが好きな役割を演じさせるからゲシュタルト呼びです。



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