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ゆるせないことがすべての始まり

※ここでは読者の想定を中学生前後からにしています。

ゆるし方を知らない人々の中でこそ、ゆるせた人達がいます


本当にゆるせている人に出会ったことはありますか?

世界にはたくさんの人々がいますが、自分が許せない状況でも、それをゆるせている人たちがいます。

真に心の奥底から人を大事に感じ、感謝を伸べられたり、手伝っていただけたことにありがとうを言える人を称えたいと思います。

あなたもそうなってみませんか?

あなたの周りの人々の意識が目覚めて、「出来ていなかった」「どうすればもっとうまくいくだろう」と内省をはじめるための道筋を示そうかなと思います。

ゆるせている人と、これから(今も)ゆるし方を学ぼうとしている方の違いはわずかです。

その違いを感じとっていきましょう。




ゆるすのって実は超簡単

〇 一度わかると一生わかっているゆるし方

人をゆるすという事はどういう事かわかりますか?
2パターンありますね。

▽ 1種類目はありのままの「人(の思惑)をゆるせている」
a. 上手く行かない時「ごめんね」と素直に謝ることだよ
b. 謝ってもゆるしてもらえなくても、それさえゆるすことだよ

▽ 2種類目はありのままの「世界をゆるしている」
a. ゆるすのって、人から言われたことを「あ、そうなんだ」と素直に受け入れることです。
b. 見せてくれたこと、聞かせてくれたこと、教えてくれたことにまず第一に、感謝を持てることだよ

たったのこれだけです。

  1. 最小単位が人の場合、一人一人との関係を自分から仲良くできるかできないか?

  2. それが複数名集まって社会となったときに、みんなとの関係を自分から仲良くできるかできないか?

の事ですね。「自分から」がポイントです。

〇 ポイント解説

▽ ゆるすの1種類目のポイント「自分も含め他人の現状をもゆるせている」
自分主体の個人的な素直さのことです。純粋さとも言います。
自分や他の個人の個々の状況をゆるせます。

人と人、人と社会とのつながりの中で生きる時にミスをしたり手をわずらわせたりしてしまう経験はだれしもありますが、その時に第一声が素直に「ごめんね」とつぶやけるかどうかのことですね。
より丁寧に「申し訳ございません」でも同じことです。

▽ ゆるすの2種類目のポイント「世界の現状をゆるせてる」
世界にはシンプルに、あらゆる人が同時にいて、あらゆることを同時に経験させてくれています。世界は今こういう状況なんだよと各構成員達の独自の情報を届けてくれています。

そこにあなた個人の意見を特別はさまなくて大丈夫ですよ。(はさんでもいいですが自分を気づ付けない程度にほどほどに)

と言うタイプのゆるし方ですね。

世界をゆるせない時以外は、全部ゆるせている(=気にならない)ので、ゆるすもなにもないですが、ゆるせない時だけ世界と対立します。これに気が付けていないと、世界対自分(1人)の構図を延々と繰り返してしまいます。

世の中の基準と自分の現状を比較してしまう結果、やるせなさや無力感、脱力感、絶望、孤独感、存在意義の喪失、などなどが起きてきます。

多対一の構図で、現状の自分と大幅に違う部分だけトピックとして拾うからです。


少し難しいですね。ゆっくり話していこう。
どういうことかあなたに届くように書いてみます。
ぜひ付いてきてほしいですね。


〇ゆるせないことがすべての始まり

友達をゆるしたり、ご両親を許すことは、今後のあなたの暮らしのためになります。

ですが、「人を許せない人」にあなたがなっていくとすれば、あなたの人生は人を許せないがためにとても苦しむことに決まってしまいます。
そうではないですか?

いけないことではないですが大変です。

↓のゆるしのバロメーターをご覧ください。

▽ ゆるしのバロメーター

  • 幸福度MAX >幸福度MIN > 中立 >不幸度MIN > 不幸度MAX

  • +5 > +4 > +3 > +2 > +1 > ±0 > -1 > -2 > -3 > -4 > -5

  • (+5)完全にゆるしてる > ゆるす > まだゆるせる > ゆるしてもいい > (±0)どっちでもない > 無理 > ゆるせない > ゆるさない > 一生恨む > 死んでもゆるさない(-5)

死んでも許さないと自発的にがっちり握りしめて生きていくのは不幸な生き方ですよね。

これから一緒に、ゆるさないこととゆるすことの差を学びながら、知識のレパートリーを増やして、苦しみを避け、楽しく人生を生きるお手伝いをさせてほしいですね。


〇ゆるすの定義はこんな感じ


▽「ゆるす」ことは「ゆるむ」こと
ゆるしとは「ゆるむ」の事です。「ゆるみ」や「ゆるませる」事ですね。
ゆるっゆるにゆるんじゃうと自然とゆるせてしまいます。

「ゆるしむ」とは、「くるしむ」の反対ですよ。

ゆるしむの「ゆ」はゆるますの「ゆ」と覚えましょう。
くるしむの「く」は組み上げるの「く」です。

「く」は苦しむために苦しむ状況を組み立ててから苦しむのです。変わっていますね。

「ゆ」はゆるめます。はらりとほどいてもう掴まなくて済みます。ゆるくてだいたいでいいのです。大枠でグー。


定義は以上です。初めて聞く変な定義でしたね。

さあ、次からが本題です。


ゆるせるから心身ともに健康でいられる

〇自己防衛本能から「のみ」働く人々がいます

あなたの心身の健康は、あなたの意識が自己防衛して働いています。

大人になると社会に出ますので、たくさんの人々に出会いますね。
気の合う仲間もできると思いますよ、でも気の合わない、あなたの評価と価値観にミスマッチな人々も現れてくると思います。

そんな人々と一緒に仕事をするのですが、仕事だからしなくてはいけない嫌な場面もあると思います。あなたはその方達と一緒に過ごせますか?無視しますか?それとも存在を許しますか?

たいていの人は許すのをやめて、対立する事とか逃げる事、いないふりを学びます。
もちろんそれもいいと思います。

なぜなら、皆それぞれ個人で生きるのに必死で、使える選択肢が異なるという事情があるからですね。みなそれぞれ自由に独自に生きています。

そういう理由があるかもしれませんね、と言う事です。


バロメーターのところで触れましたが、次の二択についてどう感じますか?


〇 究極の二択のシナリオ

▽ ゆるせなかった人のシナリオ
ゆるせない人になるという事は結果的に、
人の愚痴を言い合ったり、比較してだめなところをつつき合ったり、爪で引っかいたり、せっかく作った大事なものを壊し合ったりして生きていくことです。小さな報復の応酬です。

要は、アンチの生き方を体験します。

周りの人との対立、対峙、攻撃、反撃、進撃、追撃等々がありますが、いじわる、報復、嘲笑、嫉妬、依存、比較もそうです。

テレビに向かって怒り続けたりスマホの画面に向かっていらだち続けたりしますね。

そんなこと本当にしたいですか?
だめではありませんが、苦しんでいます。


▽ ゆるせてしまった人のシナリオ
ゆるせている人はその真反対のことをしますね。

ゆるせるからこそ、攻撃が止みます。

どのような攻撃もしなくて済むのは「許せてしまうから」のみです。
究極の選択です。

見えないようにふたをしてやり過ごすのは「回避」ですが、もちろんそれでも構いませんよ。今はご自身の経験上ではゆるし方がわからないから、一旦保留してよけていたのですね。わかればまた着手し始めます。

今書いているのは、見ても許せてしまうからアンチしようとさえしないという生き方の事です。

ゆるしてしまうから、ほどけてしまうから、結果としてそういうネガティブな事をせずに済みます。

これはそういう知恵ですね。大人になるプロセスで身に付けたい知恵だと思います。

この二択の仕組みについては後述しますね。

二択が出来るということ、選択肢が常に2つ以上存在するという事を思い出せれば、あなたが好きな方を選べるようになれるかもしれません。


ここまでで何を言いたいのか一旦まとめてみます。


〇 ご自分のためにも人を許せるようになりたい

  1. 人をゆるせないと言うのは、あなたの直近の未来が不幸ベースであると決定してしまうのですが、それでも人を許しませんか?

  2. 人をゆるせると言うのは、あなたの直近の未来が幸せベースであると決定されることですよ。ならゆるせますよね。

▽ 完ぺき主義ではないので、努力目標です
毎日1mmとかでもいいので、ゆるし方を学んで行きませんか?
ご自身の残りの人生のためにも、人をゆるせるようになってほしいと感じます。

「何となく、昨日より1mmでも人をゆるせるようになったかも?」

でいいのですが、そんな態度を10年でも15年でも続けたら望んだ結果につながると思いませんか?

あなたのための人生だからこそ、ご自分のためにも人を許すように心がけて欲しいですね。幸せベースに人生が変わってしまうからです。

▽ 許せない人が出て来てくれた時が人生のターニングポイント!
実は、
・あなたをいらだたせる人
・怒らせに来ている人
・実際に怒っている人

が出てきた時こそが、人生の枝分かれ地点です。

その分岐地点で A か B の選択肢で選べたものを、残りの人生を消費して経験します。

つまりどういうことですか?

つまりこういう事です。普段気付かない点ですが、

『今、これからする経験』『残りの人生の日数』はいつもトレードオフ(交換)していたのですね。

これがわかると、どうせなら幸せの種を選択したいよと思うかもしれません。
これがわかると、わざわざ不幸せの種を自分で選択して行くのがばかばかしく感じてきます。


▽ 人災はどうしますか?
悪意がある人がまれにいます。ヒール役を望んでしてますね。

後々わかればいいことですが、ゆるすことから逃げなければいいだけなので、ゆるせない状況とか、ゆるしにくい状況が在れば在るだけなので、それで構いませんよ。そういう気持ちさえ、ゆるせばいいだけだからです。

悪意からくる実害、被害、損害等々ゆるしにくいこともあるかもしれません。ようは災害(事故/人災)です。そういう時には離れてしまうと、記憶に上らなくなるので忘れています。

思い出した時だけ、近づいて離れて観察、近づいて離れて観察、、、と繰り返すうちに、毒素を溶解出来て、いつの間にか免疫ができ、悪意(人災)もゆるせますから時間をかければ大丈夫です。

悪意に一番困っている人はその悪意を持つ人の方です。だから遠目から思いやる必要があるのでした。

最終的に全ダンジョン制覇して全部ゆるせればそれまでなので、道半ばでラスボスに立ち向かわないで良いという事もあります。対応するレベルになるまでは自分を傷つけそうなので、全部回避に徹して持ち場を離れた方が良いと覚えましょう。

それか、単にぼくがまだ悪意をゆるせてないだけかもしれません。ぼくもまだ勉強中ですので一緒に学びましょう。


ここからは、ご自分で解除できるようになりたい方向けに、ゆるし方のコツを書きます。


方法 | 苦しんでいてもその苦しみ方の方には目が向いてません


▽ 他人のせいに出来なくなる見え方

「他人のせいで気分を害された」じゃないんですよね。

実際には今の心の状態、つまりマイルールで設定してある通りに現状を把握して希望通りいかないと判断すると、複雑な気持ち(わだかまり)になっています。
その繰り返しです。

これがわかると、自分の側の初期設定を変えれば済むんだとわかるので、気持ちが本当に楽になります。

▽ 対峙からきっかけ提供へ
なぜなら、自分の内側を見ればよくなって、他の人や世界を相手に対峙しなくて済むからです。

他の人たちは自分の中にある情報を引き出すトリガー(きっかけ)として見ることが出来ます。

見かけ上は対立していて見えても、実際にしてることはあなたの理解促進のための場を一緒に創って提供してくれています。パートナーです。

相手がいてくれた方が自然に気が付けそうだからです。

対峙者(壁役)からきっかけ提供者(反転した協力体制/反面教師等)に理解が変わるから、どんな変な状況もゆるせるようになって行きます。


▽ 逆行している人々が暮らす世界もありますよ
ある人々にとっては、苦しむことこそ学べるチャンスだという事実があります。少し苦しくしないと先送りしてしまうようなパターンを持つ人ですね。

学ぶチャンスはそれこそいつでもありますが、特に、、

  1. 苦しい時に苦しむ行動ができ、その時にネガティブさを経験できます。

  2. 楽しい時に楽しむ行動ができ、その時にポジティブさを経験できます。

という当たり前のことがあります。なので、自分の苦しい行いから学んでいる真っ最中なのです。

あなたはそこから先に進めますので、周りの人々のネガティブな行いは、あなたに向かってるのではなく、その人々専用なので引っ張られないで欲しいと思います。

勝手に自分の事としてつかむのを放す必要があります。あなたはもう卒業できるからです。

世界にはいろんなジャンルの人が勢ぞろいして同時期に生きていますが、その中には苦しみたい方も結構いらっしゃいます。良い悪いではないです。

そういう方々とは、単純/シンプルに、棲み分けたいから棲み分けてほしいと思います。逆行している人々の世界に立ち入らないでください。シンプルに出ます。

これまでは、苦しまないために苦しむ対象を変化させて、元を絶とうとしていたかもしれません。コントロールできればOKで、しかしコントロールが上手く行かなければ自滅しませんでしたか?

目的が逆行して見える世界で対峙するのではなく、順行する受け流すやり方を学ぶ必要がありますね。単純シンプルにそこから出る方法などがあります。


▽ 新しいやり方
今回は4つほど新しいやり方を書かせていただいています。
この方法のどれかがあなたにヒットしていただければ幸いです。

新しいやり方を一通り練習してみてください。
試してうまくできなくても、別の方法がもありますので気にしないでください。
一例として、

  • (1つめ) 無邪気さのある人のための方法

  • (2つめ) 知的な人のための方法

  • (3つめ) 感覚的な人のための方法

  • (4つめ) ガチ勢向けの方法

です。

全部できるようになるというよりも自分に合うもの、またはアレンジできそうなものを取捨選択してほしいと思います。一生使える知識を持てるようにです。それはみんな違うからです。



〇 1つめ 『苦しむ行為それそのものからすっと手を引く』

苦しむ行為それ自体を「すとん」と素直に辞めちゃう、手放しちゃう、ほかる、捨て去る、のように、心の中での執着心を一旦ぽろっと外すことについてです。

事の途中でも良いので「かけていたエネルギーを引いて、シンプルにその件から手を引きます。」

子供がつまらない話に飽きちゃって、話してる途中で効く耳を持たずにどこかに遊びに行ってしまう、そのパターンです。何が大事かわかってるのですね。

今の自分にとって価値の低いこと/どうでもいいことから手をすっと引いて、意味あること/価値あることを探します。

苦しむこと自体をゴミ箱にぽいっと捨ててしまってもうノータッチです。
いちいち苦しまないでいいんです。嫌なことでなぜ苦しむのでしょうか?

現実の問題に執着心を働かせないで、ポロリとはらりと捨てるだけでいいのです。

▽ 盲点になっている場合があります
子供の様な無邪気さが無く、現実を操作して自分が願う理想形にしたいと思っている場合には、こうしたい、まだできそうと思い込むので、この視点は盲点になります。

なので、出来るようになるまで練習がいります。練習してできるようになると、常に出来るから楽に生きられると思います。



〇 2つめ 『イラつくから苦しむんじゃない。苦しんでいるから苦しいんだ。それにイラついている』


こちらも盲点の一種です。ニュアンスの違いに気が付いてほしいです。

憎んだり恨んだりしていますと実は、その行為をしている自分(こちらサイド)が苦しいのです、と言う事を書きますね。

憎しみでも苛立ちでも、怒りでも何でもいいのですが、ここではイライラを軸に説明します。

今から書くのはイライラする事はイライラしているんだというよりも、苦しんでいる行為です、と言う方です。少しのニュアンスの違いに気づいてください。

イライラするという行為があるのですが、それを通して感じるのは常に「苦しい」という錯覚です。

だから、イライラしているのではなくて、苦しんでいて、その苦しみを表現したいから、イライラと言うチューブを通してイライラを表現しています。

このニュアンスの違いを伝えたいですね。

これがわかれば、苦しみの原因が突き止められますので、対処が容易になります。

苦しみの元は心の「もやっとした感覚」の事です。少しの疑念、疑惑、疑問、矛盾などなど。

▽ エネルギーと変換のたとえ話
たとえ話ですが、

家電に電気を流すと動きますよね。その電気が流れることで様々な家電を動かせます。

アイロンが使えているのではなくて、電気が流れていて、アイロンを通しているので、アイロンの機能が使えています。変に聞こえるかもしれませんが。一度この通り感じてみてください。

この電気に当たるのがこの心の「もやっと感」です。

心のもやっとした感覚が、苦しむための家電に流れると、例えばある変換器を通すと怒りを表現して経験できたり、ある変換器を通すと悲しみを表現して経験できたりしています。

そしてイライラを経験している今は、イライラ変換器を通しているのでそのもやっと感が消えて、変換後のイライラ感に置き換わって感じています。

つまり、一番最初には、このもやっとした心のもやがありますね。すべてのネガティブさの原動力(エネルギーや動機)の事でした。それを変換器に通しています。

▽ 未病の時点で対応できます
この発想が何をもたらすかと言えば、苦しむこと自体を辞退できるようになるよ、ということです。

もやっとした瞬間に対処できる方法を学べばいいからです。

エネルギーは、変換器を通すと出力がくっきりするので気づけやすくしてくれています。

変換器を交換したり改良したりすることから離れて(つまり文句を言ったり不満を感じたりせずに)、エネルギー変換前の段階で料理してしまえば変換後の体験はぐっと減ります。

もやっとした感覚を変換器に入れて、いらだったり怒ったりを経なくてもいいよ、と言っています。苦しまないで良いのですね。

何をすればいいかは明白です。

もやっとしたときに、自分に優しくするとか、一旦昼寝するとか、外の空気を吸いに出るとか、顔を洗いに行くとかですね。

お笑いを見るとか、散歩をしたり、洗濯をしたり、ぐるぐる思考のループを一旦途切れさせればいいのですね。

▽ 2つめのまとめ

  1. 問題から目を背け、一旦距離を取ります。

  2. 安全になって落ち着ければ、今の現状を把握できます。

  3. どうしたいかの本音を問うためのゆとりを自分に与えます。

  4. そして本音を感じて吟味していきます。

変換器を通った変換後のあらぶった経験に対応するのではなくて、その前段階のかすかなエネルギーの段階で消耗してしまおう!という発想をしています。

『未病の段階で栄養を付けて安静にして病にまで発展させません。』

この方法は理にかなっていませんか?

何度か読んでコツを身に着けてしまいましょう。



〇 3つめ 『待機モードで世界が変わる』

3つ目は待機モードです。下図を眺めてください。

  1. 待機モードと言うのは普段の落ち着いた素の自分の状態の事です。その時に何か経験するとあらかじめ持つ『マイルール』が自動発動します。

  2. そのマイルール(自分で決めた自分の決め事)と言うのが曲者でして、未熟な価値判断が含まれています。未熟なのは自我を絶賛形成中だから仕方ないことなのでそれはそれで良いです。

  3. わたしの自己ルールは、今はまだ未完熟なんだと理解してやさしくする必要があるんですね。完ぺき主義はいったん取り外しましょう。自己ルールは一生使いますから大事に育てたいですね。

  4. いずれわかると思いますが、「ほどほど感」と言うのは、話半分で受け取って、いちいち真に受けないことです。信じ込む必要が無いのですね。ですが、上図は一例として書かせていただいたもので、ほどほど感以外にも無数にあると思います。あなた固有のやり方でバッチグーです。

  5. 特に注目してほしい部分は初期設定で『ゆるせている』か『ゆるせていないか』です。その姿勢が待機モードになるからです。

  6. 「初期設定」からの「待機モード」で返す反応が変わるので、成り行きとして体験する世界が変わります。

  7. 体験1でイライラを感じたところから体験2がスタートするから、体験3,4と進むほどこじれそう。これはかなり重要な盲点だと思います。

初期設定で『ゆるせている』か『ゆるせていない』かが一番重要で、その姿が待機モードに現れるよ。で、待機中になにか経験をすると、咀嚼して反応を返せますよ。と言う事ですね。こういう仕組みがあります。

なので、欲しくない結果なのでしたら、原因は初期設定にしかないですよ、ということが結論なのです。

他の人が悪くないよと言う決定的な違いがお判りいただけましたでしょうか?そして、自分も特に悪くはないです。自我の形成中だからでもあります。

初期設定は生まれた後吸収してきた環境によるものです。環境とは集合的な意識の話なので、誰か個人が悪いんだと決めつけるのは木を見て森を見ずなことです。

だからあなたに出来ることは、事実を確認して、その後、自分がどう在ればうれしいのか?どう在りたかったのか?のご自身の本音を選択できるところにあります。

つまり、初期設定としてゆるしたいのであればゆるせるように、(マイルールを)どんどん変更して行って欲しいです。と言う事ですね。


ラストの一つはいわゆるガチ勢向け情報です。この知識は今必要な方向けです。不要な方はスキップ推奨です。



〇 4つめ 『ゆるしのレベル』

▽ ゆるせるまでする1 『一生使うからこそ』
一度形成できた自我は一生使うことになりますよ。
だから、早い時期からゆるせるまで何度でもミスして挑戦しています。

〇チャネリング
失敗からしか学べないこともちゃんとある
大人になってから失敗すると引きずるから子供のうちにたくさんしてる場合もあっていい
幸せだとあんまり学べないからこそ、不幸せから学べることもある
教訓が欲しいから喜べない環境があっても別にいい

逃げないって争って勝てと言いたいわけじゃないよ
逃げないってゆるすことから逃げないってこと
ゆるせない現状と争わずに、勝ち負けを横に投げやって、心を開いてビッグハグすることだよ許し合えること。全部自分だからだよ

自分の中に葛藤があるなら意見が割れているということ。どっちが正しいかとかじゃなくて、
a.あなたの意見もわかるよ、
b.そしてまたあなたの意見もわかる、
と自分の中の二極性のどちらをもゆるすんだよ

そうすると対立が止み、今回の落とし所に終着できます

喧嘩をしちゃいけないんじゃなくて、喧嘩をしてどう仲直りするか?仲裁できるか?までがワンセットなのでさせて上げます。自分でしてみなければ結局自分で学べないからです。

大人になってから朝から晩まで仕事中心、または家事中心、育児中心、介護中心の生活をして、同時に人をゆるせることを学ぶのはきつそうだから、時間がある今のうちから少しづつ人をゆるせることを学びます。

大人になった後でもできる人はいいですが、中途半端にしかできない人は結局苦労することになります。だから今するのですね。

特に50代中頃からは一触即発、社会的な死みたいなスキャンダルに発展するかもしれませんので自滅の程度が悲惨になってしまうかもしれません。

ある日突然覚醒するなんてことはたぶんないので、早いうちからコツコツ手をつけた方が身のためです。

早いうちなら時間もたっぷりあるし、周りのみんなとも支えやすくて、自我を形成し合いたいとするというニーズがマッチしていて、多少ぶつかり合っても補え会えますので協力しやすいと思います。相手の子も素直ですしね。

いつか向き会う必要のあることをあと伸ばししない姿勢がとても大切なことです。
だからゆるせるまで挑戦し続けます。あなたは何も間違っていませんよ。

▽ ゆるせるまでする2 『粘着する意味』
(今読み手がそういう状況にあればですが、)立ち直れるまでしたいからこそ、立ち直れない状況に今います。

ゆるせない状況に今いるのは、この現状をゆるせる状況にしたいからですね。あなたにとってのよりよい教材がそこにあるから、あなたはそれを紐解いているのです。

ゆるせなかった現実をゆるせるまで繰り返すステップには次のようなヒントがあります。

▽ ゆるしのレベル

  1. 現実を変化させて許せる状況にしたいのか?

  2. 現実を今の自分の分別力で許せる範囲まで変化させてから、ゆるしたいのか?

  3. 状況はそのままにして、心の土壌に許せる価値観を芽生えさせたいのか?

  4. 状況はそのままにして、もう許してしまうのか?

これを骨組みだけのスケルトンにすると以下になります。

  1. 参加している現実の 全面改修 (Lv.1)

  2. 見えている現実の 部分改修 (Lv.2)

  3. 見えている現実の 改修はせずに、内面整理 (Lv.3)

  4. 見せていただける現実の 改修はせずに、内面整理も終えて、ゆるしてしまう (Lv.4)

さらに、内訳は以下の通りです。

  1. ゆるしのLv.1。つまりゆるせてません。現実と対立しています。

  2. ゆるしのLv.2。部分的には許せるが他の部分はゆるせません。

  3. ゆるしのLv.3。外の世界はそのままにできますが、心の中の状況はそのままにしておけないので整理中です。

  4. ゆるしのLv.4。外の世界、中の世界両方ともありのままでOKに出来ます。


ここで何を言いたいのかと言いますと、粘着して何度も何度も繰り返し練習している意味には、ゆるせる深度をさらにゆっくり深く掘り進めて、懐を深くしたいがためですよ、と言う事です。

ゆるしの受け皿の広さ/熟練度/レベルをあげたいのですね。

今それを訓練する土壌があるから弱音を吐きつつでも遂行していくのです。出来るようになった後の世界線がすごそうだからです。

ゆるしのLv.4(そういう場みたいなものはないですが、心の在り方はあります)の世界線では、この記事中の内容に(自分が書いたのではないかと言えるほどに)全部共鳴できうる在り方です。


その他の捕捉情報を載せます。

〇 補足情報

▽ エゴはあって良い
間違いやすい点として、エゴはあっても良いんだよと言うことがあげられます。

自我の種類の中に自由意志と言う成分がありますが、その自由意志を行使できるのが通称エゴと呼んでいる、自発性の事です。こうしたいという望みと、こうしてみたいという希望のことです。興味と関心の事です。

そして、未熟な自発性の中にはポジティブなもの、中立なもの、ネガティブなものとがあります。

  • ポジティブエゴは結果が中立からポジティブにかけて実ります、が、一部例外があります。扇動など。

  • ネガティブエゴは結果がほぼネガティブに実ります、が、一部例外があります。反面教師目的など。

さらっとしたエゴの種類はこんな感じですが、エゴがあっても良いんだよと言う理由については量が多いのでまた別の機会に書かせていただきます。


▽ 女性性と男性性の入門
中学生向けの入門編には過剰かなと思ったので、詳しく書きませんでしたが、女性性と男性性のバランスが取れると良いですよ。

  • 女性性のバランスが取れると『母性』として表現されます。

  • 男性性のバランスが取れると『父性』として表現されます。

  • これは公式として覚えてしまってください。

注意点があって、父性を出そうとひねり出すのではなくて、男性性がバランスできると自然と父性としてしか出てこなくなります。母性も同じです。

あと、母性も父性も両方同時にバランスして出せます。その中間の中性もありますし、全部同時に出す性もあります。または幼性性もあります。

○○性というのはそういうシンボリックな性でのことです。見つけただけあると思います。

▽ 穏やかさはゆるやかに変動します
通常、気持ち(の中の特に穏やかさの量)の変化は天国から地獄へ急降下したり急上昇しません。そういう事があっても年1回ぐらいではないですか?

残りの364日はどうなるのかと言いますと、小刻みに上下しています。つまりグラデーションになるという事ですね。

↓のバロメーターをもう一度確認してみますと、

▽ ゆるしのバロメーターの補足

  • 幸福度MAX >幸福度MIN > 中立 >不幸度MIN > 不幸度MAX

  • +5 > +4 > +3 > +2 > +1 > ±0 > -1 > -2 > -3 > -4 > -5

  • (+5)完全にゆるしてる > ゆるす > まだゆるせる > ゆるしてもいい > (±0)どっちでもない > 無理 > ゆるせない > ゆるさない > 一生恨む > 死んでもゆるさない(-5)

先ほども書きましたが、上げて上げて上げて、下がるみたいな天国から地獄はあっても年1程度で、その真逆の下げて下げて下げてからの上がるという方は年1もないかもしれませんね。

なので通常は毎日毎秒、小刻みに上下していくのですが、それは類は友を呼ぶとか、共鳴とかの事です。

マイナス5に一瞬で下がることはかなりまれで、-5に至るためには徐々に落とす必要があります。つまり±0から下がり-1になります。さらに-1から±0に戻ったりを繰り返しながら上下したのち-1から出て-2になります、、、のようにです。

また真逆も同じことです。
+5に一度になるのは結構稀で、通常は±0から徐々に上がります。+1を経て+2になり、また+1に下がり+2に上がり、、、を繰り返します。

これを知っておく意味は、一髪逆転を狙わなくても良いという事を知るためです。ピーキーではなく、コツコツ徐々に進めた方がしなやかさのある強い精神になると思います。

そして、今、マイナス圏にいるなと感じる方はいきなりプラス圏を求めるのではなくて、一度0にもどす必要があるということです。これがかなり重要なツボです。

先ほど書いた通り、一発逆転劇は年に1回あるかないかぐらいで、それを狙うというのは、上手く行かないことの方が多くて不満感、焦燥感が募るだけに終わります。

そうではなくて、とりあえずの目先の小さな目標設定に切り替えた方が自己満足感が増し、結果、マイナス圏から一度0圏を通って凪になり、一休み出来て、さらにそこからプラス圏に気持ちを切り替えて持って行けます。

これは重要なコツです。中立点である「0」を一旦目指します。

▽ 役割分担が大切なこと

  • 意識の2次元者は、親の庇護のもとで暮らしたいと望む人々のこと。

    1. ここで述べる親とは、権威とかも含めます。普通の両親とか親族の事もあります。

  • 意識の3次元者は、2次元意識の時の親元から離れて独自ルートで生きたいと望む人々のこと。自分が自分の親、または受け入れ皿になることを望む人たちの総称です。

    1. 社会構成、社会基盤(インフラ)の実演者兼運用者のこと。

  • 意識の4次元者は、社会というものを経験したからこそ、芽生えた疑問に自問自答している人々のこと。

    1. 元3次元者なので、つぎなる5次元者になる過程におけるわだかまりをクリーニング除去してる最中の人々のことを指しています。

  • 意識の5次元者は、それまでの過程をすべて履修し終えた人の事です。

    1. 下位次元で何をしたいのかがわかっているからこそ、見えていて、穏やかさがあります。ゆるしや、受け止め、母性や父性を表現できます。



お疲れさまでした。まとめに入りましょう。

まとめ | ゆるし方のまとめ

※長くなりすぎる関係で、詳しく解説していない部分もあります。

  1. 自我の形成が未成熟だと、日常の中の不満観からイライラを感じます。

  2. それこそが「苦しみ」(ゆるせてない印/サイン)だよ。

  3. で、イライラに対応するのは間違いではないけれど、後手に回っているので一生涯、きりが無い対応に追われて生きます。元根にアプローチしていない時の姿勢です。

  4. それはいつか認めないといけない勘違い(元根)を先に延ばす「あと伸ばし」行為だよ。そのしわ寄せが来ていますが、年齢を重ねるほどにクラッシュしがちです。

  5. あと伸ばしせずに「今取りかかる」という姿勢があります。

  6. 逃げないというのは対峙することから逃げないという事ですが、何と対峙するのかで違いが生まれてきます。他人や世界に対峙するのは、後手の後伸ばしです。自分の正直さに対峙すると、それが「根」なので根治されます。それが許せた姿として現されます。

  7. それは自分を愛でる、自分にはそういう気持ちがあったんだねと認める、素直さを認める、そして本音にアプローチできる、という方です。それが「ゆるせた姿」です。あるがままの世界/個人/自分の現状をただそのまんまを認めるだけです。手を加える必要性が消えます。

  8. ゆるす対象には外の世界に2パターンあります。「自分と他人の関係性」と、それを複数にした「自分と社会(世界)との関係性」です。

  9. ゆるす行為には心の中に1パターンあります。「自分の想いと実際の行為」のギャップについてです。自分への期待値と実際にはどうできたのかを見比べて反省しています。それをゆるしましょう。

  10. 結局一番大事なことを書きます。結局何をゆるせているのかと言うと、「自分をゆるせる」ようにしています。自分の中にある想い、思い込みの程度をゆるしたいのですね。これが自我の根幹/自分ルールの「初期設定」のことですよ。

  11. 自我の根幹である初期設定を更新し続けて、自分を傷つけるルールをケアして行けると、新しくゆるせたバージョンのルールで「待機モード」になれるよ。

  12. ゆるし終えた待機モードから経験する日常は、嫌な出来事が来ても、そこでの苦しむステップを取り外せるので気持ちの整理が楽にできます。

  13. 常日頃から喜び中心で生きる方法は何通りかありますが、苦しみもゆるせるのは「ゆるすこと」以外に(たぶん)無いと思います。

  14. これこそが、苦しみ続けている人々の中で、つまり、「ゆるせない人々」の中で、あなたやぼくが暮らせる/生きれる方法です。ゆるすことのみの世界観のことです。冒頭で「ゆるし方を知らない人々の中でこそ、ゆるせた人達がいます」と書かせていただいたのはこのことを指します。

  15. 「ゆるせない人々」の中で、共感は出来ても共鳴はしませんので、もう苦しめません。自分は苦しまずに隣にいれているという発想です。これならそこで、一切振り回されずにお手伝いが出来ますよね。


〇 ゆるし方 その1

  1. ゆるせなくてかまわない

  2. けどゆるしたい。

  3. じゃあどうすればいいの?

  4. とりあえず、受け入れてみる。

  5. そして第一声を「ありがとう」に切り換える。

  6. そのあと、どうしてありがとうなのかを考えてみる。

  7. そしてそちらですすむ。


〇 ゆるし方 その2

  1. 結論はとにかく許せばいいだけ

  2. だけど、自暴自棄になって投げやりにするのとはわけが違うよ。

  3. 心の中からゆるしたいと思っている。

  4. だからどうゆるせばいいかが「わかる」というだけです。

  5. 愛/思いやり、理解/尊重、共感/まなざし、感謝/感動の事ですね。

  6. 相手目線に立てることです。

  7. 世界の動向に依存しなくなるという事です。ご自分の素直さの方が大事なのでそれをします。

  8. 結論はとにかく自分の基本スタンスが許していればいいだけです。

  9. 対立(不毛なバトル)への発展を事前に見極めて、金輪際自発的に辞めます。


▽ 新作アニメの例え。読んでわかるのはあらすじだけ
ここまで書かせていただいた内容は全部ぼくが経験したことです。

新作アニメで例えれば、その中身を言葉を駆使して伝えただけですね。それを読んでわかるのはあらすじだけです。

何が言いたいのかと言いますと、アニメは自分で見た方が良いということです。

声とキャラたちの動きと、歌とか間とかがあるので、文字媒体では伝わらないことの方が多いと思います。

で、現実と言うのは、現実世界で実地にライブ感覚で自分が体験するというのは、情報量が桁違いに多いですよね。文字で読んだあらすじは本当に事前情報なだけで、自分でした経験の方がはるかに実りがあると思います。

つまりはそういう事です。

  • 人をゆるせるようになって行くプロセスがあります。

  • それを文章形態でお伝えしました。

  • あとは自分でこうかな?とやってみる必要がありますね。

  • 知識をあなたの経験に変化させます。


ということで、座学は修了しましたよ。

ここから先は実践編の開始です。


実践 | ゆるすことを人生の第一義とします

〇人をゆるせるほど楽な人生になっている

すでに楽に人生を生きられている人にはわかりずらいかもしれませんが、困難な人生を選んできたぼくたちにとっては、自分がもっと楽に人生を生きたいからこそ、まず第一に許したかったのです。そしてゆるしてほしくもありました。

経験者は語るですが、人をゆるせるほど、体感として目に見えて楽な人生になっていきますよ。

あなたはいかがでしょうか?

▽ どこまで許したらいいの?気が済むまで許せばいいの?
自分の実用的な範囲でゆるせればいいと思います。

完ぺき主義ではなく努力目標なので、手の届かない範囲があっても別に構いません。宇宙は無限だからです。

また、手の届きそうな範囲でも、あらかじめ全てをゆるそうとしなくて構いません。見つけたそばから、気が付いたそばからそれをゆるせばそれで構いません。人の経験はボリューミーだからです。

といいますか、そういう事もご自身で決定して行って欲しいかなと思います。あなた専用の一生使う自我の事ですからね。


実践編の一助となるべく、ぼくが実践していく間に気づいた少しのヒントとかコツを書いていきます。


補足 | さあ、あなたもゆるそう

〇 少しのヒントとコツ レッツゆるそう!

▽ 相手の代わりに気持ちに気づいてあげる人になれますよ
・暴力を許せる、言葉の暴力、態度の暴力
・責任逃れをゆるす、わがままをゆるす
・圧をゆるせる、威嚇、威圧、言葉の圧、意識の圧、無意識の圧
・差別をゆるせる、偏見

この害悪をゆるすという行為は、そこにとらわれてしまったその方の心(態度とか在り方)をゆるせますよ、というだけです。シンプルにそれだけで十分です。

いいなりにおちいればいいという事ではなくて、暴力を受けて耐え抜くというのとも違ってきます。暴力からは離れて距離を置いてください。

不正をゆるすのではなくて、正すのでもなくて、不正をしているという感覚自体がまだ無いという幼稚さをゆるしてしまえます、という所までで大丈夫です。

この実害とか被害のテーマはぼくはあまり詳しくないです。ちゃんと向き合ってきた人に聞くのが手っ取り早いと思います。

ぼくの場合には、遠くから、その人たちにはわからない一面を、彼らに変わって見つけてあげられると、自分も癒されると思います。そういう事をしています。

ゆるす対象とかジャンルは多岐にわたるので、手を付けなかった興味の範囲外のジャンルとかは普通にあっていいと思います。

それは、悪をゆるせることが目的なんじゃなくて、自我の形成を目的としているからですね。

自我の形成のプロセスのさ中に、ブロックがあり、そのブロックを溶解する過程で、してしまった罪の重さを受け止めたいがために、悪を甘んじて受け入れたりしています。

個性を育めばいいだけですので、そのためのツールとしてチャンスとして、様々な経験が用意されていると思うからです。そこに例えば殺人などのテーマもあると、ぼくは受け止めています。

▽ 人をゆるすことが「得意ジャンル」な人がいます
人をゆるすのに特化したかのような特段上手な人もちらほらいらっしゃいます。興味があればそういう人に近づいて、見せていただくのも手です。

わからなければ質問してみると、自分にない視点をお持ちで、目から鱗が落ちると思います。

▽ いいとこどりして修正します
あとは、ちぐはぐさがあるパターンもあり、自分とは真逆のパターンの人もいます。

年下は許せるけど、年上はゆるせない人がいます。
また、逆に年上はゆるせているけど、年下は見下す人もいます。

1人で行動できる人と、誰かいないと行動しない人がいます。

何をゆるせているのかゆるせていないのかにちぐはぐな違いがあると思います。その視点も有効活用できます。

自分にない発想をいいとこどりして人から学べますよ、という事ですね。教師と反面教師の事です。


▽生物的な発想から離れて選べる
人の身体は生物由来ですが、人の心は霊由来だと思います。

生物には存続するという命題がありますので、そのためにできうるかぎりの事をします。

霊の場合にはもともと、生物ではないので生き死にと言う発想が効きません。

なので、人には元から多重性があるという前提を思い出せると、生物的な発想から離れて選べます。

これは専門知識が必要になりますが、やさしさの面で大きい飛躍となるものです。

▽ たくさんいる人をゆるそう
見た目は大人でもちょうど今、絶賛自我の形成中の人はたくさんいますよ。

受験勉強してるからといって自我の形成ができるわけではないですよ。両立できていましたか?それとも一旦保留扱いしてましたか?

就活をして社員研修したからといって自我の形成は完了しませんよ。
商品開発をしたからといって、物作りに励んだからと言って、セールス対応したからと言い、自我の形成はできないかもしれません。
もちろん、両立できていたなら話は別ですけどね。

自我の形成期とは、嫌なことをやめて立ち止まって何で嫌なんだろうとか、ああ自分は嫌なんだな〜と自分で自分をおもんばかり、素直さを認められるようになって行くプロセスのことです。人に頼らず自分で心のケアが出来て行くことです。

誰かに認めて欲しい/褒めて欲しいと感じているあなたは、そういう自分で自分を認められるタイプの自我の形成がまだなので今しています。

つまり、遅れているという意味ではないですが、子供時代にはしてこなかった何かしらの理由があります。部活や青春、勉強に忙しかったとか、興味がわかないだとかかもしれません。

自我の形成には、早い人は小学生の時から初めて、遅い人は人生が終わる直前にもまだスタート位置にいます。

それはもちろんその方の人生なので、主体はその人自身にありますよね。

他人と比較する必要はないでことですが、「人生何周目ですか?」と思う人が現れたら、その人の価値観ではその人が早いというのではなくて、こちら側にいるみなさんが遅くから始めたのかもしれませんよね。

出遅れ組なのは、優先順位が違ったというだけで、それで人生詰み/ジエンドと言うことにはなりませんので注意してほしいかなと思います。今、何ができうるか、したいのか?の方に注目して行きたいですね。

経験者は語るじゃないですが、早く意識を進化させたとしても子供の頃の友達との楽しみを犠牲にしてきたかもしれないし、大人の楽しみ(お酒)/物質的な快楽とか喜びを犠牲にしたかもしないからです。

人生の優先順位はそれぞれ違って良いものですからね。人間味の方を選んだのかもしれないです。

つまり、後伸ばしにできた結果、今も苦しみがあるというだけです。
だから苦しみに今取り組みたいという事ですね。
お尻に火が付かないと動かないタイプの個性でした、ということなだけかもしれません。今してるならそれで良いことです。

▽ テーマ自体が重すぎてる時
一回泣いてゆるす、大笑いしてゆるす。治す。
重いテーマでは泣くのはとても効果が高いと思います。泣くことは圧力解放弁が開くことです。

大人になって泣くことがあまりないのですが、泣くのはうれし泣きでも大笑いして泣くのでも感動して泣くのでもなんでもOKです。

ヒューマンドラマを見たり泣ける何かを見て一度泣きます。

▽ どうしても難しい時
ゆるすも許さないも何もない領域に退避してそこで自分のために選びます。

詳しく説明できませんでしたが、凪の軸(通称自分軸)上にある5,9,13,17次元は安全地帯なので、そこに一度気持ちだけでも非難します。

このやり方はここで書ける分量ではないので軽くのご紹介でした。



〇 無条件でゆるそう

わかりやすいように長々と解説をしてきました。

結論としては、「ゆる(ま)せないことがすべての始まり」です。
なので、結局ゆるませましょう!緩めれば解決します。緩ませる態度を持てているなら遅かれ早かれ解決しています。

ところで、

ゆるし上級者になってしまうとゆるそうがゆるさまいが実はどちらでもよくなります。

なぜなら、必要があることがただ起こることに気が付いているからです。

『ゆるしているのはいつも何かをゆるせているから、「それ」(あなたが許した産物)が経験できています。』

苦しんでいる人と言うのは実は、苦しむことを自分にゆるせている人の事なのですね。

無条件でゆるそう、というのは実は、すでに無条件で何かしらをゆるせていて、ゆるせている事だけを経験していますよ、という事の方です。

無条件で許せるようになりたいから、今新たにそのやり方を一から学ぶという発想ではないという事に注目してほしいです。ニュアンスが真反対ですからね。

すでに無条件で許し終えています。なのでそれを経験出来ます。そうではないですか?

ですが、ポイントは、苦しむことを無条件で許してしまっているからこそ、今苦しんでいますので、それだと苦しみをなくすことが出来ません。

なので、苦しまないでいい方を選択できるようにここまで書かせていただいて来たという訳なのです。

難しいかったらごめんなさい。

ゆるすというのは世界をそのままにさせておくことです。コントロールするんだと勘違いしないことがポイントですね。



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ここまで読んでいただきありがとうございました。
何か気づきがあったなら幸いです。
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実践してみてわからないことは(何も期待せず)コメント欄にでも投げかけてみてください。
誰かが答えてくれるかもしれません。
または誰かのヒントになるようなことでも書いて残してみてください。


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