コミュニケーションの基本の〝き〟

たまには
ド直球の
ど真ん中のテーマを扱いたいと思います。



比較的にこのnoteでは
そんなにニッチな話はしていないですが
コミュニケーションの
基本の〝き〟については
初期の初期に書いたばかりで

もうほとんど書いていない気がします。

ところどころでは
出てきていますが
改めてコミュニケーションに
必要なことはなんだ！？

というnoteの書き方は
最近していないでしょう。



このnoteをよく読んでくれている人や
コミュニケーションについて
よーく学んでいる人も

で、コミュニケーションで大事なことって何？

と聞かれると
思い浮かぶことがあり過ぎて
逆に迷うと思うんです。



今回は
yes、and方や
バックトラッキングなどの
細かい技法は一旦置いておいて

1番核になる部分について
お話ししたいと思います。

オウム返しなどの技法を
無理にする前に

まず抑えておかなければいけないこと。

結論、それは傾聴です。

◯コミュニケーションは発信より受信

人は
人の話を聞くより
人に話を聞いて欲しい生き物。

しっかり話を聞いてもらえると
お金をもらったり
おいしいものを食べた時のように
脳が快感を覚えます。

だからどんな正論を言ったとしても
相手の心が動かないことは
よくあるんですね。

まずは話を聴くことからスタートです。

◯傾聴のポイント

じゃあどうやって相手の話を聴くのか。

もちろん相手の話を
一語一句聞こうとしても良いですが

まず大事なことは

「あなたの話を聞いていますよ」

ということを態度で伝えることです。

有効なのは頷きですが
あまりオーバーにしないことです。

オーバーに頷かれると
嘘っぽいんですよね。

「コイツ、相槌打てば良いと思ってるだけだろ」

と斜に構えられます。

頷きは短く。相槌もごく自然に。



そして2つ目のポイントが質問です。

「◯◯って、こういうことですか？」

と質問することです。
この質問の目的は
「あなたの話を理解しようとしてますよ」
ということを
感じてもらうためです。

コツとしては

〝なぜそのような行動をあなたはしようと思ったのか〟

と動機や感情を聞くことです。

たとえばランニングの話をしていたとして

・どこを走っているのか
・どれくらい走っているのか
・いつから走っているのか

という質問よりも

・なぜ走ろうと思ったのか
・ランニングをしてみてどう感じているのか
・これからも継続しようとしているのか

など
相手の感情や背景に焦点を当てて
質問することです。


あくまで興味があるのは
ランニングではなく
あなた自身ですよ

と感じてもらうことが目的です。

そして質問することで
相手が話しやすくなりますよね。

「へぇ〜」
「ふぅ〜ん」
「そうなんですね〜」

という相槌だけで
相手が話し続けることは
難しいですからね。

質問だけでなく
確認でもOKです。

「じゃあ健康管理のために
　ランニング始めたんですね〜！」

という具合ですね。



そして3つ目のポイントは
否定しないことです。

言い換えれば
判断しないで話を聴く。

「そりゃ、浮気したお前が悪いだろ」
「遅刻しないように君が気をつければいいのでは？」
「新人の頃は誰でも辛い時期はあるよ」

など
相手の訴えを
先に答えを用意して
話を聞かないってことです。

相手の話を
良いとか悪いとか判断せずに
あるがままに聞く。

自分の意見と違っていても
論破しようとせずに聞くのです。

会話をディベートだと考える人がいますが
自分と違う意見を持った相手の意見を
尊重するのです。

正直な話、ここが1番難しいです。

自分の意見とは相入れない話だとしても
自分がsiriになったつもりで
聞いておきましょう。





そして最後
時々笑顔で話を聴く。

ずっと笑顔でいるのは疲れるでしょうから
要所要所で構いません。

何ならこれが一番大事かもしれません。

笑顔で話を聞いてくれるだけで
相手はあなたを味方だと錯覚します。



これは想像に難くないのではないでしょうか。





短く、適度に相槌を打って
質問したり確認して
話の内容に耳を傾けていることを態度で示す。

良い悪いの判断をせず
話を先読みし過ぎずに最後まで話を
笑顔で聴く。



これが基本の〝き〟です。

これができれば
あなたのコミュニケーションは
80点以上だと思いますので
ぜひ実践してみてください😌✨

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