ちょっとだけクソ上司になってみた話
今日は日曜日なので
いつものお堅いメンタルのお話ではなく
今週ちょっとだけ
自分がクソ上司になってみた話を
したいと思います。
今週、ある高齢の患者さんが
転ばれて、足を骨折されたんですね。
その時
新卒2年目の若い看護師(男)と
2人でレントゲン室に
その患者さんを移送した時なんですけど
レントゲンの機械の調子が悪くて
レントゲン技師さんが
何度か撮影を繰り返したんですよね。
機械のトラブルなので
私たちにはあまりできることもなく
ちょっとした隙間時間が生まれたんです。
そこで
その2年目の看護師に
「病棟に戻ったら何する?」
と質問してみたら
「えぇっと…そうですねぇ…」
と返答がうまくできなかったんです。
その時に
と実際はもうちょっと細かく長めの
指導をしたんですね。
私自身あまり口うるさく
そして細かい指摘は
しないようにしているのですが
世の中の流れ的に
若い人が指導されたり
怒られたりする機会って
どんどん失われて
のびのび働ける一方で
成長できない人も一部います。
どういう選択が
目の前の若手看護師にとって
必要なのかを考えた時
やはり耳が痛い話だとしても
指摘してあげた方が
彼のためになるのであれば
言いたくはないけど
必要だと思うんです。
彼も今伸び悩んでいて
次のステップになかなか進めていない
現状もあったので
少しだけ真面目に指導しました。
私自身
昔のトラウマもあって
あまり口うるさい人には
なりたくないという
前提があるんですよ。
私が新人の頃
クソ上司に
「お前の休憩中だけで
俺はここまでできるんだからな」
と力の差を見せつけられて
やる気になるどころか
不貞腐れてしまった過去があったり
難癖としか思えない指導に
うんざりしていましたし
結果として
その新人の頃の指導のほとんどを
ムカついて聞けなかったので
そういう指導はやめよう
と思っていたんです。
だからと言って
仲良くしていれば
新人や若手が育つ
というほど単純なものではないわけで
私も30代となり
多少面倒臭いと思われるような
立ち回りもしなきゃ行けない立場に
なっている気もするんです。
いつまでも若手の気分で
より若手や新人のスタッフの
愚痴を聞く相談役ばかり
やっていても仕方がない。
それは優しい人ではなくて
優しい人だと思われたいだけの人
でしかないですからね。
少し厳しい指導を今週してしまったので
その若手が推し活をしている
東海オンエアについて調べて
興味を持って
その若手の関心に関心を
向けてみようかと思います。
少しでも指導した内容を
感情的にシャットアウトされないためにも
先輩から歩み寄る姿勢は
大事だと思いますしね。
本当に若手の指導って
若手が思っているより
大変なんだぞ!
というお話でした😌