シャニマス6th Come and Unite!大阪公演 Brilliant Blooms 感想
会場
大阪城ホール
新大阪駅からのアクセスも30分以内で最寄りの大阪城公園駅から見える位置にあり会場周辺もカフェや飲食店も多く、川沿いの道も広い。
同会場では去年(2023年)6月にシンデレラガールズの方で燿城夜祭(かがやきよまつり)が開催されたのもあり迷うこともなく辿り着けた。
CD物販へ整理券入場が終わった12時頃に行ったが大して並んでおらずすんなり会場限定CDを買うことができた。
ステージ
MOIW2015をぎゅっと小さくしたような形状。横浜のKアリーナと共通なのだろうか。花道の近さについては近かった人に聞いてください。
バックスクリーンがかなり特殊な形状をしている。ステージとスクリーンの形状は公式Xの画像を見てもらうとわかりやすい。
ステージ上の階段状になっているスクリーンがあることで正面から見た時にバックスクリーンの世界にキャストが入っているかのように見える。
先述の燿城夜祭は祭りの様にセンターステージを櫓としてそこから左右に花道が伸びるようなステージだったためシャニマスもオーバル形状の会場をを生かしたものになると予想していたが違った。ステージ形状でここまで印象が違うとは。
席番
Day1 スタンドA
前の花道には届かないがセンタステージに近いのとバックスクリーン含めた全体を見渡しやすい席。端の席だったのでゴツ目のパイプで出来た手すりが横にあり立ち上がると邪魔で多少もたれかかりながら観ることになった。
Day2 アリーナC2ブロック下手側後方
アリーナにしては後方のためステージが良く見えず、銀テも眼の前で勢いを失い届かないそんな席。この公演で唯一のハズレ席ではないだろうか。
すぐ後ろのスタンド席のほうが見やすくて絶対良い。
唯一良かったのはスピーカーの正面だったために低音が体に響いてくることだろうか。
衣装
CANVASシリーズのジャケット衣装
イルミネ(ワンツーマーチングパレード)
今までの星やオーロラをイメージした衣装と異なりマーチングバンドがテーマで今までで一番キャラクターカラーが前面に出ている。いつか3人揃ってのパレードが見てみたい。
アンティーカ(アンカードルモンクーペ)
今までで一番メンバー間の差異が少ない衣装じゃないだろうか。髪型まで統一されていてより騎士団の制服らしくて良い。パンフでは持っていた剣を使った演出のとある英雄たちの物語をみたい。
放クラ(ドンシャンマツリバヤシ)
お祭り野郎が過ぎる。放クラは5色がはっきり出るから揃ったときも単独のときも騒がしくて良い。放クラのライブ衣装の中で一番露出度が高いんじゃないだろうか。7月のライブでも着てほしい
アルストロメリア(ウーリーメイラースクレ)
放クラとは真逆の冬の装い。ミトンは流石に付けていないがケープやイヤーマフ、フードと可愛いよりも暑そうという感想が出てきてしまう。
しかし、かわいい。
同時視聴会によるとフードは髪に固定していて、イヤーマフはイヤモニとの兼ね合いもあるので片側づつで固定の仕方が違うらしい。また、ミトンの代わりに手首の飾りが追加になったとのこと。
ストレイライト(スケルトンオーヴァードライブ)
パンフレットでは北原さんの衣装がタイトスカートで「これでストレイライトの曲踊れるのか?」と思ったが。ステージでの衣装は足が動かせるようにタイトじゃなくなっていた。センターのあさひを軸に対称的なヘッドセットや衣装があさひ不在の2人、3人揃い踏みのどちらのストレイライトをもより引き立てていた。
ノクチル(クリアベルトーサーフェス)
テーマは(ビニール)傘。衣装が新しくなる度4人のアイドルカラーが濃くデザインがバラバラになっている気がする。「さよなら、透明だった僕たち」というユニットのキャッチフレーズに沿っているということだろうか。スニーカーが良い。
同時視聴会によるとゲームイラストではサンダルだが流石にダンスが踊れないためスニーカーに変更になったとのこと。
シーズ(フォービドゥンシンシアリ)
テーマは白と黒。色とりどりにひかる様を分光するプリズムや光の色に染まるという表現ではなくそれぞれが結晶構造により確固たる色を持つ様々な宝石で表現されるのがシーズらしい。アダムとイブもテーマなので美琴はにちかに比べて多少男性的なデザインになっているのだろうか。
コメティック(コメティックノート)
5.5周年で一度披露済とはいえ生で見るのは初めて。3人共デザインや素材、シルエットまで異なるのに黒一色で統一感が出てるのが凄い。
5.5thの時から髪型を変えていたのもあってか3人共印象が違って見える。
ルカがやりそうにないかわいいツインテールなのにパフォーマンスの表情や仕草でルカを体現してしまう川口さんに圧倒される。
感想
全曲コメントしてたらキリ無いので各ユニットの感想と1曲ピックアップする
イルミネ
近藤さんが療養に入ったのがライブ直前だったことからダンスの立ち位置もセンター(真乃)と上手(めぐる)のままで歌も灯織の分は音源を流す形となったが、逆にそれが灯織を居るものとして表現しているようでよかった。
Forward March!!!(Day1)
6thツアーの始まりにこれ以上ない曲。灯織役の近藤さんが直前で療養に入ったため灯織のプロデューサーとしては心残りな部分もあったが「前を向いて」という力強い3人の歌声に「まずはこのライブを楽しもう」と思うことができた。
アンティーカ
Black Reverieや純白トロイメライから強めていった演劇方面の演出とバベルシティ・グレイスから続く楽曲としてのライブの盛り上がりが融合したのがabyss of conflictと革命進化論だと思っていて今回CANVASシリーズの楽曲がそれをさらに進化させていたように感じた。
とある英雄たちの物語(Day2)
フォーメーションの多様さ演劇の要素まさに今のアンティーカの集大成とも言えるパフォーマンスだった。是非剣を持った状態で演じて欲しい。フォーメーションが基本リーダーである恋鐘を中心とする構成なので恋鐘役の磯部さんがいない横浜公演でどんな変化をするか楽しみ。
放クラ
今ままでと同じく盛り上げ隊長の役割も担っているが、裸足じゃイラレナイや全力アンサーといった疾走感のある青春曲が増えたことで、よりみちサンセットで見せる切なさを放クラの持つパワーそのままに表現できる様になったと感じた。
裸足じゃイラレナイ(Day2)
幼馴染のノクチルやアイドルになって出会った同級生のイルミネとも違う果穂や夏葉がいるからこそ青春時代を過去とも未来とも描ける強さがあった放クラが今回等身大の全身全霊で走り抜けるような青春の切なさを見事に表現していた。
アルストロメリア
堂に入ったかわいさ。あざといなんてやりすぎなくらいがちょうどいい。同時視聴会では黒木さんが手の振りを見てほしいと言っていたが、アルストのダンスは他ユニットほど激しくない分細かい仕草一つ一つの破壊力が凄い。カメラアピールとしての挨拶のようなウィンクじゃなくて明確に眼の前の人に向けて意味を込めてウィンクしてくる。
Bloomy!(Day1、Day2)
まさにBrilliant Bloomsというタイトルにうってつけの曲。イントロの自己紹介からの歌の入りが凄くきれいなのが印象的だった。Brilliant Bloomsというテーマの公演は実質Bloomy!に始まりBloomy!に終わった。
ストレイライト
Day1では田中さんがいない分これでもかとふゆと愛依の対決とイチャイチャを見せつけてくれた。Day2で3人揃ったストレイライトの勢いは凄まじい。Day1で冬優子は「あさひがいなくたって~」と言っていたがあさひがいればいたでセンターとして全幅の信頼を置くパフォーマンスで魅せてくれる。
こうなるとふゆとあさひ、愛依とあさひでのパフォーマンスが見たくなる。
Destined Rival(Day1)
田中さんが出なかったのは流石に意図的ではないだろうがコミュの流れも含め演出、パフォーマンス共にハマり過ぎている。ただただ凄いもの見たという感想しか出てこない。
Start up Stand up(Day2)
初日も含め今ここにあるストレイライトを全身で叩きつけられた。これからさらに年月を重ねれば重ねるほど深みが出る曲なのでシャニマスの10thかユニット単独のラストかでやって欲しい。
ノクチル
所作からあまりにもノクチルすぎる。曲中の自己紹介での4人の佇まい、浅倉は堂々とリズムも取らず立ち、樋口は所在なさげに、小糸はギュッと両手を縮こまり、雛菜はリズムにノリノリ、というのが本当にすごい。「進むよー、一緒に」の「一緒に」の安心感。
アスファルトを鳴らして(Day1)
内向きなパフォーマンスが極まっているのがSETSUNA BEATでの自撮り棒演出の「今しかない瞬間を」で、外向きのパフォーマンスとして観客とコミュニケーションを取った今回の「アスファルトを鳴らして」が今回のライブで最も「Come and Unite!」というテーマを体現していたように思う。
シーズ
3rdからの徹底して精度を高めるパフォーマンスが極まった感がある。ライブに参加するというより洗練されたステージを観るという感覚が強い。だからこそホムラインビテーションでの「真面目に馬鹿をやる」が最高のシュールさを生んでる。
Forbidden Paradise(Day1)
上記のステージ感を一番感じた曲。最後の振りはデュオだからできることのある種究極系じゃないだろうか。ここまで来てしまうと恐らく横浜公演で披露するであろう「Happier」をどう表現するのか楽しみ。
コメティック
5.5th(10月)、異次元フェス(12月)、リリイベ(1月)、リスアニ(1月)そして今回の6thと短期間でライブを重ねているため素人でもわかるほど曲の練度が高まっている。
無自覚アプリオリ(Day1 )
だぶるはの2人は曲中の笑顔が増えて少し不気味さを感じるレベル。
カラーレスアイドルというキャッチコピーの通り衣装、背景のスクリーン、照明までモノトーンを基調にしているのが他のユニットと比べても異質で良い。
シャイニーエクササイズ
もうこの時点で今回の公演は5thの様なコンセプトじゃなく生配信で言っていたような楽しいライブになるんだなと確信が持てた。
Day1ではスタンドAだったため舞台袖からいそいそ登ってくるデビ太郎が見えた。結局体操のお兄さん/お姉さんは誰だったんだろう。
声出しとして協賛企業名読み上げにつなげるのも面白かった。
(Overture)
6thライブのBrilliant BloomsとFantastic Fireworksのイメージを混ぜたような炎と花びらが舞う映像から後半ではBrilliant Bloomsを表現するような様々な花が色とりどりに咲く映像へ。楽園のような享楽的な世界観。
やはりシャニマスのライブで重要な点としてバックスクリーンの映像の良さがある。シャニマスこそマルチアングルで配信すべきだと思う。
Spread the Wings!! (Come and Unite! Ver.)
イントロの時点では(恐らく意図的だろうが)なんの曲か分からず「公演のテーマ曲のサプライズ披露」だと思っていた。Day1では面食らってしまってうまく乗り切れなかった。Day2で改めて聞いたら凄くチャカポコしていた。
こういったテーマに合わせたアレンジはアイマスの他のブランドでもあるけど音源を配信して欲しい(今までまともに配信で販売されたのはTHE IDOLM@STER 初星-mixぐらいじゃなかろうか)
DJめぐる(Day1)、DJにちか(Day2)のスペシャルDJ
DJの素晴らしかったところは「曲間の間をたっぷり取っていること」
似たようなDJを迎えてのメドレーはシンデレラガールズでもやっているがあくまでメドレー形式で様々な曲を大量にかけることが目的だったように思う。
今回のDJでは「次は何が来るんだ?」というワクワク感を間をたっぷり取ることで高めている。いわゆるフリが効いてるので次曲に入った瞬間の盛り上がりが凄かった。バックスクリーンの映像もクラブVJのようなリズムに合わせた映像から原曲の映像に歌うメンバーやユニットの色を入れ雰囲気を高めているのも良い。DJMIXは誰が作ったんだろう。
峯田さんがDJブースに入る時歩き方ウッキウキで可愛かった。
Let's get a chance (Come and Unite! Ver.)
楽曲としてはSNOE FLAKES MEMORIESのカップリングという初期曲のB面ながら意外と披露回数の多い歌。アイドルらしい決意の曲だがここまでチャカポコしてると面白い。ホイッスル吹きたくなる。最後の最後までテンション上げてくれるのが嬉しい。
最後に
とにかく楽しいライブだった。キャストコメントやオーディオコメント付同時視聴会も含め何度もアーカイブを見て楽しめた。
CANVASシリーズやシャニソンで発表済みの新曲は既にやってしまっているが横浜ではどうなるんだろう。ツアーだからセトリはほぼ同じでDJとシャニソン新曲残り4ユニット(イルミネ、アンティーカ、ストレイライト、シーズ)とツバサグラビティを星の声に入れ替える形だろうか。
そうなると7月のライブはECHOシリーズとアニメ2期のOPをサプライズ披露になりそう。公式の発表では
シャイニーカラーズ全8ユニットが登場!
THE IDOLM@STER SHINY COLORS
LIVE FUN!! -Beyond the Blue sky-
開催決定!!
「アイドルマスター シャイニーカラーズ」全8ユニットが登場する本公演は、
シャイニーカラーズの楽曲の魅力を、歌で、ダンスで、存分に味わえるライブです!
これまでずっと応援してきてくれたプロデューサーさんにも、
最近プロデュースを始めてくれたプロデューサーさんにも、
たくさんの“FUN!!”をお届けします!
ライブ初参加のプロデューサーさんも大歓迎!
ぜひライブでもプロデュースをよろしくお願いします!!
とあるので初期曲から最新曲までまんべんなくやるのだろう。
予想はどうあれ次の横浜公演が非常に楽しみ。
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