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———記録開始
神とは、実に気まぐれで。
— レイ・ド・ブラン🛎🍸RayNsE_Project#1公開中 (@Ray_The_Drunker) August 15, 2022
人を惑わし。
我々を誑かし。
心をさんざ、弄んで。
故にこそ細部に宿り……残酷なまでに、美しい。
違う。
私は『神』の存在を、信じても疑ってもいません。
— レイ・ド・ブラン🛎🍸RayNsE_Project#1公開中 (@Ray_The_Drunker) August 15, 2022
彼らは謂わば———この世界そのもの。
存在をしていても、総体としての認知はあまりに難解で……何より、敵や味方という単純な括りでは表現できない。
その難しさこそ、『神』の本質なのだと。
違う。
おそらくは、『彼』も。
— レイ・ド・ブラン🛎🍸RayNsE_Project#1公開中 (@Ray_The_Drunker) August 15, 2022
世界を、そのように定義している。
私と『彼』は……ともあれ、根本は似たもの———いいえ、「同じもの」、なのだから。
違う。
何もかもが、違う。
『神』は絶対の存在だ。
誰も逆らえず、誰も侵すことのできないもの。
その存在は確定している。その存在は確信している。
自らの定める運命。運命の絶対的正義。
そのあらゆるを連中は確信し、だからこそ俺たちを見下し、睥睨する。
「好きなだけ藻掻くが良い。好きなだけ足掻くが良い」
「お前たちなど所詮、我が掌で踊る矮小な者でしかない」
「お前たちの感情も、行動も、心も———すべては、我が定めの末路」
そう思っても口にさえせず、手の届かない上の方から、
微笑んでいるふりをして、その裏で俺たちを———俺を、あざ笑っている。
自分たちが上位者だと疑わず、でかい顔をして笑っていやがる。
どんな悲劇であろうと、最後は神が助けてくれる。
神は善。神は正義。神は絶対。
神の側につきさえすれば、我々は必ず勝利し、幸福を手にするだろう。
ああ———最高の、舞台装置だ。
崩れ、倒れ、転落するには、これ以上ないほどに。
さあ、偽善者共よ。
お前たちの鼻を、明かしてやろう。
さあ、自称正義の味方共よ。
お前たちの崇高を砕き、唾棄すべきものに変えてやろう。
さあ、上位者を気取る者共よ。
お前たちが座す玉座を引き倒し、我らがその座を奪い取ろう。
お前たちの住む楽園の塔こそ、真なるバベルの塔なのだ。
我らは地の底より出でて、真白い蟲、青い炎、黒い刃となる。
そして我らは遂に、神々の塔を打ち倒そう。
そして我らは遂に、楽園の花々を焼き尽くそう。
そして我らは遂に———奴らの喉笛を、歓喜を謳い引き裂こう。
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———我らは『エイドス』。
実在こそ、絶対の正義。
我らは正義を。
正義を成す力を。
力を振るう舞台を。
おまえに、もたらすだろう。
———記録終了
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