つづける勇気 つなげる力
大好きなバンド BUMP OF CHICKENが結成27年を迎えた。
最後にライブに行ったには3年前、コロナになる前。
3年たってもやっぱりまだライブに行くには難しくて…
世の中いろいろなことが緩和されているから気を付けて参加すればいいとか、そんなに我慢しなくてもいいとかいろいろライブと感染については思うことがあるけど、それはとりあえず置いといて。
今の私はまだライブにはいかないと決めた。でも行きたい気持ちがなくなるわけではない。どうにか折り合いをつけていかなきゃ。
ライブに行ける人を羨んで、私だけ行けないんだって悲しくなって、なげやりにもなりそうになって。うらやましくて、心の中に黒い感情がどろどろ湧き上がって…
本当はライブなんて行きたいって思ってないとか、実はもう好きじゃないのかとか自分の気持ちを無理やり違う方向にもっていこうとしたり。
好きとか嫌いとか、楽しいと会いたいとかいろんな感情を感じなくなればいいとか。
SNSも見なければ、うらやましいって思う気持ちも消えてなくなるのかなとか。
本当にいろんな気持ちを経験して、どうにか落としどころを探して、つらくならないようにってこの3年間過ごしてきた。
BUMPのツアーが始まったらSNSも楽しそうな様子で溢れる。そしたら私の心はどうなっちゃうんだろう。大好きなBUMPのことも嫌いになっちゃうのかな。大好きな今の仕事もやめたくなっちゃうのかな。
いろんなネガティブな感情が時々波のようになってきて飲み込まれそうになる日が何度もあったけど。
でもある時ふっと思ったの。
ライブに行ける人たちがいるから、大好きなライブが続いていくんじゃないかって。
そういう人たちがライブ会場に足を運んで、いっぱい楽しんで「大好き」を伝えてきてくれる。そういうことがずっと続いてきたから、今BUMPの音楽がここまで続いてきた一つの大事な要素になってるんじゃないかって。どんなアーティストでもそうだけど、応援してくれるファンがいなければ、その音楽を聴いてくれる人がいなければ先には続かない。
だからコロナなんて質の悪いウイルスにも負けずにライブに行ける人たちがいて、大好きな音楽を楽しんで、大好きを伝えて、これからも応援してるよって言ってきてくれることが、大好きな音楽が止まらないでいてくれることにつながるんだって。そう気が付いたらうらやましいって思う黒い波も消えて、私の代わりに思いっきり「大好き」を伝えてきてくれー!!!って思えるようになったよ。
ほんと、ライブに行ってきてくれたみんなありがとう!
BUMP OF CHICKEN
27年続けてきてくれてありがとう。
それは4人が「続ける」という選択をして、努力をし続けてくれたおかげだと思う。
そしてその「続ける」という選択を応援し続けたリスナーの声がつながった27年でもあると思う。
これからも大好きな音楽が続いていきますように。
そしていつか私もライブ会場で思いっきり「大好き」を伝えられますように。
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