[生汁日乗]イスラエル軍元兵士が語る非戦論:2024年12月7日(土)
晴れ。寒くなると警戒していたけれど、そこまで寒くない。
韓国では、尹錫悦(ユンソンニョル)氏の弾劾がどうなるかせめぎ合いが続く。
息子氏は土曜授業で朝から一人で飯食って出かけて行った。
少し寝坊して、午前中ゴミ出しをした後、Zine作りの作業。合間に洗濯をしたり、トイレ掃除とか。
お昼食べたのち、暫くして、TとZoom。ポッドキャストの収録。気が付けば1年間、良く続いたと思う。続けることが大切。後は、Zine制作のことやら、年末のイベントの話し合いやら。気が付けばもう夕方。
すっかり陽が落ちてからバタバタと出かける。今宵は暇をいただき、武蔵境へ。元イスラエル兵で、今は埼玉に在住で、非戦の講演会を全国で続けているダニー・ネフセタイ氏のお話を聞きに。武蔵境も久しぶり。
むっちゃ日本語のプレゼンが上手。戦争の話をしているのに、途中、ちょいちょい思わず笑ってしまう「小ネタ」が挟まれて、話にすっごく引き込まれた。
一方で、気になったのは、参加者の年齢層。感覚的にシニア層が多数。50代以下の参加者がとても少ない印象を受けた。(30代以下とかは皆無に等しい感じかも。目視判定なのでバイアスあるかもだけど)
講演終盤で質疑の時間があったので、「全国で沢山の講演をこなしている中、参加者の年代や、お話の響き方について、どんな傾向があるように感じますか?」ーと言うような趣旨の質問を投げかけてみた。
すると、「参加するか否かという事と、参加した上で話が響くか否かという事は、別の話である」
ーという、まずは至極、真っ当な前置きを頂く。確かにそれはその通り。要は、質問が悪かったのだけど、そこをしっかり構造化して打ち返してくれる。流石である。
その上で、話の響き方については、「参加してくれる人は年齢問わず関心を持って聞いてくれるし、そうなるよう努力や工夫を続けている」とのこと。
さらに、参加者の年齢の傾向については、「参加者の年代の傾向としては、首都圏では、今日のような感じ(シニア層多め)だが、例えば四国や九州では、参加者だけでなく、講演イベントの運営者も若者がとても多い。何なれば、若い世代の親が子供を連れて参加することも良くある。そして、何故その様な地域差が生じるか、というのは、まだ謎である」ーという、概ねそんな感じの趣旨の回答をわかりやすく頂く。
参加者の年代構成の地域差について、背景には「構造的な何か」がきっとありそうなので、引き続き考えて行きたいと思う。
兎に角、ダニーさんその人の人柄や思想が本当に良くわかる良い講演で、しっかりファンになってしまった。
思い切って聴きに行って良かった。そして、聴きに行かせてくれた家族に感謝。ありがとう。
帰宅途中、Zine作りのため、たまには雑誌というものにめ目を通してみようと、今野書店に寄って『BRUTUS』の最新号「理想の本棚」と、Tが勧めてくれた『MONKEY』の最新号「ここにもっといいものがある。」を購入して帰宅。
雑誌といえば此間、Titleで買った『WIERD』の特集、「The Regenerative City」の内容はすごく良くて、パラパラ読んでいる。今後の東京という街をどのように考えて行くか、の妄想材料として。