[生汁日乗]2月の始まり:2025年2月1日(土)
晴れからの曇り。2月が始まる。
本当はずるずると眠っていたかったのだけど、燃えるゴミを出すために起床。近頃、いくらでも眠ってられる感じ。
息子殿は午前中部活のため自分で朝御飯食べて出かけていた。
朝食は娘殿と、軽く。ふたりで日本茶を飲み、新聞に目を通す。
洗濯機を回して、本読み。
娘殿や、帰宅した息子殿らに昼食をサーブし、自分も軽く済ませて、午後も本読み。
『生成と消滅の精神史』の第Ⅰ部 西洋編を読了。フランシスコ・ヴァレラの思想がおもしろい。
夕方、自転車で、ふらり外出。空模様は下り坂な感じで重く雲に覆われていたけど、今日のうちは雨は大丈夫そう。
まずは「ベンチタイム・ブックス」へ。近頃、少し中毒的に聴いている、新村さんの楽曲。別のCDを求める。あとは、店の入り口あたりで見つけた新潮文庫の『ゲーテ格言集』を一冊。ゲーテは全く読んだことが無かったけれど、カフカつながりで少し興味を持つも、『ファウスト』とかはまだ敷居が高い。格言集は、さらっとつまみ食いが出来て気が楽で良い。詩集はまた今度に。レジに持って行くと、店主の高田さんは「ドイツ沼ですね」と笑ってくれた。新村さんの楽曲についてとか、翻訳ということについてなど、少しお話しをする。高田さんは言葉の端々に、文学に対する物凄い造形の深さが伺える。
後、荻窪方面へ自転車を向け、散髪。5ヶ月ぶりくらい。とても短くしてもらい、さっぱり。
帰りしな、「Title」へ。以前、一目見て気になっていた、エヴァン・トンプソン『仏教は科学なのか』を入手。トンプソンはヴァレラと共に『身体化された心』を記している。「気になる」ということは、こういうことなのかも知れない。
夜は水炊き。生活クラブの水炊きセット(スープとお肉)に入っていた、鳥モモの肉塊がものすごい。ゴロゴロ。食べ過ぎた。
夜は、22時には床に就いて、新村隆慶さんの楽曲を聴きつつ、本読み。『生成と消滅のー』の第Ⅱ部 日本編へ。お話は万葉集から。なんだか、最近、短歌に興味を持っているけど、ルーツの和歌について、こういうところで、またこんにちはするのも、面白い。
早々に眠たくなり、早めに就寝。