［生汁日乗］「絶望」から「諦観」へ：2025年1月23日（木）

晴れ。

久しぶりに朝から瞑想。10分。日課として再開としたい。

そして、朝から新聞を読む。新聞も日のあるうち、できれば午前中、もっと言えば朝に、目を通す方がよい。

以下、所感の抜粋。世の中はかくも騒然としている。

・東京都心の「冬日」激減
戦後、急激に冬日（最低気温がマイナスの日）が無茶苦茶減っている。「暖冬」という言葉もここ数年、耳にしなくなった気がする。もはや「暖冬」が標準になりつつあるからなのか。都会から、冬が消滅しつつある（都会に限らずかもしれない）。そして、そのうち、秋や春も消え去るのかもしれない。切ない。

東京都心の冬日　東京新聞より

・米多様性停止 民間にも
多様性・公平性・包括性（DEI）促進の取り組みを停止のするよう命じる方針。民間企業へも波及。マクドナルド、ウォルマート、メタなどの企業で次々取り下げ。日本国内企業が手のひら返した様に、これに同調しないことを切に願う。こないだまで「スイシン・スイシン」唱えてたのが、まさに「言ってみたかっただけ」になる。


・トランプ氏 トランスジェンダー否定
性別に関して、男女しか認めないと言う衝撃の方針。「日本への影響 当事者懸念」とあるが、「性」という概念がある以上、「誰しも」が「当事者」なのである。だから、誰しもが気にかける話なのである。


・アメリカ　極右指導者 相次いで出所
アズカバンに捕らわれたデスイーターの脱獄を想起する。


・イスラエル　ガザ停戦で西岸攻勢強化
殴るのやめたら足蹴りを始めるという。極右政党の政権離脱を阻止するため。政権維持のために人が殺され続けている。


・フジテレビ CM見合わせ75社に
偏見だけど、テレビとか広告業界とかマチズモの塊みたいな気がする。偏見だけど。


・いわむらかずおさん死去
「14ひきシリーズ」にはお世話になった。大所帯の家族の話だった。森や草木や川といった自然の風景が綺麗だった。ご冥福をお祈りします。


学生であることを終えて、働くことを初めてから、随分と経つ。この間、私はゆっくりと、「世界」に「絶望」して来たのだと思う。「絶望」から脱するべく、あれこれ迷走していた気もするが、もはや「そこ」から「脱する」という類のものでもない気がしてきた。だから、相変わらず、今でも「絶望」している。そして、それは少しずつ「諦観」に変わりつつある。「諦観」したから、何もしないかというと、そうではなくて、相変わらず、何か迷走を続けている。迷走する中で、結局は、やれる事は、大きなアクションではなくて、些細なことの積み重ねしかないのだと思いつつある。「絶望」から「諦観」へ。

息子殿は部活動（「ソロの調べ」というパートごとの発表会があったそう）で帰宅が遅かった。

娘殿は明日から登校予定。咳がまだ少し出るが、食欲は戻った模様。

夕飯はいい加減に済ます。

お酒は先週の金曜以降、火曜日に飲んだきりにしている。このまま自宅酒は控えて行きたい。ソバーキュリアス、再び。

夜は本を読んだりして、早めに就寝。

明日は休暇。