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[24-02]JPN-KHM : SAT. 6.29
2024 Tokyo Japan『夢の話とか』
天気が良い土曜日。昨日の分も含めて、洗濯機を2度回す。晴れはありがたい。けれど、昨日あんなに降ったのに極端だとも。気候変動のせいかしら。
天気が良いから、と言う訳では無いが、お昼に冷やし中華を作る。
午後、カミさんと娘と駅まで散歩。駅前は都知事選の応援演説でザワザワしていた。
夕食後、夏の旅行の計画を立て始める。日本海側へ行ってみようと言うことに。子供達も受験やら部活やらで忙しく、家族旅行に行く機会もなかなか無くなって来つつある。あれこれ考えて居るうちに、夜が更ける。今日もあまり本を読めなかった。
本と言えば、ホルヘ・ルイス・ボルヘス『夢の本』(河出文庫)を少しずつ読んでいる。が、面白い。序文にて、「目覚めている時にはイメージが感情を抱かせ、これに対し夢の中では感情がイメージを抱かせる」という、18世紀頃のイギリスの詩人の言葉が引かれていた。
昨晩の夢。ー院試を受け、散々な手応えなのだが、何故か安堵というか納得している自分がいる。同時に大学の卒業式があって、偉くメランコリーな気分で構内を慈しむように歩いていた。
大学に入り直して何だか複雑な気持ちで居たり、卒業の単位が足りなくなりそうで焦ったりする夢は比較的、高い頻度で現れる。昨晩の夢も同系統に分類される。
いったい、私の中のどんな感情がこういうイメージ(夢)を作り出すだろう。
不安、後ろめたさ、郷愁、、、それとも他の何かか。
よく分からないけれど、いずれにせよ、私は私に「もう、そんなに気負わなくても良い」と言って諭してやりたい、と思う。
もちろん、楽しい夢や面白い夢も見るのだが。
夢というのは、興味深い。
2002 Cambodia Siem Reap 『悪路バティック・カンボジア』
バンコクを7時に出て、16時間。ようやく、カンボジアのシェムリアプに到着。 2日目にして早速、疲れ果てる。
ボーダー(国境)のタイ側の街、アランヤプラテートまでは ACの効かないACバス(なんだかなぁ...)で、それでもそれなりに快適にタイ出国。
イミグレを滞りなく通過して、カンボジア側 の街、 ポイペトヘ。(ビザは東京で取っておいた)
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入国後、認められたドラスティックな変化―
1)人:肌の色の濃さが増しました。
2)車:ぼろい車が増えました。我々も、オンボロのバンに乗り換える。
3)道:ハッキリ言って、これはあんまりと言えばあんまりでした。
そんな悪路を、オンボロ・バンは 砂埃を巻き上げつつ、ガタピシ、ガタピシ。 しかもACなんて 無いから、窓全開。耳の中を障ると、 ジャリジャリと言う。
そのうち夕陽も落ちて、予定より5時間以上遅れて、 シェムリアプに到着。 途中、何度かバスは 停車。 一度、立小便をする為に僕も下車。 用を足しつつ見上げた南の方の夜空は、 それこそ満天の星空で、ちょっと癒されたけど。
バスはNo.7ゲストハウスというところに到着。 否応無く、そこに泊まることになったのだけど、 安いし(ツイン・ベッド、ファン、シャワートイレ付で$4)、かなり清潔だし、許容す。 車中にて日本人2人と知り合いになって、 内、一人(25歳・♂)とルームをシェア。 彼は2日前には、 マレーシアのKLに居たらしい。 「5,000kmは超えたな」と満足気。 物凄い移動原理主義。 9月からオランダでインテリアの学校に通うらしい。 ちょっと、格好イイ。
明日は5時半に起床予定。つらーい。ボートにてプノンペンへ。 来月1日に控えた、MRC(メコン河委員会)での聞き取り調査がちょっと、心労。がんばろう、山場。