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[生汁日乗]日曜日だったんだね:2024年12月8日(日)

少し曇りがちな晴れ。

殆ど外に出なかったので、気温はよくわからない。

韓国の大統領弾劾は廃案になるようだが、どうなるのだろう。内田樹さんが、民主主義は性善説に基づいて設計されており、それが故、運用者(市民、政治家問わず)に「成熟」を要求するという。制度からの要請に応え続けるのは大変だけれど、なるべく応えたい。それが、民主主義を維持する条件なのだから。

実家から、祖父の戸籍の資料を送ってもらい、父と話す。祖父の父「仁助(にすけ)」さんの戸籍は向島に移された後、役所の火災で焼失してしまっているそうなのだが、ひょっとしたら、仁助さんのお墓のあるお寺の「過去帳」を辿れば、何かわかるかもという話をする。カミさんの実家のルーツはある程度の可視化ができているようだが、わが実家のご先祖様については、非常に茫洋としており、私はあまり関心がなかったのだが、娘さんが、少し興味があるというので、なるほど、私も興味を持って調べてみようと思う次第。

昼食は親子丼。三つ葉は準備できなかったけれど、「美味しい」と言っていただく。美味しいという言葉が何より嬉しいと言っている母親の言葉がわかる気がする。

夕食は干物とけんちん汁と冷やっこと炊き込みご飯。

食べながら、録画していた「大江戸」という、6年ほど前のNHKの番組を家族で観る。江戸は水の都だったのだ。諸藩には無慈悲かつ不条理な土木役務が課せられていたのだが、そうした血と汗と涙の結晶の礎の上に、現代の東京という街はそびえ立っているのであるのですなぁ、と。

翌週のお惣菜として、鶏むね肉のチャーシューを仕込む。なんか、上手くできたかわからない。まぁいいや。

他は仕事といえば、生協の注文をして、洗濯したくらい。

残りの時間は、本も読まずにひたすら、作業をする。音声を聴き、テキストと戯れる。何ため?わからないけど、これが多分、今必要というか、やった方が良い作業なのだという、そういう感覚がある。直観に従い進める。

哲椀の編集もせねば。

久しぶりの午前様。もう眠ろう。



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