[生汁日乗]暮らしごと:2024年10月15日(火)
晴れ。3連休明け。頭も体もめっちゃ重たい。朝いちの緑茶を啜り、目を覚ます。
今日も気温が高く、最高気温27℃。10月なのに。キンモクセイが香っているのに。やはり気候はおかしくなりつつあるのだと思う。
朝、弁当と朝飯を作って、子供を送り出すと、それだけで、一息つきたくなる。
カミさんも午後から出社で、夕刻まで家に一人の一日。
仕事は疲れる。売り上げ目標だけが壁のように積み上げられていて、達成せよ、と言われる。仕事は増えるが、人は増えない。常套句は「出来ない理由ではなく、どうしたら出来るかを考えろ」。現場で働く我々は特殊能力が有るわけではなく、普通の人間。なので、そういうことをしていると、大抵はロクでもないアイデアしか出て来なくなる。「変な理屈を捏ねくり回して、売り上げを上げたことにする」とか、「出来もしないことを出来ると喧伝してとにかく売る」とか、ー道理として通らないことを通そうとして、たまにニュースを賑わす様な倫理観の欠如した企業運営は、きっと、そういうところから生まれて来ている様な気がする。多分、きっと。
夜、豚挽き肉が余り気味だったので、夕飯にはタコライス。
なんか、この間も作ったばかりな気がする。友人が子供に「おとうさんの作る料理って、名前のある料理ばかり」とぼやかれたという。「カレーライス」とか、「○○パスタ」とか、「やきそば」とか。一品ものが多いということなのだろう。「おかあさん」の料理は有り合わせの材料で、汁物、煮物、おかずにご飯とか、その都度都度で色々なのだと。素晴らしい。確かに、実家のご飯とかもそうだったな、と。もう少し、食事にも正面から向き合えると良いな、と思う。惰性で済ませていることが多い。反省。「暮らしごと」という言葉を思い浮かべて、頭の隅に灯してみた。吹けば飛ぶようなそれだけど、ちゃんと守らないといけない。