私が実家に帰省する意味
私の実家は関西の滋賀県にある。
いつも帰省でお世話になっている新幹線「のぞみ」。
短い時間を少しでも家族との時間に割くため、朝のサラリーマンに混じって日本を西へ横断する。
実家は私が12歳のときに建ったのだが、
私はこの家に1年しか住んだことがない。
今は東京に夫と二人暮らしなのだが、
これまで父の転勤や寮ぐらしを経て、
家族と離れて暮らす期間が人生の半分以上を占めている。
西洋占星術などで、一箇所に留まれない宿命にあるらしく、これからも引っ越しは続くと思う。
ポイントを使い、初めて利用する、グリーン車。
最初は快適な空間に興奮したが、寝てみると意外と体が痛かった。
私の家族はいつも私の帰省を歓迎してくれる。
母は私の好きなご飯を作ってくれて、
父は仕事の終わりを繰り上げて私との時間を作ってくれて、
弟は私を駅まで迎えに来てくれて、父母には言えない相談を聞いてくれる。
そんな家族と、私は多分1年の中で10日も一緒に過ごすことができない。
そしてこれからも、今の生活スタイルが変わらない限りそのまま現状が続いていくと思う。
なんだかそれは、家族にとっても、私にとっても、とてもさみしいことだと感じる。
母が連れて行ってくれたコナズ珈琲。
母の誘いに父と弟は気が乗らず、ずっと行きたいと思っていたらしい。パンケーキが絶品。
だから、私は後悔する前に、
今の自分の生活スタイルを変えて、
家族と過ごせる時間を増やしたい。
夫には次引っ越すなら京都の古民家の賃貸にしようと薦めている。
夫も賛成してくれていて、今からそうなるのがとても楽しみだ。
私達は京都の下鴨神社で挙式をしたので、
京都は馴染み深い。
京都の街を二人で歩くのもすきだ。
京都なら、家族とも気軽に会いやすい。
きっと、今までは得られなかった時間も取り戻せるだろう。
今まで行ったことのない西日本にも夫とくり出せるだろう。
いつかnoteで、京都に住むことになったときの記事を記録できたらいい。
それまではもう少し、片道2時間かけて家族に会いに行こう。