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四柱推命の「命式」の意味を覚えたい!

四柱推命の「命式」の8つの部屋が表す意味についてまとめています。

この記事は、四柱推命を書籍等から勉強中のわたしが読書メモとしてアウトプットした内容です。

私が今勉強中の書籍は、「阿部泰山流」といわれる流派の考え方をもとにしています。

四柱推命は、日本国内で複数の流派がそれぞれの解釈で鑑定をしているので、四柱推命を勉強するときにその文献や情報がどの流派をくんだ考え方なのかを把握しておくことは大事!

四柱推命の四柱しちゅうとは

「四柱推命」とは、"「四柱」を推命する”って意味になる。

「四柱」とは、その人が生まれた「年」「月」日」「時」をもとに作られた4つの柱のこと。

右から年柱、月柱、日柱、時柱

この図は「命式めいしき」といって、四柱推命で運命や運勢を鑑定するときに必ず用いられる。

命式めいしきには8つのお部屋があって、それがこの部分。

各柱の「年月日時」のいずれかに「干支」がつく

上のお部屋が「かん」、下のお部屋に「」という名前がつく。

上のお部屋のグループのことを「天干てんかん」、
下のお部屋のグループのことを「地支ちし」という。

この8つのお部屋のことをひっくるめて「四柱八字」という言い方をするよ。

たとえば右上の「年干ねんかん」は、「年柱」と「天干てんかん」の間にあるから「年干ねんかん」という名前で呼ばれる。

天干・地支の部屋には何が入るのか?

四柱推命の大前提は「陰陽五行論」。

「天」は木火土金水もくかどこんすいから成る「五行」を指す。
だから「天干てんかん」のお部屋には、「甲、乙…壬、癸」までの10個が入るよ。

「地」は天候や季節ごとの気質の違いを示す「十二支」が使われる。
だから「地支ちし」のお部屋には、「子、丑、…辰、巳」までの12個が入るよ。

私の命式です

例えばこんな感じ。

天干てんかんの部屋には、右から「甲丁乙甲」の五行。
地支ちしの部屋には、右から「戌丑卯申」の十二支が入っている。

それぞれのお部屋が持つ意味

まず、四柱の意味から。

例えば「年柱」は、
自分の家族やその上の祖父祖母、先祖のことを表すよ。

年柱の天干・地支の表す意味によって、父親の家業を継ぎやすいとか、親元を離れて独立するとか、そういったことが読み取れたりする。

続いて、8つのお部屋(八字)の意味について。

ざっくり、右側が人生の前半部分、左側が後半部分。
上の段(天干)が表面に表れる部分、下の段(地支)が内面の部分。

四柱八字のここが大事!

まとめると、「命式」と呼ばれる四柱八字からわかることは、

性格、健康、家族(両親や親戚、子ども)、職業、富貴か貧賤になるのか、などなど。

「命式」は私たちにとっての「運命の縮図といえる。

最後に、この記事で習った8つのお部屋についての面白い例え方があったので紹介する。

例えば、「命式」はあなたの所属する「会社」を表す。

「日干」はあなた自身。つまり「社長」!
それ以外の7人は、「社員」。

このとき、7人の社員たちは社長である自分を助けるのか、足を引っ張るのか?
会社の命運は、あなた自身の命運ということだ。

おわりに

最後のたとえは、四柱推命の流派のひとつ、泰山流の粟田泰玄氏が著書で書かれていたことです。

私、粟田氏が個人的に好きです。

というのも、自著の書籍に載せた座右の銘の内容。

“人事を尽くして天命を待つは常人なり
天命を知って人事を尽くすは達人なり”

「明解・四柱推命学 基礎編」より

人事をつくして天命を待つことに満足しないで、自分の宿命を知った上で人事を尽くしましょうってことですね。

自分が世のため人のため、何を尽くすために生まれてきたのか。
それを四柱推命は教えてくれるのでしょうね。

早く四柱八字の内容が読みとけるようになりたい今日この頃です。

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