⑤赤ちゃんだってお母さんを選びたい
前回はほぼ挨拶で終わった産婦人科。
今回は具体的な内診を行い、やっと体験談を語れそう。
2回目の来院になったが、タイミングとしてはアプリ上での排卵日2日前に伺っている。
そのほうが卵子が育ってるかどうか、タイミングを取るならいつがいいかなどがわかるからとのこと。
実際にやったこと
待合室からお会計までの時間は15分くらい。
今回お願いしたのは超音波検査、クラミジア検査。
お会計は約3000円だった。
先生「今日は検査してみますからね〜」私「は〜い」
内診室?に移動し女性スタッフさんに衣服を下半身だけ脱ぐように指示される
噂の椅子にまたがると90度回転、カーテンの向こう側へ下半身が飛び出す
検査のための器具が計2回腟内に入れられる
5分ほどで椅子がもとに戻り、衣服を履き直す
腟内のエコー写真を見せてもらいながら子宮の状態を解説してもらう
ざっとこんな流れだった。
感想
一番気にしていた内診については、実際に脱ぐのを葛藤できたのは5秒くらい。(カーテン越しにスタッフさんは待っている)
来院したのは夕方、日中お手洗いに行きもしたが股の状態について特別「清潔にしていかなきゃ!」とまでは意気込まなかった。
どうしても先生に晒す際に緊張があるなら産婦人科に行く前にお手洗いに行って清潔にすればいいと思う。
腟内に器具が入る時に抵抗は特に「痛い」とは感じなかった。
これは個人によって感覚に「差」はあるだろうけど、痛みを感じないように器具に何か塗られていたんじゃないかと思う。
(あとで椅子を降りたあとにカーテンの内側に置いてあったティッシュで股を拭ってみたら濡れてたからたぶんそう。)
エコー検査の結果について
子宮の卵巣、左右の卵管の3枚の写真が先生の手元にあった。
プロじゃないのでそのエコー写真を見ても全く状態はわからなかったが、
卵巣、左右の卵管ともに何も問題なし
卵子は順調に育っている
タイミングを取るなら明後日(アプリの予測した排卵日当日と一致)が良い
ということでした。
ひとまず、卵管が狭い〜とか、何かしらの問題は見つからなかったようで安心。
今後の流れ
今後の流れは2パターン。
生理がきた場合は、生理3〜4日目に血液検査のため来院
生理がこなかった場合は、次の生理予定日の1日目の2週間後に来院
まあ妥当な流れ。
余談① 赤ちゃんだって好きな時に好きなママのところに行きたい
ここからする話は非科学的な話なので、妊活の参考にはならないかもしれない。
赤ちゃんにまつわるスピリチュアルな話に耐性がある人が読んでほしい。
どうやら、私は他人に指摘されてはじめて妊活に対しての不安や強迫観念に晒されていたことに気がついた。
私の知り合いにスピリチュアルな面で赤ちゃんからのメッセージを受け取れる方がいるのだが、たとえその方から話を聞こうと聞くまいと、母親になる女性すべてに大切な話。
要するに、赤ちゃんは私たちの日常を雲の上から眺めていて、誰が自分のママになってほしいかを選んでいる。
そして少し前までの私は、空に向かって怖い顔をしながら営業をかけていて、「よっておいでこっちにおいで〜!!」と大声で叫んでいるような状態だったそう。
私たちが必死に客引きをするスタッフのいるアパレルショップを通り過ぎるように、赤ちゃんも「あの女の人必死だなぁ」と思って避けるらしい。
だから大切なのは、赤ちゃんは自分のタイミングで私たちの元に降りてくるし、赤ちゃんが「あの人のお腹に入りたい!」と思えるような楽しい日常をおくることだ。
余談② 不妊治療なんて女として欠陥があるとみなされる行為だ
だから、不妊治療だけはしたくないとずっと思っていた。
世の不妊治療に向き合う女性を馬鹿にしていた。
noteで「妊活」でタグ検索すると、不妊治療の記事があふれている。
SNSでも妊活の情報は得られるが、妊娠する女性とそうでない女性で見えている世界が両極端だと感じていた。
私は、楽しい意味で赤ちゃんをお迎えするために自分を磨くのが「妊活」だと思っていた。
なのに、まるで「妊活=不妊治療」のように感じる女性の意見の山々。
無意識に「不妊治療」に対してネガティブな印象があった。
だから決して不妊治療はしたくないし、妊活で半年も1年も時間をかけるのは欠陥夫婦がすることだと思っていた。
私や、私と夫がそう思われるのは嫌だと思っていた。
(健康な男女でも半年、1年以上妊活するのは今の時代普通のことだとわかっていてもだ。)
赤ちゃんを迎えるためのデトックスだってしたし、肥満だった体重も標準の状態に戻した。
それなのに、たった2回赤ちゃんが応えてくれなかっただけで私は赤ちゃんが引くほど怖い顔をしていた。
だんだん赤ちゃんの情報を見ないようになって、「私はこんなに頑張ってるのに」「好きにすれば?」と思う始末。
気がつけば、他人から指摘されるレベルで必死に赤ちゃんを呼び込む客引きと化していた。
だから、今は、赤ちゃんのことを純粋にもっと知りたいと思う。
赤ちゃんが安心して私たちのもとに来られるように、赤ちゃんの居場所をつくりたい。
もっと夫のこと、夫との時間を大切にしようと思う。
私の不安をぶつけてもぶつけ返されることはなかった、慈愛で溢れた夫だ。私には勿体ない夫だ。
勿体ないと思うことがないように、彼と対等になれるように、私も強くなろう。
今はまだ見ぬ我が子に、「あの人のもとなら大丈夫そう」と思ってもらえるように、私も余計なプライドや固定観念を捨てて、ありのままの自分を見てもらおう。
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