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ku_min10
パルプスリンガー辛い鍋メント回・12・
「一つ、Noteならではの使えるかもしれないアイデアがある。即純読者の獲得……というわけにはいかないが」
「ほう?」
「どんなアイデアでしょうか」
「他のジャンル区画の方と交流する事だ」
「そういえば、R・Vは比較的他のジャンルの方とも交流がありましたね」
コクリと頷く黒尽くめ。このメンツの中では一番剣呑な見た目で人を遠ざけるタイプだが、意外にも他者との交流については一番積極的に行っていた。
「他の小説投稿プラットホームは、基本文章作品だけに特化している。それはもちろんメリットが多いからだ。小説に特化したサイト構造の方が、閲覧は間違いなくしやすいからな」
「その分、交流の幅は狭まる、という事ですね?」
「ああ。もちろん俺達が今ここで集まっている通り、同業同士の交流だって非常に重要だ。同ジャンルの方が意思疎通のメンタルコストは大幅に下る。一方で他ジャンルの方の知見や感性にふれるのも非常に大事だ。そこは元々統合プラットフォームであるNote最大の利点とも言えるな。だが、問題もある」
「なんでしょう?」
「現状、小説区画に自分の意思でもって足を踏み入れる方が非常に少ない。皆無じゃないから書けばそれなりの反応はあるが、プラットフォーム全体からすればまー微々たるもんだ。こっちから失礼のない形で訪問する必要性はあるな」
「ちゃんと看板立てて宣伝もしろっていうのは、センセイのレクチャーにも含まれてたからねー」
「作品は面白くする、ちゃんと宣伝もする。それがパルプスリンガーの大変なとこだが、ま、俺はやるぜ」
「ふむ、ふむ。ワシそういうのつい億劫になるのぅ。他には何かないか?」
「俺の活動データから、やはり良い物が書けた時は反響が上がるってのと、エッセイやコラムでも読んでくれた人は導線張っとけば、小説の方もチラ見はしてくれるな」
「幅広く投稿し、メインコンテンツへの導線を保持するんですね。ちょっとめんどくさいですが!」
「まあそれはな。俺も毎回手打ちするのはちょい工数食うから、いい加減テンプレート機能でも要望出そうかと思ってる」
「それはあると便利ですね、確かに」
空想日常は自作品のワンカットを切り出して展示する試みです。
要するに自分が敬意を感じているダイハードテイルズ出版局による『スレイト・オブ・ニンジャ』へのリスペクト&オマージュになります。問題がない範疇だと考えていますが、万が一彼らに迷惑がかかったり、怒られたりしたら止めます。
現在は以下の作品を連載中!
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ロボットが出てきて戦うとかニンジャとかを提供しているぞ!
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