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Twitterトレンド欄、へいわになる。
ついったーレイオフ騒動も一息つき、新機能が実装されたりされなかったりした。欲しい機能はいつまで経っても来ず、なんか余計な機能が延々増え続ける旧時代からは隔世の感がある。スピード感が早すぎる。
で、一番気になっているのがトレンド機能。
周囲では「無くしたい」「アイスランドとかエジプトに変えてる」「すきあらば滅ぼしたい」と話題の(極稀に自ジャンルがトレンドインして盛り上がる以外はほぼほぼ邪魔者扱いだったアレ)はどう変わったのか。
残念ながらレイオフ前後の、前のトレンド推移データがまとめられたりはしていないので個人的な体感になるが、おおよそ劇的に平和なトレンドになった。政治的主張などのワードはたまにトレンドインしてはすぐに消えていく感じになり、正直かなり別物である。コレならトレンドを日本語のままにしておいてもいいと思えるくらいは趣味やエンタメの話題でうまることが多くなった。
パッと思いつく原因は二つあり、一つはかなり込み入ったトレンド手動操作が豆に行われていたが、レイオフで担当者が解雇され通常のアルゴリズムでの運用になった結果、自然なトレンド構成になった説。
なお、サービスについてはトレンドを手動操作すること自体はTwitterの公式サイトでも明言されており(というか全くのオーガニックでも延々ろくでもなさ過ぎるトレンドがだらだら居座ったりするのでそれはそれで問題がある)それ自体はしゃーないな、とは思う。
が、担当者が恣意的にトレンドの取捨選択を行い世論誘導していた場合、これは相当にコンプライアンス的に不味い気はする。業務上の優位点を担当者の個人的な社会思想誘導のためにこっそりフル活用していた場合、私益のために悪用していたってことになるのでまあそれはクビも致し方なしって感じだ。そこんとこどうなんですかね、法律家の方。
もう一つは、レイオフ騒動にともなってそういう感じの方々が別サービスに大移動し、ワイワイ趣味の話をする層が主流となって居残ったパターン。
トレンドインはアルゴリズムのご機嫌次第で2500~ツイート程度でも入る時はあるので、ざっとそういうセグメントが1万人も居なくなったら大分トレンドインの機会は減るだろう。これもデータ取りまでする気は起きないので推論だが。
あるいは、両方が同時に起こった結果、実際に表示されるトレンドの性質が大きく変質したか。どっちにせよ、前よりも格段に平和になったと感じることだけがしんじつ。
ちなみに、個人の趣向に合わせた自動調整アルゴリズムもあるそうなので見る人によってはまだちょっと平和ではないかもしれない。
戦場へ
とまあ、数日観察したところ大体ソシャゲ、競馬、鎌倉殿の13人に後盛り上がった時事話題、企業の販促ハッシュタグなどでトレンドが埋まるようになっており、変化を感じている。
同時に、あのトレンドが恣意的操作に基づくに結果だったらちょっとばかし「お話」が必要になるがもはや真相は闇の中、操作ログとかも提出されず闇に葬られるのかもしれない。そもそもそんなことはなかったのかもしれない。もう誰にもわからないまま、このタイミングで感じたことだけ明文化アウトプットしておく。
今回はここまで、またな。
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