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夜に創作するのはなんか良くないっぽいがイマイチエビデンスに欠ける
ふと、JRの乗車中に宣伝モニターを見上げると、小説家の方が「夜に執筆するとダメダメになるので自分にあった生活習慣を構築しました」ってインタビューに答えていた。大雑把なようやくなので実際の話は下にはったリンクから確認してください(雑)
個人の体質によるところが多いとは思うんだが、おおよそ創作活動は寝る時間に近いタイミングでやるのはあんま良くないっぽい。一般的には、脳機能がもっとも冴え渡る起床の後が良いとされる。
これは生理機能を考えると合点がいく話で、にんげんは起きている間に見聞きした情報を脳に溜め込み、寝ている間に再編集、記録するように動作するからだ。この辺は長年の研究で明確にエビデンスが生じており、要するに寝ないと人間はアホになる。
一方で夜に小説をリアルタイム執筆続けている人もいるので、よくわからん。人間の個体差は振り幅激しいのでそういう人もいるってだけかもしれない。謎だ。
ただ、どの作曲家だったか思い出せないんだが、夜に作曲を習慣的に続けて幻覚を見るようになり、あまりに身体に悪すぎることを自覚して早朝に執筆するようになった人もいたように記憶している。確かドヴォルザークだった気がする。作曲家に詳しい人、知ってたらいい感じに教えて下さい。
おおよそ自分からして日付変更に追い立てられて書く文章よりは、日中昼間に書く方がよっぽど出来がいいとは感じている。そのへん、他の人の体験談も聞いてみたいものである。
特に現代だと、PCかスマホでの執筆になるので夜間での執筆は長時間液晶に向き合うわけでどう考えても生活習慣と眼とお脳に良くない、はず。少なくとも眼には良くなかろうもん。
なので、もうちょっと早い時間に書こうと悪戦苦闘しているんだが、冒頭に話題にだした方も結局自分にあった執筆習慣を構築、維持するのに10年かかったと答えているので、そんなものかもしれない。労働がにくい。
戦場へ
夜に書くといまいちパッとしないって人は昼とか朝に書けるといいかも。しかし、社会人の前に立ちはだかる通勤!就業!残業!やっぱり労働って邪悪だよなー!多様性の時代!
今回はここまで、またな。
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