ケモ夫人は続きのほうが絶対おもしろい
あ、続き出てたんだーとふわっとした感じでケモ夫人4巻の最後に衝撃の告知が。
『ケモ夫人物理化書籍企画は4巻で終了です…!』
グワーッ!残念!ケモ夫人は絶対紙でまとめて読んだほうが面白いのに!
一話だけがバズった後、Twitter連載の内容が書籍にまとめられて出版されるようになったんだが、一話しかしらないと言うのは本当に、本当にもったいない。俺は続きの内容のほうが圧倒的に面白いと思っているし、Twitter連載でぶつ切りになってしまう状態で読むよりも全体の流れを把握しやすい紙(電子書籍でも良いがとにかくまとめて読める状態)で読んだほうが面白さが絶対立ち上がってくる。
それだけに、話が一区切りついたとはいえ物理集約本が4巻で終わってしまうのはとても残念に思える。もちろん、Twitterで一度読んだ内容から変更はないから、わざわざお金を払って同じ内容を二度読みたいかという人もおりそれは仕方ないといえば仕方ない。だがTwitterは長編漫画をまとめ読みするにはあまりにも向いていない媒体である。イーロン野郎がなんかその辺いい感じのシステムを開発させない限り、Twitterに載せる自体、連載漫画の持ち味を大分損なうことを意味する。
なので、おもしろい長編漫画がTwitterから紙ないし電子書籍に変換されることはとてもだいじで、一度そちらの形でまとめ読みしてもらえれば書籍というかたちでの読書体験はTwitter連載とは同じ内容でもまったく違う体験だとわかっていただける、と思いたい。
えっ、バズった1話しか読んだことがない?
であればいい機会なので1巻買って読んで欲しい。異常怪異が無限に湧いてくる世界観、その中に生きる人々のシリアスな生き様…からのトンチキな日常回。マジでケモ夫人は続きの方が圧倒的に面白いんですよ。マジで。
戦場へ
まあ4巻まで紙化しただけでも大分英断だったし、スピード感もあった。
とは言え、全部紙にしておいて欲しい俺としては中途半端な内容でとまってしまったのも至極残念。
完結の暁には愛蔵版として全話書籍化にして欲しいものである…今からでもならんやろか。
今回はここまで、またな。
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