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SAGA2・状況再現のおもいで

今日はツイッターに乱数固定とかトレンドインしてましたね。
どちかというと状況再現って言ったほうが伝わりやすい気もするがどっちもやっていることはおなじで、プログラム上で特定の操作をすることで特定の固定された結果を引き出すのが乱数固定とか状況再現ってやつで主にリアルタイムアタックとかで猛威を振るう現象。

むしろゲームソフトウェア以外ならたいていのプログラムは操作が同じなら同じ反応を返すように作られており、操作が同じなのに毎回違う反応を返すとか仕様書に明記されているものでない限り作っている人たちは泡を食って修正に奔走することになる。

逆に、ゲーム、特にRPGとかランダム要素が強いゲームはこの乱数固定とか状況再現は基本的に引き起こしにくく作られている。答えは簡単、上で書いた通り攻略速度を大幅に引き上げられるくらい悪さが出来てしまい、ゲームとしてかなりつまんなくなってしまうからだ。

ところがどっこい、意外と完全に潰すのは難しいのか、結構最近の作品でもメーカー側の想定外の乱数固定や状況再現が出来てしまうことがある。直近だとモンスターハンターサンブレイクとかでも錬成の結果が操作出来たようだ。なお、現在はアップデートと修正されており最新バージョンでは再現できないのであしからず。

で、一番思い出深い状況再現操作は、Saga2秘宝伝説ってゲームのソレ。
このゲームはだいたいゲームボーイ版で6~7週、リメイクのDS版も2週したライフオブマストな一本なのだが、未だに一つ達成していない実績がある。

七支刀のドロップ入手、である。

このゲームは1989年当時としては非常に珍しい、ラスボス以外に非常に強力なモンスターが出る。いわゆる隠しボスが存在するゲームで、かの有名なファイナルファンタジー5よりも先に出ている。

それが『はにわ』というキャラクターで、ラストダンジョンで漠然とウロウロしていたプレイヤーの前にひょっこり出てきてフレアとかで灰にして全滅させてきた。そもそも出現率は普通にやっていると滅多に出会わない程度には低く、SAGA2のラスボス手前は特にやることもないのでラスボスに直行し遭遇せずに終わる人も結構いた。原作版はランダムエンカウント方式なのでいつ出てくるかもわからないのである。つまり会う段階から難しい。

ところが、コイツに限っては当時アホの小学生だった俺でも状況再現出来るぐらい簡単に乱数調整出来てしまったのである。具体的なやり方は今となっては思い出せないが、ぐぐったらソレらしい話は出た。

どうも再起動で乱数が初期化され、ラストダンジョンの最終階層エリアでセーブしてからゲームボーイの電源をオフ、からの再開で戦闘4回目で確実にはにわが出現するそうである。

さらに、遭遇までと撃破のコマンド入力のパターン次第ではレアドロップである七支刀も確定取得出来るそうな。もちろん当時のおれはそこまで頭がまわらなかったので、結構戦ったけど倒すのもむずかしく入手は諦めてしまったのだった。

もちろんこれは昔も大昔の話で、なおかつ対戦要素とかが無いRPGに話だったので特に誰に迷惑がかかる、ということもなかったのである。対人要素があるゲームで状況再現からの確殺とかやると当然顰蹙を買うのでやるのはオススメ出来ない。流石に簡単に状況再現出来るのはアップデートで出来なくなるとは思うのだが。

戦場へ

近年の作品ではここまで簡単に乱数固定出来る作品は滅多にないのだが、以外な大作があっさり乱数固定出来てしまったりするので意外と気を抜くと生えてきてしまうプログラムの死角、みたいなものなのかもしれない。

いうて、ポケモンにかんしては初代ゲームボーイの段階でここまで簡単な乱数固定は対戦では出来なかった、ハズ。(対戦以外ではたくさんあった気もする)

今回はここまで、またな。

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