思考:Noteのエントリ表示形態と文頭の重要性
ユーザーが開くエントリを判断する材料はNoteにおいてはタイトルと文頭となる。タイトルと文頭の扱いには慎重を期した方が良い。
よう、兄弟。俺だ。
今回はNoteにおけるタイトルと文頭の重要性を考えてみよう。
切っ掛けとしてはまたまたツイッターより「小説家になろうだとタイトルしか表示されないのでおのずとタイトルに説明文ねじ込む事になる」というつぶやきが流れてきたからだ。
さもありなん。確かに親父殿のページを探しに行った時も(俺の親父殿は小説家になろうの方で日本刀の解説とか書いてるのだ)一覧にはタイトルしか表示されていなかった。
これではタイトルで内容を説明する文化が生まれるのも仕方がないというモノだろう。他に書くところがないからな。
親父殿もなかなかPVが伸びなくて苦労したとか言ってたが、まさか読み手も日本刀の解説とかそんな感じのシンプルなタイトルで「実際に日本刀を何十本も握って巻き藁などを試し切りするほど研究しているしんのおとこが書いた解説」という本質まで読み取れというのはいささか無理があるというモノだ。
では、Noteはどうだろうか。
Noteユーザーであればすぐ確認できると思うが、Noteは「タイトル+文頭」という形態でWebページに表示している。
これは1ページに表示できるエントリが減ってしまうがその分1エントリがどのような作品なのかユーザーに教えるための情報量が増し、読む側が判断しやすくなる。これは、俺は書き手にも読み手にも良い仕様だと考えている。
何故なら、タイトルになんやかんや解説入れる必要がないし、どういう話なのか説明したいなら文頭に入れればいい。もしくは逆噴射センセイの教えの通りとりあえず開幕でなにがしか殺してみるとか、とにかくインパクトのある内容で引っ張ることもできる。
ここで出てくるのが「では目次とか前エントリはどう表示すれば?」という問題だ。これについては俺も試行錯誤している段階ではある。
まず、Noteの文頭についてだが、大体190字前後までは表示されるようだ。
そこから他に行数制限とかもありそうだが、そこは未検証なので俺はわからん。興味があったら調べてエントリとしてあげていただきたい。
タイトルとこの文頭約190字はNoteにおいて非常に重要度が高い。
一見さんが読むかどうか判断するのはこの二点を材料にするからだ。
そのため、目次などを差し込む場合は「目次」という二文字に目次エントリのリンクを張り付けた方が良いと俺は考える。
例え話の途中からでもおもしろそうと感じたら手を出してくれる方は居るからだ。
では、前話へのリンクはどうするべきだろうか。
色々やり方はあると考えているが、俺が今採用している例を以下にだす。
上記のエントリの場合、最初のセリフに前話へのリンクを組み込んでしまっている。こうすることで作品の情報量は減らさずに利便性を両立できている、と考えている。
上記のやり方が性に合わない場合、他の方が採用しているような「承前」や「前話」にリンクを組み込むとよいだろう。それならば2文字の消費で済む。
また、シリーズ物をまとめたマガジンは「最後尾に書く」ことにした。
途中から読み始めて最後まで読み切った御仁であれば最後においてあるマガジンにも積極的に手を出してくれると考えたからだ。
戦場へ
Noteという過酷な戦場で戦うパルプ・スリンガーにとって文頭は非常に貴重な弾薬であるという話をした。
おれが書いた手法以外にも色々やり方はあると考えるが、おまえの創作における一助となればさいわいだ。
今回はここまでだ。またな。
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