ペイフォワードで行こう
厚意と奉仕の循環は果たして成立するのだろうか?
よう、兄弟。俺だ。今日も良く来てくれたな。
俺:パルプスリンガー、禅僧。親切心のストックは、在庫が少ない。
ちょっと前、Note内でスキを付け合う暗黒互助団体の存在が確認された後、ちゃんと滅ぼされたのが確認された。良い事である。
こういうバーター、互助関係は長期的にはお互いの為にもならないし、プラットフォーム全体も腐敗させていくので誰も得しない。非常に近視眼的思考の愚行だ。
では、スキをもらった時、どうお返しすれば良いだろうかと考えた時、二つの方法が思い浮かぶ。今回はその事について話そう。
1:次の作品を書く原動力にする
クリエイターが出来る最大のお返しは、次の作品を供給する事だ。
スキやシェアをいただけたのは、作品の内容が琴線に触れたからで(もちろんそうではない不純な理由もあり得るが、そゆ奴らは存在を無視して良い)そういった方々にしっかりと次の作品を提供する事が最大のお返しになる。
もちろん、Note内のユーザーはほぼクリエイターなので、スキをもらったらスキを付け返しに行きたくなることもあるだろう。それその物は悪い事ではない。良くないのは、スキのお返しを自分の義務にしたり、あるいはみんなそうすべきと強要したりすることだ。既に書いた通り負の側面が強化される為、スキのお返しを義務にするのはオススメしない。
スキをもらったから思考停止でお返しをするというのではなく、作品が良かったからスキを推す。という距離感を保ったリスペクトの精神を大事にしたい。
では、創作にうちこむ以外に、もらった厚意を無下にしない行動はあるだろうか。
2:スキをもらったら、他の人にスキを届ける
親切をもらったら、くれた人ではなくまた別の困ってる人に自分から親切を届ける行為をペイフォワードと呼ぶ。ペイとか付いてるが、お金に限った話ではない。
MMOなどの大多数の人間がプレイするゲームでは、ひっそりと受けた親切を他の人に返す、厚意の循環行為が奥ゆかしくも美徳として伝わっていた。
もちろん、口の端にあがらないだけで過去にもそういう奥ゆかしいやりとりはあっただろう。
何故、目の前にいる相手ではなく、また別の人を対象するかと言うと、厚意が循環するからである。以下に例を挙げてみよう。
AがBから親切にされた時、Bへ親切を返すと二者で閉じた関係となる。
A><B
閉鎖された関係なので、広がりがない。ではペイフォワードの場合はどうなるかと言うと、以下のようになる。
A>B>C>D>………Z>A
もらった厚意を他の人に受け渡していく事を心がけると、その厚意は多くの人に伝わっていく。これがペイフォワードである。即座にお返しをするケースと異なって、ペイフォワードには目に見えてわかりやすいリターンがあるわけではない。だからこそ尊い。
まとめ
・互助関係は閉じた関係の為、デメリットが多い
・厚意のリレーであるペイフォワードは目に見えたリターンはないが、多くの人に厚意が伝わっていく
・スキをもらったら、また別の自分を射止めた作品の送りてにスキを贈ると健全
戦場へ
そんな訳で、おれにスキをいただいても必ずしもお返しに行く事はない。
義務化すると心理的負担になったり、デメリットがかさむからだ。
俺からスキを受け取っても、当然返しに来る必要はない。また別の方にスキとかシェアとかコメントを残しに行っていただけると幸いである。
今回はここまでだ。またな。
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