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レトリックによる印象操作
例えば、100年に一度の猛暑とだけ聞くと、人類は一応西暦でも2000年存続しているのでなんか乗り越えられそうな気がする。だが、実際に観測しているのはちゃんと公式記録が残っているのは1872年とおおよそ150年前からなのであくまでその範疇での100年に一度、でしかない(古気象学とかもあるが一旦脇に置いておく)
100年に一度の気象とか書くとふわっとヤバい感じがして、なんかやばい印象を与えるが、具体的な数字で言うと40度前後であり、人間の体温を超え始めている。俺が生きている範囲だと、ここ五年ほど気温は右肩上がりで毎年あがっていて、ふわふわとした漠然的な気温上昇が目に見えるデータとして表示されているし、体感でも実際ヤバい。呑気に外を歩いていたらそれだけで死にかねないレベルであつい。
このまま毎年1度あがるだけでも、10年後には50度とか行くのでじんるいがちゃんと住める場所さえ限られるのではないかという戦々恐々たる感触がある。そんなことはもう皆日本に住んでたら危機感として感じつつある気はするが。
そろそろ、具体的にちょっと気温上昇の対策とか本腰入れてくれないことには危険なのでは、と素人の俺ですら感じている。そんなこと言っていてもしょうがないんだが、ねえ。
戦場へ
まあ、危機的状況を前にしてふわっとしたレトリックの言葉遊びで危機感を薄れさせるのは良くない。特に日本人の悪いクセだと思う。イジメとかな。
やっていることは暴行と恐喝なので子供のやっていること、とはいえふわふわ印象でやんわりさせてはいけない。レトリックによる印象操作も、使って良いときと場合があるというものだ。
今回はここまで、またな。
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