ミステリのプロット作りとエア無言シルバニアファミリー

ここのところ、一日一日の情報量があまりに圧倒的でちょっと困ってしまう。歴史の流れの真っ最中なのだからいたしかたないとして、一方で日常がなにか変わったかというと幸いなことに特に変化もなく今んとこ自分は日常が続いている。日常が損なわれてしまったすべての人に穏やかな日常が戻るよう願ってもいる。自分に出来ることといえば、そんくらいである。

そうこうしているうちに、三度目のワクチン接種の案内が来た。把握しているエビデンスとしては、重症化予防効果は一段とまし、変異種相手でも症状の程度を軽くする効果が期待出来るので接種券が届いてすぐ予約を入れてワクチン休暇も取りました。

把握されている感染者数は右肩下がりになってきたものの、次のタチの悪いバージョンが発見されているので打たない、というのもなんも得することがないし、もう既に二回打ってアナフィラキシーは出てないので予約通りさっさと打って来る予定。市町村によっては券がなくても予約を入れられるそうなので、危機感を持っている人は早めに確認してみてください。

で、エア無言シルバニアファミリー。

聞くところによると本来お人形を手に持ってブンドドするところをイマジナリーシルバニアを虚空に描いてろくろを回しながら無言でブンドドするとかなんとか。

アイエエエ狂人の遊び!って感じな一方で、実際に手を動かすかはさておき(本格派エア無言シルバニストはちゃんと手を動かすらしい)ミステリのプロット立てとしては避けて通れない行いな気もする。

そもそも小説自体、登場人物を並べてそれぞれの役割を果たすことで物語を構築するので、文章にアウトプットする前の段階ではある程度エア無言シルバニアファミリーング行為をする必要がある。そういうことをせずにいきなり書き出せる人もいるが、俺はどちらかというと、前者。

特にミステリふうの話だと、まず死体を作り、死体に付随する謎を作り、それを解き明かしていく課程を逆算し……という感じなので、やっていることは完全にエア無言シルバニアファミリーなのだな。虚空に手を伸ばしてお人形を配置しそれぞれの行動をアウトプットして……という感じで。

しかしふわっとした理解なので実際にはちがうかもしれない。厳密な定義は創始者の人に聞いてみてください。じぶんは小説の手慰みとしてふわっとした理解のままでとどめておこうと思います。

戦場へ

ところで、おままごととかブンドドって言えばまだ市民権がありそうな表現のところをモノを剥ぎ取って無言にした途端大分近寄りがたい不審挙動になりますね。大人がやっているともう手の施しようがないくらい不審。

今回はここまで、またな。

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