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不幸売りのエッセイスト
ごきげんよう。
今年はデジタル機器の引きが悪く、初期不良騒ぎに二回も当たっています。まったくもってついてないんですが、正直それを深堀してネタにするには正直気が向かない。記事にはしましたが、売るほどじゃないので実質無料記事。
なんでって、自分の不幸を飯のタネにするのはおれはこわいことだと考えているからです。
世の中には一度自分の不幸を切り売りし始めてしまった結果、それが悪習慣かつ生業として身についてしまった人たちが結構います。いません?あなたの周りにも、ほら。
お金を得るという成功体験のパワーはものすごく、一回なんらかの形で収入を得てしまうともう一度、もう一度とずるずる繰り返して辞められないまままっとうな仕事も持つキャリアもなくどん底のズンドコに落ちて行ったりとか。犯罪とかもそうですが、ギリギリ犯罪ではないが破滅はする、という行為でも割と類例があり。
ささいなことでもとにかく膨らませて盛って盛って注目を集めるのも実のところあまりよくはない(度が過ぎると虚言癖化が待ったなし)ですが、不幸自慢で金銭を得てしまったらそりゃもう大変です。
その日から金のタネにすべく自らに不幸が起きることを望むようになってしまう、かもしれない。
特にインターネットってやつであまたの人類の注目を浴びれるようになってしまったので、不幸自慢で生活が出来てしまうってラインを割と超えやすくなってしまった。
しかし、世の中のは乱数の偏りにも上限があるので毎日ネタにできるほどの不幸があるって人もそうはおらず、多くの人は柳の下の泥鰌狙いで一度のバズの再現を狙い続けるんでしょう。おおこわいこわい。
戦場へ
お金を得られれば、それ以外はささいな問題だと思って自分を切り売りするってのはこわいことですよ。自分ってやつは有限ですからねぇ。
今回はここまで、またな。
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