日常:コミケはおまえがおもっているほど危険なわけでもなければスケベしか売っていない訳でもない
よう、兄弟。おれだ。今年もあとわずかだな。
おまえはコミックマーケット、通称コミケに参加したことがあるか?
なければエスエヌエッスで「なんかウスイ=エロい本ばかり売ってる」とか「具体的にはわからないけどヤバい奴等ばかりあつまってる」というよろしくないイメージを持っているかもしれない。
それはそれでよい。行ったことなければそんなもんだろう。
このエントリでは実際に行っている俺が実際にどんなところなのか説明する。
1:そこまできけんないべんとではない
エスエヌエッスではうろんな奴等が集まるおそろしいイベントみたいに語られるが別にそんなことはない。確かに浮かれてる人間を目当てに犯罪を行おうとする奴らも居なくもないが、それは人が集まるイベントではどこでも付き物だと俺は考える。少なくとも俺自身がトラブルに巻き込まれたことはない。
2:そこまでスケベばかり売っているわけではない
コミケでは運営に認可された物であれば多種多様なものが販売できる。
元々自主発行した書籍を頒布するイベントなので確かに書籍類が多いが、ほかにもアナログゲーム・デジタルゲーム・ハンドメイド作品・自主作曲したCDなど、多種多様だ。
書籍だけでも様々な文化に対する研究とか、缶詰食べ比べ、既存作品の評論、そしてパルプに類する自主発行の小説もある。運営のチェックを受けてオッケーであればその当日販売できる。
スケベ=作品も実際あるが、それはコミケの参加自由度ゆえでありそれがすべてではない。
ヘッダの工芸品は許可を得た上で撮影させていただいた作品だ。
このうち黒曜石の物を購入させていただいた。
3:作者と直接対話できる
もし仮におまえが実際に作品に対する感想とか言いたい相手がサークルとして参加しているなら対面で伝える事が出来る。ふぇいすとぅふぇいすだ。
それはじっさい得難い経験だが、長時間居座ると迷惑になることもある。マナーとしては手短にするのが望ましいだろう。
4:体調崩して吐いちゃったりする奴はいる事はいる、が稀だ
コミケには何万もの人間が参加している。そのため自分の体調図りかねて嘔吐するヤツも倒れそうになったり救護班に運ばれる奴もたまにいる。
だがそれがウィルス性なのか単に食べ過ぎたのか休養がタリナカッタのかはぱっと見ではわからないし、会場にいる医師も検査しなければ判断できないと言っている。つまり当日はいたヤツを見て即座にノロとかなんとか判断した奴はエスパーとかそんな奴等だ。あまり鵜呑みにすべきではない。もっとも長年の参加でも俺は直に吐いちゃったやつらを見た事はないが。遭遇した奴は運が悪い方ではある。
5:ルールとマナーをまもって参加すれば実際タノシイ祭りである
つまり、ネット上で流布されているコミケのイメージはわるいほうに誇張されていると俺は考える。事前に参加ルールとマナーを把握した上で参加するのであればクリエイターにとってはとても刺激的な環境といえる。
なお、初めて参加するのであれば公式カタログを購入、熟読した上で冬に参加するのが良い。夏に参加するのは色々体力との闘いになるから慣れてからにするのだ。よいな?
今回はここまでだ、またな。