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冬季うつとビタミンDと日照量
世の中何がどう因果関係があるのかよくわからないが関係してそうなことがたくさんある一方で、実際に因果関係を特定するのは大変だ。大変なのでせいぜい相関関係の検証くらいでとどまっている話が世の中には山ほどある。
冬季うつもそういう、冬になるとなんかうつになる人が出るがどこまで厳密に検証されているかはよくわかんないやつだ(真面目に研究している結果があったらすまない)。
ちょっと前にバズってるのを見かけたツイートに、限界ギリギリメンタル者はなんか2月と8月に壊れる傾向があるという話もみた。コレもまたどこまで信憑性があるのか怪しいが、一つ仮説をたててみたので書いてみたい。
日照によって人体に発生する栄養ってやつがあり、それはいわゆるビタミンDでブラックジャックとか読んだやつならビタミンDが不足しすぎると骨格がゆがむクル病などの原因になるって眼にしたことがあるだろう。
だが、近年の研究でビタミンDはメンタルの調整作用があり、不足すると有意にうつに寄るのではないか、という研究結果が出た。さもありなん。
例えば、パブリック・イメージとして南国の住人は明るく、北国の住人はなんか陰気なやな奴の共有感覚がある。日照量によって陽気さが変動するほど差がつくのであれば、このようなパブリック・イメージが生じるのは納得が行くところだ。
また、冬になると自宅内に引きこもりがちになるし、被服面積も広がる。さらには近年はCORONA禍によってマスク常備にまでなってしまった。冬に直射日光にあたっている面積は全体のせいぜい5%程度では、とても十分な日照量とは言えない可能性が高い。もちろん、運動量が減るとかコミュニケーションが減るという他の要因も十分考えられる。
とどめにリモートワークで起きて即仕事終わって家に留まったまま寝るとかがかさむと体内のビタミンD生産量はほとんど0にまで落ち込むと推測される。なんかCORONAが流行ってからみんな心が狭くなりイライラし攻撃的になった気がするのは、一日の日照量が激減していることと無関係ではない、かもしれない。無関係かもしれない。あくまで素人の仮説である。
なお、ビタミンDは経口摂取出来て、食品にも含まれているが過剰摂取すると不調の元にもなるので間違ってもサプリメントで大量摂取するとかしてはいけないぞ。何事も適度が大事だ。
戦場へ
外に出れない人はビタミンDサプリをとって多めに補うといいかもしれない。上に書いた通り、もちろん常識的な範囲で。
今回はここまで、またな。
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