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チルアウト・スポットを求めて。というか意外とない。

最近脳過労気味なので、祝日はスマホを手放してあちこち放浪しています。
今はやりの横文字、チルアウトできる環境を求めて近隣をあちこち歩いて探しているんですが、如何せんケオスでおなじみ関東のゴチャゴチャしている街の在住なのでそういうスポットが意外とない。というかどこに行っても人がおり煩いので困ったもんである。行くたびにお金がかかってしまう様な場所も良くない。後このご時世なので密度の高い場所もおおよそダメ。

最近気づいたことの一つに、頭の中をゴチャゴチャさせているのはインターネットを主とした情報量の多すぎる媒体に接し続けていることが問題っぽく、そういうのがあんまり手元にない時間帯を作るようにしています。自宅だとついいじってしまうので。

つまり、人があんま居らずWifiも飛んでなくごみごみしていなくて心が安らぐ場所……安らぎのエデンとかパライソとかそういう感じの場所……が近所にない。なんといってもコンビニも本屋もクリーニング屋も潰れるような近所で飲み屋とラーメン屋だけはやたらたくさん生き残るようなとこなのでさもありなんである。いい飲み屋が多いのは良いことだが、静かではない。

徒歩圏にベンチ有りの公園がいくつかあるだけマシなのかもしれない。もっとも、公園なのでちびっ子とニアミスするとお年寄りの自分のほうがすごすごと退散する他無いし。

では喫茶店は、というと基本的に長居すること自体やや迷惑気味で、このご時世でもゴールデンタイムに長っ尻するのは少々気がとがめてしまう。閑散時間ならいざしらず。そもそもこの辺にはあまり雰囲気のいい喫茶店もない。

次に図書館。なんとまあ徒歩圏に無い。あるのは公民館の小さなスペース位。その分人がいないので、長居しても騒がなければ迷惑でもないかもだが。大きめの図書館は駅をまたがないと無い。なんという文化空白地。住みやすいが文化空白。

意外とチルアウトに適しているのが、銭湯の待合いスペース。人もいないしテレビも無い。入浴後は皆副交感神経系が有意になり静かになっているので騒ぐ人もいない。とはいえ、ここもあんまり長居するようなスペースでもない。

ここまで書いて思うんだが、現代だとリラクゼーションスペースって自宅が主で外出先では意外と少ない気がしてくる。ちょっと移動すると自然とか川とか海とかある街はまた別なんだろうが、ここはあるけどもあるけども見えてくるのは住宅街ばかり、というか現代の街って商業地以外は9割は住宅なのでよっぽど世界に対する解像度が高くないとただただ家が並んでいるように見えてしまって退屈に思えてしまう。それを考えると、タモリ氏の街歩きにおける視点や情報量の多さはまさに教養の為せるワザなのだなあ。

戦場へ

とりあえず、もうちょっと近隣のなんか何も考えなくても許されるスポットを探していこうと思います。というか畳に寝っ転がっていいスペースってヤツ駅前に量産されてほしい。

今回はここまで、またな。

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