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執筆環境覚書202208月版
執筆環境もいろいろ試してきて、結局どれもたすきに短し帯に長しとかそんな感じになった。
せっかくなので各環境を走り書き程度に長所短所を書き留めておきたい。
ノートパソコン
機種にもよるが、鉄板。
持ち運の負荷がたかめなのが難点。
うちではレッツノートとLenovoのThinkpadを使用している。
キーボード的には後者が一番使いやすい。
旅行など、長期滞在では間違いなくThinkpadを持っていくだろう。
・トータルバランスがよい
・軽めのゲームも可能
・動画閲覧も可能
・携帯性は一番悪い
タブレット+キーボード
携帯性と使用感が真ん中くらいの組み合わせ。
おすすめは7−8インチと折りたたみキーボードにスタンドを付け加えたやつ。
ノートパソコンよりかさばらず、執筆以外の暇つぶしにも動画と電子書籍が閲覧しやすいし。なおかつ、スマホよりは画面が広くて視認性がいい。
ネックは中途半端になりがちなところ。
ゲームをやるにはでかすぎる感じだし、スマホほど気軽に閲覧はできない。記述にもちゃんとしたテーブルがないとはかどらない。
・安めに構成できるため追加コストは安め
・動画や電子書籍の閲覧性は一番よい。あとマップ
・一方で、デカ目のスマホを使っている人は恩恵が薄い。
スマホ+キーボード
携帯性が最も高く、追加コストも安い。
デカ目のスマホを使ってるなら視認性が悪化しすぎるということもないだろう。それでも限度があるが。
ハイエンドクラスなら処理もスムーズだし、Wifiを別途持ち歩く手間もない。
一方で、やっぱりノートパソコンやタブレットに比較すると画面が狭く、執筆性は悪化する。個人の好みだが、個人的にはスマホでの執筆はやや堅苦しい感じになるため本当にかさばる荷物を持ちたくないときの選択肢といえる。
・折りたたみキーボードとスタンドを買うだけで済むのでコスパ○
・Simもさせるため、別途Wifiを持ち歩く手間もない
・とにかくかさばらないのが利点。
・タブレット、PCと比較すると電池持ちもよい。充電が済んでいればアダプターを持ち歩く必要性がなくなる。
今後試したいやつ
ポメラに、新機種のM250が出た。
上記のデジタルツールと比較すると、とにかく書くことに特化しているため、気が散りにくく執筆に集中できる。いらん通知が来て気をそらされることもない。
ただし、本当に執筆にしか使えないため、長く使うにしても文筆業がライフワークでないとあまりにもコストパフォーマンスに劣るツールとなってしまう。
なにせ半分以下のお値段でもっと用途の広いデジタルツールが購入できるからだ。市場価格5万円以上はちょっとおもちゃ感覚で買うには高い。もう少し値段がこなれてからのお試しになるだろう。
戦場へ
というわけで、気分に応じて使わけているがどれか一つを選ぶならノートパソコンになるかもしれない。
ノートパソコンは世代交代が早いため、執筆活動程度なら円滑に行える手頃な製品が中古市場にゴロゴロしている。アプリケーションのクラウド化も進んでいるし、環境を整えるのも今ではだいぶ楽だ。
とはいえ、結局どれも一長一短なのでお好みにあわせてどうぞ。実用面ではタブレットと折りたたみキーボードも取り回しが良くて好ましいし。
今回はここまで、またな。
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