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自分の認識汚染が意外と深刻
認識汚染ってしっとる?知らない?そりゃそーだ。そんな言葉は一般的にはない。概念を語る上でわかりやすくでっち上げたが、多分フィクションとかで先に出ているかもしれない。あるいはどっかで読んだが忘れているだけかも。
わかり易く説明すると、認識汚染とは日々摂取している情報によって頭の中のイメージ像が歪むことだ。あるいは俺が知らないだけでアカデミックな研究はもうあるかもしれないがメンドクサイので調べない。こんな感じだから学者には向いていないのである。
だが、事象としては割りとある。
例えば、常日頃から特定の人物の悪いイメージを摂取しまくると、その人に対する脳内のイメージは盛り盛り歪んでいく。あるいはわるい想像を膨らませてイメージを悪化させる自家中毒症型もある。定期的に、実態をチェックして頭の虚像の歪みをフラットにしないといけない。まあ、現実を調べたらイメージよりいっそう悪いやつだったってのもまあまあある。
自分の例でいうと、これは対象が自作品ではないフィクションのキャラクターだから笑いばなしで済むんだが、メジロマックイーンとか。
最近二次創作でばっかり目にしていたので、いつの間にやら公式のイメージからかけ離れたどっちりむっちり重量級の酒クズ野球キチみたいになっていてよろしくなかった。もちろん公式原作のキャラクター性とは全く違う。当然だ。同じなのはどっちりむっちりぷにぷにむちむちってとこだけである。そこはおなじなのかよ。
何が問題かというと、場合によっては自作品の二次創作を摂取することで知らないウチに逆汚染されるケースもまあまああるということである。俗に言う、逆輸入だ。公式が積極的にファンメイドをチェックしにくるジャンルでは結構ある。あまりにひどくなると、公式が二次によりすぎてしまったりする。かなり危ない。一次公式は公式解釈を提供するほうなので、本末転倒だ。
そういう時、頭の中で動かし直したり、過去作読み直して逆算したり、イメージを最適化する必要が発生してしまう。二度手間である。
戦場へ
認識汚染、コワイですね?
まーフィクションで発生しているウチはまだまだ笑い話で、世の中にはインターネットに認識汚染されたままに、浄化されることもなく幽鬼のようにさまよっている人もかなーりいる。とてもこわい。根っこまで汚染されてしまうと除去も困難でまったくもって救えない。
影響を受けるのは人の常なので、バランスよく影響を受ける環境をたもっていきたいものです、はい。
今回はここまで、またな。
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