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KindleUnlimitedがチョー便利生活
さいきん、課金だけしていて使わないのもあまりにもったいな過ぎるのでちゃんと使い始めたんだが、かなりラインナップがよくなっており、ついでにレンタル保持数も20冊に増加したのですごい便利になってる。
小説、漫画ともに古典が強い
書籍のサブスクリプションモデル…?なんかこう……箸にも棒にもかからないんでしょ?みたいな段階から脱却して、ラインナップが力強くバリエーション豊かになったので新刊を買う以外にインプットの厚みを増すツールとしてかなり強さがあるようになってる。
特に、ジャンルへの土地勘がなくて名作を引っこ抜く直感が働かないジャンルを把握するのにはすごい便利。
もしくは、名前だけ知っている名作の序盤をなぞってみるなどの用途に、向く。出版社も商売なので、サブスクリプションに入っているのは概ね序盤の数巻だけの場合が多い。とはいえ、どういう内容なのか、買うほどの関心はないがチェックしたい……そういう熱度の需要にはマッチしている。
例えば、手塚治虫作品とかはかなりニッチな作品でも該当作がある。
ブラックジャックなどにくらべると余り名前が上がらない七色いんことか
手塚コメディでもかなり完成度が高いドン・ドラキュラとかがある。
シャーロック・ホームズシリーズも一部の作品が対象になってたりもする。
後は、Kindle unlimitedに収録される作品はざっと以下の特徴がある。
・序盤を読んでもらえば、続きを買ってもらえる期待値が高い名作
・時代を経ても揺るぎない評価がある古典傑作
・自主出版により、商業作品ではお目にかかりにくい独特な作品
もちろん、誰でも出せるということは玉石混交にもなりやすいってことだが、名前の知ってる作品を撫でるにあたってはそう不都合は無いだろう。傑作をピックするのにある程度自身がある強者は、無名の作品を拾うのもいいかもしれない。
ところで、最後に宣伝をさせていただくと、noteパルプ作家達で制作している小説アンソロジー『無数の銃弾』もKindleUnlimitedの対象である。第一弾から第三弾まで、1月20日現在では対象になっている。
一冊100円なので、お買い上げいただいてもいいしアンリミテッドに入っている人はとりあえずライブラリにいれておりをみて読んでもらえるとありがたい。
戦場へ
昔は買ってナンボだろーとか思いつつ、サブスクリプションのサブスクリプション利便性が意外と便利なのが実感でき、時代を感じる。音楽とかは大分サブスクリプション的利便性が特に強いと思うんだが、それが書籍にまで及ぶのは時代だなあとかなんとか。
ところで、サブスクリプションの棚だと手塚治虫作品がズラッと並んでいる隣に並ばされるの相当怖くない?おれはこわい。これが文化の保存により後続作家の被る苦難であるか。
今回はここまで、またな。
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