この頃ご近所ではやるもの、『カスの嘘』

ごきげんよう。

ウチのご近所インターネットでは、定期的に根も葉もない与太話が流行るのですが、今日はカスの嘘ってやつがにわかに流行りました。

発端は以下のツイートで、ダウナーお姉さんに根も葉もないカスの嘘を延々流し込まれるASMRだそうです。

試聴したところ、このお姉さんの台詞
・徳川将軍は31代
・滑り台は昔より速度遅い
・昔の学校は生徒1人1本ホウキ支給
・はちみつはストローで飲むと苦い
・段ボールに焼き肉のタレを塗ると硬くなる
等々、すべての発言がカスみたいな嘘で、TRPG中の俺みたいだなと親近感湧くhttps://t.co/HjQI8r8oDM

— 田中天（公開用） (@tanakaten) December 8, 2023

カスの嘘お姉さん、既存キャラで言うとゆるキャンの犬山あおいとか、ウマ娘のゴールドシップが思い当たり、おおよそユーモアとしての与太話っていったところでしょう。

これがね、いざ考えると意外と難しい。
まず、嘘から出たまことじゃだめ。
意図的に何かを貶めたり傷つけるのもダメ。ブラックジョークの方に行ってしまう。ひどいとただの風評被害。
なんか大受けみたいなのもちょっと違うて「ぷっ、なにそれ」みたいにちょっと受けてすぐウソだとわかる、くらいが理想なんじゃないかと。

そのへん踏まえて思いついたのがこちら。

現代では草を笑っているニュアンスで使用しますが、これは戦国時代に大生宗太という殿様が忍び込んだ忍者を笑いながら草、と喝破したことに由来するもので、おまえの存在など見抜いているぞ、という意味だったそうです。

— 遊行剣禅 (@ravenwood_09) December 9, 2023

ドラゴンキラーといえばドラゴンクエストのジャマダハル型が有名ですが、あれは実物のドラゴンイーターを模したからあの形状になったと言われています。#カスの嘘

— 遊行剣禅 (@ravenwood_09) December 9, 2023

饂飩は元々は胡乱と呼ばれていたのがなまった名称で、昔は胡乱をこねて作った胡乱玉を細長く切り分けて作っていた麺類ですが、戦後の混乱期から胡乱が絶滅危惧種に指定されたために小麦粉を練って代用するようになったんですね。#カスの嘘

— 遊行剣禅 (@ravenwood_09) December 9, 2023

沖田総司は剣術の天才だったと言われておりますが、実は忍術の天才であって無双三段突きは影分身で三人に分身して滅多刺しにする技だったそうです。
沖田は表向き忍者であること伏せていたため、剣術の天才ということにされていました。#カスの嘘

— 遊行剣禅 (@ravenwood_09) December 9, 2023

一番好きなのは最初の草、の由来大ぼらですかね。ちなみに実際知ってる範囲だとwwwという笑いをさすネットスラングが草を生やしているように見えることからwwwが草、の一言で表現されるようになったらしいですよ。

戦場へ

こういう根も葉もない身も蓋もない無価値なジョーク、意外とすきなんですよね。これっぽっちも有意義でないので。

今の世の中、有意義であることを強いられまくってるのでこういう有意義でないものを見ると安心するってのもあります。

今回はここまで、またな。

現在は以下の作品を連載中！

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ロボットが出てきて戦うとか提供しているぞ！

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