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旅先で現地の人と現地の言葉であいさつしませんか?

何カ国語もペラペラになるのはおそらく凡人には無理。でも、あいさつくらいなら、その気になれば何カ国語もマスターできる。

中学生のとき、初めてアメリカ人と話した。Do you know ナントカ?と尋ねられてYesと答えただけだったのに、口から心臓が飛び出すかと思うほどドキドキした。でも、とにかく相手が言っていることがわかって、その問いに英語で答えられたことが嬉しかった。

あのときの興奮を今も覚えていて、旅行に行った時、ちょっとでも現地のことばを話したい、たとえで挨拶だけでも、と言う気持ちは今も消えていない。なかなか旅行はできないけれど。

1980年代の終わりごろにチェコ共和国の男性と文通を始め、1990年に東西ドイツ統合の日を目掛けて初めてチェコ共和国を訪れ、ペンパル家族と会い、彼らの家に泊めてもらった。

そのとき簡単なチェコ語を教えてもらった。おはよう、こんにちは、こんばんは、ありがとう、はい、いいえ、日本人、ビール、ワイン、コーヒー、その他いくつかの料理の名前など。

その限られたボキャブラリーでさえも、現地の人と会話をするのはとても楽しかった。そして、英語だけで話すよりも気持ちが近くなる気がした。最も、当時はチェコの外国語教育はまずはロシア語で、ドイツ語やポーランド語を話せる人はいても、英語を話せる人はとても少なかった。私のペンパルはビートルズが大好きで、歌詞を理解したくて独学で英語を勉強した人だったので、英語で文通ができたのだった。

海外旅行に行くなら、現地の言葉で簡単なあいさつくらいは勉強してから行きたい、という気持ちは今も変わらない。

それで、ニューヨークに住んでいたとき、様々な言葉のレッスンビデオを作った。ニューヨークには世界中から人々が集まっているので、数百もの言語の話者が住んでいる。消滅の危機にある少数言語もニューヨークでなら観察できる。

もっとたくさんの言葉を集めて動画に残したかったが、帰国することになった。帰国して良かったと思っているが、このプロジェクトに満足いくまで取り組めなかったことだけは心残りだ。

それでもとにかくアジアの言葉を中心に25のレッスンビデオを作った。もしあなたが、これからモンゴルや、トルコや、インドや、ブリヤートや、トゥバや、台湾や、チベットや、ブータンや、韓国や、ミャンマーや、ネパールや、インドネシアや、フィリピンや、カルムイクや、スリランカなどなどに旅行しようと考えているなら、ぜひ、レッスンビデオを見て、ネイティブスピーカーのレッスンを受けてください。レッスンはわずか3分から5分程度です。あなたの旅がグッと楽しくなると思います。


ブリヤート語レッスン

ネパール語レッスン

タガログ語レッスン

カルムイク語レッスン

ハザラギ語レッスン

シャミ語レッスン

中国語(台湾華語)レッスン

シェルパ語(ネパールの方言)レッスン

ミャンマー語レッスン

トルコ語レッスン

中国語武漢方言レッスン

ヘブライ語レッスン

シンハラ語(スリランカの公用語のひとつ)レッスン

ウズベキスタン語レッスン

チベット語レッスン

ヒンズー語レッスン

トゥバ語レッスン

モンゴル語レッスン

ベンガル語レッスン

ワキ語レッスン

バハサスンダ(インドネシアの方言)レッスン

ゾンカ語(ブータンの公用語)レッスン

韓国語レッスン

ロシア語レッスン

バハサ(インドネシアの公用語)レッスン


New York no Asagohan には上記の「アジア語学学校シリーズ」のほか、アジアの文化が好きなニューヨーカーのライフスタイル、アジアの料理のレシピ、ニューヨークのアジアタウンの紹介などの動画もあります。ぜひ、ご覧ください。



らうす・こんぶ/仕事は日本語を教えたり、日本語で書いたりすること。21年間のニューヨーク生活に終止符を打ち、東京在住。やっぱり日本語で話したり、書いたり、読んだり、考えたりするのがいちばん気持ちいいので、これからはもっと日本語と深く関わっていきたい。

らうす・こんぶのnote:

昼間でも聴ける深夜放送"KombuRadio"
「ことば」、「農業」、「これからの生き方」をテーマとしたカジュアルに考えを交換し合うためのプラットフォームです。


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