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大学2年生でAI開発会社を立ち上げた僕の軌跡
目次
はじめに:AIに目覚めたきっかけ
中学2年生で始めたNLP独学の方法
高校生時代に積み上げたAIの知識
大学2年生でAI受託会社を立ち上げるまで
まとめ:好きこそ物の上手なれ
1. はじめに:AIに目覚めたきっかけ
はじめまして。現在は大学2年生で、自身のAI受託会社を運営しているらうるです。2018年まだ中学2年生だった頃にAIに興味を持ち、「これからの時代はAIが世界を変えるかもしれない」という期待感から、独学でNLP(自然言語処理)の勉強を始めました。
なぜ中学2年生がAIやNLPに興味を持ったのか?
スマートスピーカー(当時はGoogle HomeやAmazon Echoなどが話題)に触れて、言葉を理解して応答する仕組みに驚いた
ニュースで「AIが囲碁・将棋チャンピオンに勝利」などの話題を目にし、コンピュータの可能性に惹かれた
プログラミングに少し触れていたこともあり、「自分で作ったAIが会話や翻訳をしてくれるかも」とワクワクした
こういった背景から、自然言語処理(NLP)に強く興味を持つようになり、勉強を始めることになりました。
2. 中学2年生で始めたNLP独学の方法
基礎プログラミングの習得
まずはPythonを学ぶところからスタートしました。理由は、AI関連のライブラリが充実しており、初心者でもドキュメントやチュートリアルが豊富だったからです。
参考にした教材例:ひたすらwebを漁りました。数学類も。
ライブラリやフレームワークを触る
NLPの初歩として、以下のようなPythonライブラリを使いました。
Natural Language Toolkit (NLTK):英語テキストの分かち書きや形態素解析、頻度解析などを実践
gensim:Word2Vecなどの単語埋め込みに触れ、単語間の類似度を調べる感覚を掴む
scikit-learn:簡単なテキスト分類タスク(スパムメール判定など)で機械学習を練習
これらのライブラリを使ってみるだけでも、「AIにこんなことができるのか!」という発見がたくさんありました。
3. 高校生時代に積み上げたAIの知識
中学卒業後も、AIに関する情報を追いかけ続けました。
ディープラーニングとの出会い
高校生になる頃には「ディープラーニング」が話題になっていて、TensorFlowやPyTorchなどのフレームワークを知りました。最初は環境構築で苦戦しましたが、サンプルコードを動かすうちに仕組みがわかるようになりました。
最新のNLPモデルにチャレンジ
Word2VecやGloVeなどの単語埋め込みモデルから出発
ELMoやBERTが登場する流れを追いかけ、事前学習モデルの威力を実感
翻訳・要約・感情分析など多様なNLPタスクに興味を広げる
当時(2018年頃)は、BERTやTransformerというキーワードが急速に注目され始めていたタイミング。僕自身も、これらの技術に衝撃を受け、「将来、AIで何か面白いことをしたい」と強く思うようになりました。
4. 大学2年生でAI受託会社を立ち上げるまで
(1) 大学での学びと人脈
大学進学後もAI開発を勉強し、研究室や外部コミュニティでビジネス視点を学ぶ機会が増えました。
AI関連のベンチャーやスタートアップでインターンを経験
社会課題を解決するNLPプロジェクトに参加し、実践的な開発経験を積む
(2) 受託案件への挑戦
当初はフリーランスとしてチャットボット開発やドキュメント分類システムなどの業務を請け負っていました。ビジネススキルは独学で補いつつ、少しずつNLPソリューションを企業に提供できるようになりました。
(3) AI受託会社の設立
こうした経験が評価され、仲間と共にAI受託会社を立ち上げることを決意。
社員数は少なくてもニッチなNLP案件で強みを発揮できる体制を構築
大学で学んだ理論と実務を融合し、ビジネス視点での提案が可能に
法人化の際は、大学や支援団体のバックアップを得てスムーズに手続き
現在は文書解析や自然言語生成など、NLPを活用したプロジェクトを複数抱え、成長中です。
5. まとめ:好きこそ物の上手なれ
2018年、中学2年生だった僕がAIやNLPに出会ったことで道が開けたと実感しています。最初は右も左も分からなかったものの、独学やアウトプットで継続するうちにスキルがつき、大学2年生の今ではAI受託会社として事業を進めるまでに至りました。
好きなことだからこそ、継続して深く学べる
2018年当時はまだ未知の領域が多く、ワクワク感が大きかった
現在もAI技術は日進月歩で変化するため、アップデートを怠らない姿勢が大切
NLPをはじめとするAI技術は、人間の知的労働をサポートしたり、新たなビジネスチャンスを生み出したりと可能性が無限大です。もしこの記事を読んでいる方の中に、「AIに興味があるけれど、どこから勉強したらいいかわからない」という方がいれば、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっと面白い世界が広がっているはずです!
読者へのお願い
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!