第25回 文化庁メディア芸術祭 エントリー作品 (メタバース会場コンサート)のご紹介
世界中から時代を映し出す新たな表現作品が集まる文化庁メディア芸術祭 2021 エントリー作品のご紹介です。
2021第25回 文化庁メディア芸術祭 アート部門において
メタバースコンサート会場における演奏パフォーマンスと、インタラクティブアート作品をエントリーさせていただきました。
こちらの作品は2019年より、自身の音楽性をより色濃くするため、研究開発を進めていたコンピュタープラグラミングにより音を形成し、音を光として視覚化するインタラクティブアート(当初はコンサートビジュアルや動画作品として主に開発をスタート)に、新たにメタバース(仮想空間)コンサート会場へと進化させた作品となります。
このプロジェクトにより、欧米で開発された癒しの楽器クリスタルシンギングボウルの音色の世界はより鮮明に、そして、このプロググラミングの開発により、音とビジュアルを2つの別々の事柄ではなく、1つのアートとして存在したことには強い希望を感じるものとなりました。
また、もともと音楽家として、空間に音という絵(色)を描く仕事をしていたため、音で絵が描けると感じていたこと 音を奏でる時は空間に絵を描くイメージで演奏をしていたこともあり、
心に描いていたこと、感じていたこと、心で見ていた光景
それらがテクノロジーと融合し現実社会で目に見えるものとなったことは、感動的で、感じてきたものがそのまま 今となり、未来へとつながっていくそんな感覚を覚えております。
開発に関わってくださった専門家の皆さまには心から感謝しております。ありがとうございました。