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双子出産の入院記録 (20日目:32週)〜高位破水の悪化〜

この記事では,私が双子出産に際して
切迫早産 (高位破水) と術後のトラブルにより
約2ヶ月間入院した過去の日記の内容を公開しています.

今日は入院20日目の記録です.

注:コロナ禍での出産だったので,
面会の制限があるなど現状とは異なる
状況であることをご承知おきください

入院20日目: 32週5日 (9ヶ月)

今日は午後に (入院病棟から) 外来に降りて主治医に健診してもらった(経腹エコー)
今まではニコちゃん側の羊水が少なめで,ミコちゃん側には少し多めの羊水があったのに,今日は両方の羊水が減っていた.

どうやらニコちゃん側だけでなくミコちゃん側からも高位破水した模様.
昨日から羊水の出る量が増えているのはどうもそのせい.

羊水が少ないのでお顔はキレイに映らないとのこと.

その後病棟に戻って内診もしてもらい,子宮口は以前と変わっていないこと,下側にいるのがどちらかを再度確認.

当初言われていた通り,ニコちゃんが下にいるみたい.

先生がどちらが下かを念入りに調べていたのは,次のようなリスクがあるから.

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羊水が減ると,臍帯が下に下がって子宮外へ出てしまうことがある.

そうすると臍帯が圧迫されて胎児が危険な状態になることがある.

下側(子宮口に近いほう)にいる子が頭位なら頭が子宮の出口を塞ぐ形になるので臍帯が出てしまうリスクは低いが,逆子の場合はそのリスクが高くなる.
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下側にスペースのあるニコちゃんは逆子なのだけど,丁度おしりが子宮の出口にはまる感じに収まっているのと,臍帯は離れたところに見えているので,今のところリスクは低いでしょうというのが先生の診断.

以上のことをふまえて,来週中に帝王切開するのが良いでしょうとなり,明日,小児科や麻酔科の先生たちに打診し,今週中に手術の日程を確定することになった.

来週は33から34週になる週で,ステロイドも打っているので,赤ちゃんの成熟も概ね完成に近づいていて,少し病院で預かれば大丈夫.30-32週で産むよりはずっといい状態だと,先生に言われてちょっと安心.

ただしこれまでと同様,その前に本陣痛が来たり,熱が出て感染症になったりしたら即切開.


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