窓のサッシに蜂の巣ができていた・髪を切って染めた
9時半ごろに起きました。
今日は休みです。
梅雨明けをしたんでしたかね。
暑いです。
晴れています。
クーラーつけっぱなしです。
電気代が怖いです。
お昼にテーブルが届きました。
三、四日前に注文してあったやつです。
それを組み立てて部屋の掃除をして模様替えをしました。
掃除している最中にギョッとすることがありました。
部屋の奥の壁に大きな窓があるのですが、片方のカーテンをいつも閉めっぱなしにしてあるんです。
向かいのお家がすぐ至近距離にあって、部屋の中全部見られちゃうので、角度的に、片方のカーテンだけずっと閉めっぱなしになっていたんです。
掃除のためにそれを久々に開けたら、窓の外側のサッシに蜂の巣ができていたのです。
10〜15cmくらいの大きさで、絶賛建設中みたいな感じでした。
もう巣の周りに五匹ぐらい蜂がいまして、窓を数センチ開けてその隙間から人差し指を伸ばしたら触れる距離でした。
ギョッとしてパニクりました。
え、見なかったことにする? 放置しとけばいいの?と思いましたが、
いやいや、このまま巣が大きくなっていったら取り返しのつかないことになりそう、と思って、やっつけようという方に意識を向かわせて、でもどうやって、、?という混乱と焦りの感情が芽生えました。
そうだ、一応シューするやつあるぞ、と思って玄関に置いてある、ゴキブリ退治用のスプレーを手にして窓に近づきました。
ゴキブリ用か、、蜂には効くのかなと不安になりましたが、まあ昆虫だったらみんな効くだろうと思ってこの武器で行くことにしました。
たぶん人間にも効くし。
一番の懸念は、シューした瞬間に、開けた窓から蜂が部屋の中に入ってきてしまうことです。
考えるだけでも恐ろしいことです。
それだけは避けなければなりません。
幸いなことに、蜂の巣は窓の外のサッシの一番端の下の角のところにありました。
つまり窓を開ける時のその隙間というのは、スプレーのシューが出る最小限、数ミリ開けられれば良いのです。
蜂の体より狭く、スプレーのシューより広く開けられれば、完全な防御体制で攻撃を仕掛けられるのです。
噴出して巣に当てられるシューの量が制限されてしまい、やや攻撃力に不安がありますが、でもやるしかありません。
20分ぐらい部屋の中をウロウロした後、よし戦略と覚悟は決まったと、一度机の上に置いておいたスプレー缶を再び手に取ろうとした時、これは、と気づきました。
スプレー缶の側面に細長い棒状のものがテープでくっつけてあったのです。
それはスプレーの噴射口に取り付けて、狭いところに入ったゴキブリをめがけてシューできるように、噴射口を細長くできる素晴らしいアクセサリーでした。
これを使えば噴射量を落とさずに、そして防御体制を維持したまま、敵に攻撃を加えられるではないですか。
アース製薬さんありがとう、と感謝しながらテープを外し、細長い棒を噴射口にセットしました。
ちゃんと出るかなと一回シュッと出してみて、特有の匂いにウッとなりながらも、そのピストルにも似た形状の装備に絶大なる信頼と頼り甲斐を感じました。
あとは自分の技術が試される時です。
最高の装備を手に入れているのに失敗するなんて、あとで知れたら仲間に笑われてしまいます。
仲間はいません、単独行動です。
まず窓をそっと開けます。
スプレーの細い棒の先端だけが通るほどの2ミリぐらいでいいのです。
慎重に3ミリ開けて、まずは先端を窓の上の方で一回出して、1ミリ閉めて挟みます。
そしてゆっくり下の方へスライドするように移動して行きます。
蜂たちには気付かれていません。
気づかれても窓の隙間を通ることは出来ないので問題はありません。
もう勝ち確の勝負ではあるのです。
でもやはり、目の前に五匹ぐらいで群れている蜂たちに、真っ向から攻撃を仕掛けるというのはなかなか度胸がいるものです。
部屋はクーラーで冷やしていますが、窓の外は猛暑です。
窓際にいると日差しを浴びて暑いです。
2ミリしか開けていない隙間からも、モワッとした暑い外の空気を感じます。
僕は汗ばみながらスプレー缶を手に、細い棒の先端を下に下ろして行き、蜂の巣にシューできる位置にロックオンしました。
日々の平穏を脅かす強大な敵であるとは思いつつ、命ある生物です。
突然攻撃を加えられたら苦しむのは相手も同じ。
恐怖の感情に支配された自分が、とても身勝手な正義によって肯定された殺戮を行おうとしている気にもなります。
まあでも、いいや、こえーし、と思って、噴射しました。
シューは見事に蜂の巣全体を捉え、もろにそれを浴びた蜂たちは何が起こったのか分からずパニックになりながら逃げ惑いました。
その感じがまた怖くて、ウヘーと言いながら僕はしばらく攻撃の手を緩めることができませんでした。
ゴキブリ用のシューだから蜂に対して即効性は無いんじゃないかと思っていましたが、結構ありました。
命を失って下に落ちていった蜂と、ダメージを受けながらも飛んで逃げていった蜂とが半々くらいでした。
サッシにはスプレーのシューで水分にまみれた巣だけが残りました。
あー怖かった、という感情と、アース製薬さんへの感謝の気持ちがいっぱいになりました。
あとは巣を剥がし取って捨てればいいなと思って、ゴミで捨てる用だった段ボールの切れ端を部屋の隅から取ってきました。
同じように窓を少し開けて、巣をつついてみましたが、結構頑丈なんですね。
力を入れて何度かつつきました。
そうしたら歪な楕円形の蜂の巣は根本から剥がれずに半分に折れて、その中から蜂の子が3匹出てきました。
またウへーとなりました。
はちのこは白いイモムシみたいなやつです。
凶暴性はゼロですが、なんかその白くてブヨブヨした形状がグロテスクでした。
スプレーのシューの液体でできたサッシの上の水たまりに落ちて、生きているのかどうなのかわかりません。
下の階の人がたまたま窓の外を見ていませんようにと願いながら、段ボールの切れ端ではちのこを払い落としました。
蜂の巣もなんとか根元から剥がし取って、それもそのまま下に落としました。
もうそうするしかなかったです。
心が疲弊しきっていました。
なんとか一件落着しました。
その後、髪を切りに行きました。
電車で30分かけて美容室に行きました。
前に住んでいた町の美容室です。
昨日予約してありました。
店員さんも、店の雰囲気もちょうど良くて気に入っています。
特にしたい髪型も決めずに行ってみて、その場でツーブロックにするかと決めて、髪色もなんとなく明るい感じにお願いしました。
サイドと後ろにバリカンを入れて、上の方は長さはあんまり変えないで整える程度に切ってもらいました。
染料を髪に塗られてラップを巻かれて放置されました。
冷たくて気持ちいいですよね染料。
何回か、ピリピリしないですか、痛くないですか、と聞かれたけど、全部、大丈夫です、と応えました。
耳にもビニールのカバーを掛けられているから、声がほんの少し遠く聞こえましたが、ちゃんと聞き取れました。
待ってる時間に飲み物をいただけるようで、カフェオレを選びました。
缶のカフェオレを飲みながら、色んな流行のアイテムを紹介する雑誌を読んで待ちました。
シャワーで流して頭洗ってもらって、いい気持ちで、マッサージもしてもらっていい気持ちになりました。
鏡で仕上がりを見て、サッパリして頭も明るくなって、まあまあ良いんではないでしょうかという感じで、レジでクレジット払いで支払って出ました。
出てすぐ駅に向かって帰ろうとしたら、駅の反対側の方がやけに賑やかで、行ってみると、駅前の広場でイベントをやっていました。
ビールのイベントです。
いろんなビールを集めて屋台で売って、飲み比べできますよっていうイベントでした。
かなり賑わっていて、一つくらいビール飲んで帰ろうかと思いましたが、暑いのと、一人だと寂しいのとで、ポスターの写真だけ撮って帰ることにしました。
日曜日までやってるイベントなので、誰か誘って行きたいなと思って、少し前に久々に集まって飲んだ演劇のメンバーのグループLINEで誘ってみました。
ポスターの写真と会場の雰囲気の動画を送りました。
何人かに断られて、一人は行けそうで、何人かまだ返事がないので、まだ行くかわかんない感じです。
二人ぐらい行けそうなら行きたいなぁと思っています。
それから、前に撮影した作品の監督さんから連絡があってアフレコの日時と内容を知らされました。
あ、わりと頑張んなきゃいけない感じだ、と思いました。
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