
仙台旅行初日
5時前に起きなくてはならないなぁ、と思っていたら、なぜか3時過ぎに起きてしまいました。
寝たのは0時ぐらいです。
一回起きたらなぜかそのあと寝られず、本来起きるはずの時間までただ微睡んでいました。
母と仙台旅行へ行きます。
朝7時にバスタ新宿から高速バスに乗るので、西武新宿駅に6時過ぎに待ち合わせました。
寝不足の状態で最寄駅から早朝の急行電車に乗りましたが、わりと混んでいて座れず、西武新宿の改札で母と待ち合わせた時には体力的にもう疲れていました。
西武新宿からバスタ新宿まで、わりと歩きます。
母の歩行速度に合わせると20分ぐらいかかりました。
天気は良く、でも冷え込んでいて耳が少し痛いくらいの気温です。
6時半ごろバスタ新宿に着きました。
待ち合いスペースは結構混んでいました。
早朝から高速バスに乗る人が結構いるんですね。
パンとコーヒーを買いました。
6時50分にバスに乗り込みました。
3列シートの、前方の左と真ん中の座席でした。
母は左の窓側、僕は真ん中です。
カーテンで仕切られていて、隣との間には通路があって接触しないシートです。
7時に出発して、仙台駅に到着するのは12時45分予定です。
一時間ごとぐらいに3回サービスエリアで15分間休憩するというアナウンスが最初にありました。
高速道路なのでシートベルトしてくださいね、とも。
車内では、図書館で借りた旅行ガイドブックを持って来ていたので、それを読んだりしました。
スマホで仙台の観光スポットを検索したり、Podcastを聴いたり、音楽を聴いたり、パンを食べたり、寝たりしました。
サービスエリアは3つとも母と一緒にバスから降りてトイレに行きました。
羽生、那須高原、国見、のサービスエリアだったような気がします。
あっという間、とは全然言えないけど、まあそこそこ退屈や窮屈を感じる程度で仙台駅に到着しました。
12時半ごろでした。
駅から泊まるホテルへのシャトルバスが出ていて予約してあるのですが、16時発なので、それまで仙台駅周辺を散策します。
仙台駅の西側は、るーぷる仙台という周遊バスが走っていて、主な観光スポットを巡ってくれます。
その中に仙台城跡、というものがあったので、そこに行くことにしました。
有名な伊達政宗の銅像が立っているところです。
仙台駅構内を少し歩きました。
とても栄えていて近代的な大都市って感じです。
東京みたいでした。
るーぷる仙台のバス停へ着くともうバスは来ていて、母と二人で乗り込みました。
乗る時にSuicaをピッてして、降りる時にもピッてやるみたいです。
一律で260円なので、2回ピッてやる必要あるのかな、と思いましたが、なんかあるのでしょう。
バスは混んでいて座席1つだけ空いていて、そこに母を座らせて僕は棒に捕まる姿勢でした。
るーぷる仙台のバスは外装も内装もレトロな感じで素敵でした。
30分ぐらいして仙台城跡に着きました。
道がやや混んでいたこともあって、こんなに時間かかるのか、と思いました。
瑞鳳殿、というところも行きたかったけど今日は無理だなと諦めました。
あとこの周遊バスは一方向にしか回らないみたいで、ここまで30分で来たけど、仙台駅まで戻るには4、50分かかりそうでした。
うーん、と思いながらもまあ、まずは仙台城跡を巡りました。
小規模なフードコートや神社や紅葉の綺麗な並木道がありました。
高台からは仙台の街を見晴らせて、とても良い景色でした。
天気が良くて空気が澄んでいて、街を遠くまで見晴らせました。
そして伊達政宗の銅像が想像より高くて大きくて、カッコよかったです。
母と記念写真を撮りました。
観光客みんながカメラを向けていました。
お腹が空いてきて、入り口付近のフードコートに入りました。
外国人のお客が多い中、食券で牛タン丼を頼んで食べました。
母はミニはらこ飯を頼みました。
鮭といくらの丼です。
牛タン丼美味しかったです。
2100円でした。
食べ終えてから仙台城跡を見ました。
城はもうないけど石垣が残っていて、それだけでも重厚感があって立派でした。
見上げる格好で眺めて、よく映える青空を背景に写真を撮りました。
それからバス停に戻り、仙台駅へ向かいました。
バスはやはり混んでいて、このまま4、50分はキツイなぁと思いました。
でも仙台城跡の次の駅が青葉山駅という地下鉄で、そこから電車に乗れば仙台駅まで10分とのことでした。
そうバスのアナウンスで運転手さんが伝えてくれました。
母にここで降りようかと相談して、そうしました。
立ちっぱなしでバスに乗りっぱなしよりは電車に乗ってしまった方が早いし楽です。
運転手さんナイスアナウンスです。
母と地下鉄に乗りました。
エスカレーターでかなり深い階層まで下って、電車に乗り込み、座席に座れました。
15時に仙台駅に着きました。
ホテルへのシャトルバスが出る時間まで一時間あります。
時間が余ったら行こうと思っていた、展望台へ行くことにしました。
仙台駅から歩いて5分ぐらいの、AERという商業ビルの最上階が展望スペースになっているとのことでした。
31階が最上階で、そこまで直通のエレベーターを見つけるのに少し手間取ったりしましたが、なんとかいけました。
31階から見下ろす仙台の街並みは、なかなか開放的で爽快でした。
周辺ではこのビルが一番高くて、全ての建物を見下ろす形でした。
遠くに海も見えるし、新幹線の線路や、長いアーケードの商店街も見えました。
気持ちのいい景色でした。
写真をパシャパシャ撮りました。
16時前になり、仙台駅東口のバス停へ向かいました。
我々が宿泊する秋保温泉の旅館やホテルというのはたくさんあって、そのそれぞれと仙台駅とを結ぶシャトルバスがたくさん出ているようでした。
自分たちの泊まるホテルの名前のバスを見つけ出して、母と乗り込みました。
車内は満席でした。
ご高齢の方や家族連れのお客さんが多かった気がします。
席は自由で、空いているところに母と横並びで適当に座ったのですが、これが選択ミスでした。
一つ後ろの老夫婦の旦那の方と、一つ前の座席のお子さんが、ずっと咳をしているのです。
ウワっ、と僕は思ってしまいました。
もう凄く嫌ですこういうのが僕は。
前の子供はまだいいけど、後ろのジジイがマスクもしないで咳で病原菌を飛ばし散らかしています。
一つ前の席の僕の後頭部に絶対に降りかかっています。
最悪です。
気色が悪いです。
というかこのままでは体調を崩します。
というか気色が悪いです。
ジジイは隣のババアと喋って、その度痰が絡んだような咳をして、いや無理に喋るから咳するんじゃねぇか、なら黙ってろカス、と思ってしまいました。
走行中少し黙って咳も止まったと思ったらババアがジジイに話しかけて、ジジイがそれに返事をして咳をして、おいふざけんなババアと思いました。
不運は重なるもので、前後の席の咳を不快に思った僕は慌ててマスクをしようと思ったのですが、なぜかポケットにも鞄にも入ってなかったんですマスクが。
今日一日中持っていて、電車やバスなど密室に人が集まるときなどは装着していて、そうでない時は外していて、つまり付けたり外したりを繰り返していたのに、こんな時に限って、まさしくこんな時に限って、このタイミングで失くしてしまったのです。
絶望感が全身を駆け巡って、それを母に伝えると、あーあるよ、と軽く言って白いマスクをくれました。
良かった。
これは素直に母に感謝しました。
知らねぇジジイの口から吐き出されたウイルスや病原菌を直で吸うなんて耐えられません。
知ってるジジイでも嫌です。
ジジイの咳はシャトルバスの走行中35分間ぐらいずっと止まりませんでしたが、なんとか母からもらったマスクを強めに装着して耐え忍びました。
お前がしろマスクを。
ホテルに到着して、受付でチェックインしました。
ロビーが広くて豪華でそこそこ高級感がある感じです。
受付でスタッフさんが告げるホテルの紹介や注意事項が多すぎて辟易しつつ、鍵をもらってエレベーターに乗り5階の部屋へ向かいました。
エレベーターでジジイの集団が乗り込んできたりしましたがなんとか部屋へ辿り着きました。
平日だし、紅葉シーズンだったりもして、高齢者の旅行客が多いんですかねどこも。
部屋は、和室だけどベッドという部屋でした。
10畳ほどあって2人で泊まるにはちょうどいいです。
18時からお食事処でビュッフェを楽しもうということになり、いま17時なので、先に温泉に入ることにしました。
部屋の押入れの中にあった浴衣とタオル類を持って、母とエレベーターで地下一階の大浴場へ向かいました。
お風呂から上がったらそれぞれ部屋に戻っていようということで、男湯女湯に別れました。
露天風呂やサウナもあって、良いお風呂でした。
露天風呂はもう外が暗くなっていて景色とかは見えませんでしたが、近くの木々がライトアップされていてまあまあ綺麗でした。
明るかったらたぶん川を見下ろせたのかなと思います、たぶん。
上がって部屋へ戻ると、既に母が戻っていました。
18時になったのでご飯を食べに行きました。
エレベーターに乗って1階へ。
フロントの横の通路を通って別館まで行き、奥の広い食事スペースへ。
ビュッフェスタイルの食事スペースはかなり広くて賑わっていました。
浴衣姿の宿泊客がお盆を持って意気揚々と食事を選び取っています。
母とまず先にテーブルを確保して、そのあとビュッフェを楽しみました。
ビールも頼んで母と乾杯しました。
メニューも和洋中と色々あって、選ぶのも食べるのも楽しかったです。
なぜか母と政治の話になったり、明日どこへいくかというようなことも話しました。
松島の遊覧船に乗りたいなと思っています。
お腹いっぱいになり、程よく酔ったりもして、お盆を返却して、部屋へ戻りました。
そして明日も朝早いので、わりと早く寝ることになりました。
今ベッドでスマホで日記を書いています。
母は隣のベッドで既に寝ています。
アラーム掛けとかなきゃ。