迷いこそ救いの手なんじゃないの?
おばんです。
どうも3chon.です。
みなさんお元気でしょうか?今年も半年が終わりました。ということは、11月で満29歳を迎える僕は「ババア」と呼ばれる予備軍なのです。恐怖です。まだまだ気分は20歳前半だったのに!やばい!!
さて、今回は「迷い」をテーマに考察して書いた考察記事でございます。賛否両論はもちろんありますので、この記事を読んで色々教えていただければと思います。よろしくお願いします。
ある日、僕はふと思うたのです。
僕って「ヌード写真撮ってます」と胸張って言ってるけど、実際ヌード写真って撮ってないんじゃないの?って。
なぜなら、他の作家の発言や、または作品を見ると、痛いように伝わるからなのです。とたんに全ての物が眩しく見えてしまったのです。
「え!?みんな撮りたいもの撮れてんの!?」
すぐさま、友人に相談をしたのです。「僕、ヌード写真を撮ってますって言ってるのに、中途半端なエロい写真ばっかり撮ってる。エロ写真は好きだけど、表現したいのは違うんだ。」
すると彼は答えました。
「サッチョンはよく歩く道を見失うよね。Google Mapみたいだよねwもしかしてさ、今まで撮ったやつってさ、そんな考えてないで撮ってるでしょ。」
「考えてるよ!!!!」
「じゃあ悩むはずないと思うんだけどな〜お前は本当に勿体無いよね。写真はおもろいのに、考えること下手くそだよね」
僕は焦りました。はい、図星でございます。叩かないで・・!!しょげてる僕を見て彼はため息をつき、言ってくれたのです。
「俺はサッチョンの写真はおもろいと思うで。だって、俺らには撮れんもの。」
「それは女だったら撮れるってこと?」
「それもあるけど、普通の女はチキってお前みたいなの撮れないよ。どうせメイド服とか着せて、ラブホで撮ってるとか。エモ可愛いとか。お前って、性別を超えてもいいと思う情景写真を撮れてるし、そこらへんのオチンポカメラマンよりはだいぶぶっ飛んでると思う。ただな、お前に足らんのは、目的とかそんな大事なところをすっ飛んでんねん。確率しているイメージを言語化してなかったり、整理してないねん。」
「うう・・」
「サッチョン、「迷いこそ人生」や。お前はどんだけアマチュアとか素人とかでも作家は作家やねん。まずは、自分の一番やりたいものを言葉で出してみ。それから見せたい写真をセレクトして印刷して誰かに見てもらったらええねん。なんでもええねん。コピー用紙でもええねん。」
「でも、また迷ったら?」
「単語は迷わんやろ。その写真はなんで撮ることになったんかとかはなんとなくのイメージはあるんやろ?それでええねん。あとな、2つも3つもやりたい気持ちがあるやろうけど、まずは先に進むには1つずつや。まずは1つ言葉にしてみ。」
「うん・・」
「あとな、お前は人の話を聞きすぎるし、人の目を気にしすぎやねん。もっと自分で考えろ。自己分析が近道になる。もっとやるんなら本気で自分でぶつかってみろ。カッコつけた写真は撮らんでいいし、素直ぶつけてみろ。大丈夫、だってお前、おもろいしそんなんでへこたれるような女ちゃうやろ。それは自信持ってええと思うで。なんなら太鼓判でも実印でも押したるわ。」
「ありがとう」
「うい、ほなな〜セックスしてくるわ〜」
僕は思いました。
そういえば、そうだったなと。1ヶ月で付き合った彼氏に嫌味書かれた事にウダウダ言ったり、5chに書かれるんじゃないかな?とか、この人に嫌われないようにするために〜とか、もっといいねほしいし〜とかウダウダ言っているなと思うのです。
違う人に言われたことがあります。
「サッチョンさんは、フォトグラファーになりたいんですか?アーティストになりたいんですか?なんかわからんです。」
おっしゃる通りです。何になりたいのか全然わからない僕ちんは、辺鄙な地に連れてこられた赤ちゃん。孤独で寂しくなるものだし、どこへ行っていいかわからんし。わんわん泣いて依存したくなるときは、見知らぬ男に身体を求めてしまう始末。
しかしながら、ダサいことはしたくないと、今時の服を着たり、彼氏見つけたり、今時のケータイに好きぴとの待ち受けとかしながらするわけでございます。すると今時だけをまた気にしちゃって、かっこいい言葉とかつけちゃうわけです。それでわからんくなったら自分で考えずに、全く知らん人に「どう思う〜?」と思うわけでございます。
書いている今も、何になりたいんだろ〜わけわかめ〜と鼻ほじりながら、考えて書いているわけでございます。
さて、ここまで迷いながら書いていましたが、友人が言ってくれた言葉はとっても胸に響きました。まずは自分で考えて。何がしたいのか、どんな言葉を突き進んでいくのか、頑張って今日も走り泣く作家まんこでいたいと思いました。
この場を借りて、友人に幸あれ〜