蒼穹のファフナー THE BEYONDを観てきた
どうも、らてです。
Twitterでもぎゃあぎゃあと不満を口にしながらも何だかんだ言いつつ 11月5日公開 蒼穹のファフナー THE BEYONDを観てきました。 なんと今回は最終章。BEYOND1話から見てきてますがコロナの影響で公開が延期になるわ世の中が面倒臭い事になっていたので完結まで数年かかりましたね。自分もこれは想像できませんでした。ファンの人であればコロナへの恨みがさらに増幅されますよね。私も不満ばかり垂れるクソ面倒臭いファンなのでとっとと公開しろやと思いながら日々を過ごしてたわけです。
一応前置きはしておきますが、キャラの好き嫌いやストーリーへの不満点、並びにネタバレはガッツリしながら感想を述べますのでご了承ください。ネタバレなしのレビューが見たければTwitterで検索かけた方が早いです。
12話全体としての感想は無駄な話が多すぎて、もう少しコンパクトに収めてほしかったのが個人的な所感です。これまでのファフナーとは打って違い前作二期最終話で総士が死んでしまって、二代目皆城総士が誕生してから大体5年経ったのが今作のBEYONDです。恐らく二期中盤~二代目総士誘拐前(?)にマリスは美羽が死ぬ未来を見てしまい、ビヨ本編の3年前に美羽の代わりにアマテラスと接触させるべく総士を誘拐した流れになるのかな。
今作は残念な事にキャラが死にません。私はキャラがぼこぼこ死んだり好きなキャラクターが病気で苦しんだり悲惨な死に方で亡くなるのが大好きなのですが、2代目総士は1代目総士や一騎と違って「誰も死なせるもんか」(意訳)で大体の問題を解決してしまいます。正直、これが受け入れられなくて自分は途中で飽きてしまいました。今作のファフナーに至っては性癖拗らせない方が楽しめるよ。
とはいってもBEYONDで退場したキャラは千鶴さんと来主、ショコラくらい。来主が死んだ辺りでハンカチ使うお客さんがいましたが、来主があまりにあっさり退場して拍子抜けしたのとケイオスの顔芸が面白すぎてファフナー屈指の顔芸キャラに自分の中で勝手にノミネートしていた。千鶴とショコラの描写は丁寧に描かれていたにも関わらず、来主に至っては描写が雑すぎて不満ではあるが、あの戦闘中に亡くなったから仕方ないとも言えるし3代目が生まれかけてるので良くも悪くも制作サイドであれこれ出来る都合の良いキャラなのかもしれない。
美羽がアルタイルを分け与えて以後、一騎は「空が綺麗になった」と言っていたので2代目総士が生まれてからの戦闘で得た代償は無くなったんでしょうかね。代償が消えたとはいえエレメントである事には代わりないので、痛みを与える存在であるフェストゥムがまた生まれてこない限り、他パイロットの痛みを中和させるためにスリープモードに入ったり無理な自己犠牲はしなくても済む…はず。ここら辺はミール次第ですね。
ファフナーに乗る代償は確か二期中盤でエレメントになった際無くなった筈(滅茶苦茶うろ覚え)なので甲洋と一緒に世界を見て回るとの事。髪を切ってくれた相手(一代目)とも綺麗にお別れ出来たので、一人で髪を切ってほしい。
真矢は元に戻った一騎や甲洋の故郷である竜宮島を守るといって最後見送りました。真矢ちゃんは美羽と総士と一緒に暮らすので、ほぼ今まで通り。総士、真矢ちゃん好きすぎて一代目以上に態度に出しすぎてるので絶対一回はオカズにしてそう。してない方がおかしい。
一期+劇場版で綺麗に終わったかと思ったら、二期からの無駄な掘り起こしでつまらなくなっちゃったので続編作るのはもうやめてほしいですね。作っても良いけどファフナーとは全く関係ない新作のアニメを作ってほしいです。
余談になりますが、最終章を見る前にRIGHT OF LEFTを見るのをおすすめします。構図や視点が似ている(特に海中)ので見ておけば面白くなるの間違いないと思ってます。