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最初に買う配信用(XLR接続、オーディオインターフェイス向け)おすすめマイク一覧2024

配信者がUSBマイクからの最初のステップアップで購入しがちな、2万円以下でショックマウントとポップガードまで揃えられる、大手のメーカーのマイクをピックアップしてみました。

各商品についてそれぞれ商品リンク、個人的な商品に対するイメージ、参考動画を添えています。


コンデンサーマイク

まずはコンデンサーマイクです。コンデンサーマイクは音質がよく音量を稼ぎやすいメリットがある代わりに、多くの商品でショックマウントとポップガードを別途用意する必要があります。

audio-technica AT2020

AT2020は配信用マイクとして最もポピュラーなマイクのひとつで、音の傾向もフラットで無難な使いやすいマイクです。

歌ってみたなどを録音する用途では、さすがに価格なりに感じる部分もあると思いますが、単純な配信用としてはこれを買っておけば間違いないモデルです。

audio-technica AT2035

AT2035はAT2020のワンランク上のマイクですが、こちらはショックマウントが付属するので実質の価格差はかなり小さいです。また、ローカット機能が追加されています(配信では通常、ローカットはオンにして使いましょう) 音の傾向はAT2020とほぼ同じですが、やや明るい音になっていると思います。

LEWITT LCT 240 PRO

LEWITTのLCT 240 PROです。こちらはVocalセットというセットで購入すると、純正のスッキリしたショックマウントとポップガードが付属するのでおすすめです。

音の傾向は硬質でハッキリした音だと思います。今回紹介する中で個人的にイチオシのひとつです。

BOYA BY-M1000

BOYAは中国の新興マイクメーカーです。ある程度の実績はあるメーカーですが、今回紹介している他のマイクメーカーと比べると正直、信用度の劣るメーカーです。

ですが、その分、同価格帯の競合モデルに比べ付属品が多かったり、指向性が切り替えられたりコスパがよいモデルになります(配信では指向性スイッチは単一指向性、パッドスイッチは0db、ローカットスイッチはオンで使用しましょう)

ブランドへのこだわりがそこまでないのであれば、選択肢に入ってくるマイクです。

ダイナミックマイク

次にダイナミックマイクです。今回紹介するダイナミックマイクはすべてショックマウントとポップガードを内蔵しているので、どれもコンデンサマイクに比べマイクの取り回しがだいぶ楽に出来ます。

ただし、ダイナミックマイクはコンデンサーマイクに比べて音量が小さくなるので、音量についてはPC側でブーストしてあげたり、マイクプリアンプを使用したりする必要が出てきます(個人的には配信用にマイクプリアンプはいらない派です)

audio-technica AT2040

AT2040はコンパクトで取り回しがよく、配信を意識して作られた後発のマイクです。また、指向性が他のマイクより鋭い超単一指向性になっています。

音の傾向としてはブライトで少しざらつき感のある音だなと思いました。正直、音の質としては紹介している他の機種に比べやや劣るように感じますが、取り回しや国内メーカーの安心感など、配信用にとしてとても実用的なマイクだと思います。

RODE PodMic

RODEはオーストラリアのマイクメーカーです。PodMicは配信を意識したモデルとしては古い機種で、特に英語圏での定番配信用マイクとして一定の地位を築いています。

音の傾向としてはフラットでダイナミックマイクにしては線の細い音質だなと思いました。かといって、ダイナミック特有のザラつき感もありますので、使う人の声質を少し選ぶ印象があります。

SHURE SM58

SHURE SM58は世界で最もポピュラーなマイクで、特にロックのボーカル用マイクとして確固たる地位を築いています。

配信用として使う場合、ナローでローファイな音質と声や目的が合うかが問題になるのですが、ハマった場合は他にない魅力があるマイクだと思います。

sE Electronics DynaCaster DCM3

sE Electronicsは新興の中華系アメリカ企業で、DCM3は私がメインマイクとして使用しているマイクでもあります。

音の傾向はウォームで、低音と高音がそれぞれある程度強調されています。ちょうど記事執筆時点で13200円とセールをしているので、それも含めておすすめのマイクです(余談ですが、著者はこのマイクを15800円で購入したので少し凹んでいます)

また、プリアンプを内蔵したDCM6というバージョンもあるので、音量に不安がある方はこちらも選択肢に入ってくると思います。

まとめ

正直、配信用マイクはそこまで高音質を求められるものでもないのですが、実際にいいマイクや気に入ったマイクを使用するとアガるので、じっくり検討して購入してみるといいと思います。

また、実際の使用においてはマイクの良し悪しより、マイキングや設定などのほうが重要になってきますので、下記の記事なども参考にしてみてください。


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